朝ドラ

ゲゲゲの女房|第17~20週|あらすじ

 茂(向井理)には「雄玄社マンガ賞」を受賞して以来、注文が相次いでいた。あまりの多忙さにアシスタントを雇いたかったが、応募してくるのは使いものにならない人ばかりだった。

ある日、「墓場の鬼太郎」を映画かテレビ番組にしたいという船山(風間トオル)が村井家にやって来る…

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第17週(第97~102回):プロダクション旗揚げ

 茂(向井理)が希望したテレビ化のため、船山(風間トオル)は全力で動いていた。茂がその画力に目をつけた倉田(窪田正孝)、偶然出会った元漫画家の小峰(斎藤工)、一度断ったが諦めない菅井(柄本佑)がアシスタントとなった。布美枝(松下奈緒)は2人目を妊娠。昭和41(1966)年6月「水木プロダクション」が発足した。
 アシスタントや出版社の原稿待ちなど、急に人が増えた村井家、「仕事に集中できない」と、業を煮やした茂(向井理)は、家を改築することに。
源兵衛(大杉漣)の考えで、妹の安来からいずみ(朝倉えりか)が手伝いにやって来る。

第18週(第103~108回):悪魔くん復活

 茂(向井理)は豊川(眞島秀和)から「悪魔くん」の新たな書き下ろしを打診される。貧乏時代の怒りに満ちた「悪魔くん」が読者に向かないと渋るが、布美枝(松下奈緒)からの勧めもあり、「悪魔くん」に取り組むことを決心する。
「悪魔くん」のテレビ放映がついに決定した、テレビ化のニュースは、調布の町では大騒ぎとなった。「悪魔くん」の放送日初日、茂(向井理)の両親が突然やってきて、てんやわんやとなる。
 テレビ放送は子どもたちの心をつかみ人気番組となり、「週刊少年ランド」も年末の特大号で発行部数100万部を達成した。布美枝(松下奈緒)はクリスマスイブの日、帝王切開で2人目となる女の子を無事に出産した。

第19週(第109~114回):鬼太郎ブームがはじまった

 倉田(窪田正孝)は忙しいアシスタント業務をこなしながら、新人コンクールに出すための作品を描いていた。深沢(村上弘明)の元には大手出版社からの合併話がもちかけられていた。深沢(村上弘明)は、大手と合併する事により資金が潤沢となり、「ゼダ」の方針を踏襲し、苦労している漫画家たちのためより働けると考えていたが、相手は「ゼタ」の名前と人気漫画家が欲しいだけだったことがわかり、合併話を断ってしまう。この事が引き金となり、郁子(桜田聖子)は嵐星社から去って行った。いずみ(朝倉えりか)は、安来に帰ることを決心し、倉田(窪田正孝)とも別れのときを迎える。

【昭和43年1月】「ゲゲゲの鬼太郎」のテレビ放送がスタート、茂(向井理)が作詞した主題歌とともに番組は大人気となる。茂(向井理)には取材の申し込みも殺到するようになり、弟・光男(永岡佑)を九州から呼び寄せ、マネージャーを務めてもらっていた。倉田(窪田正孝)は漫画大賞を受賞、小峰(斎藤工)は旅の続きをすると言い、水木プロから旅立って行った。修平(風間杜夫)と絹代(竹下景子)が東京の村井家に同居することとなった。

第20週(第115~120回):妖怪いそがし

【昭和47年4月】両親との同居をきっかけに、茂(向井理)は家を改築。長女・藍子(菊池和澄)は小学4年生になり、父親が漫画家であるために、学校でクラスメートたちの好奇の目にさらされてしまう。

 村井家に久しぶりに豊川(眞島秀和)が訪れ「人事異動で漫画の現場を離れることになった」と知らせる。長女藍子(菊池和澄)は、水木しげるの子供だという事で、からかわれたり好機の目にされされ悩んでいたが、茂(向井理)は仕事が忙しく、布美枝(松下奈緒)も同様に忙しく娘の話を聞いてあげられない状況であった。ある日藍子の担任の畑野(堀内敬子)が家庭訪問にやって来て、藍子(菊池和澄)の学校での心配な様子を初めて聞く。
 布美枝(松下奈緒)は、藍子(菊池和澄)が有名漫画家の娘であることに悩んでいた事にようやく気づく。布美枝は毎日の忙しさの中で、「自分は子どもに十分な時間を割けていなかった」という事に、後悔の念にかられ、茂(向井理)に日光への家族旅行を提案する。

つづき(第21~24週)はこちらから