音(有村架純)は、朝陽(西島隆弘)からプロポーズを受ける。しかし、差し出された指輪を前にしても、それを受け取ることができず戸惑いを隠せない。そんな音の様子を見た朝陽は、無理に答えを求めることはせず、「返事はいますぐでなくてもいい」と告げる。
帰ろうとする朝陽を引き止めるように、音は練(高良健吾)と再会したことを打ち明ける。音はかつて自分を助けてくれた練のことが気にかかっており、今度は自分が力になりたい、もう一度会いに行きたいと正直な気持ちを伝える。
その想いを受け止めた朝陽は、それを否定することはしなかった。
第7話・あらすじ/ネタバレ
やっと再会できたが、あまりの変わりようだった曽田練(高良健吾)、杉原音(有村架純)は佐引穣次(高橋一生)からあの後何があったのかを聞く。
東日本大震災後、認知症により人が変わってしまった曽田健二(田中泯)に亡くなるまで曽田練(高良健吾)は毎日罵られていた、佐引穣次(高橋一生)は続けて音に語る「病気だから仕方ないのに、練は馬鹿だから、受け止めちゃうんだよ、じいちゃん申し訳ないって言って、罵倒されて、蹴られて、謝ってた、じいさんはそれから一度も練を思い出すことは無かった、80年間大根育ててた人の最後が、怒りと、憎しみと、孤独だけだった、それが大好きなじいちゃんの最後だった、夢も、思い出も、帰る場所も、あいつを支えていた全部が消えてなくなった」
練のオフィスへを訪ねた音は、静恵(八千草薫)が会いたがっていることを伝える。愛犬のサスケのこと、佐引のこと、そして会津に残してきた祖父・健二のことーー「おじいちゃんは曽田さんの事大好きだったと思います、恨んだりしてなかったと思います、ちゃんと大好きで、心配で、ありがとうって思ってたと思います」
練は苛立ちを隠せない「会った事もないのに、何にも知らないのに、じいちゃんのパジャマです、じいちゃんは駅の便所で死にました、臭い床の駅の便所に倒れて一人で死にました…一人で冷たくなっていました、何もご存じないなら、勝手な事言うな」そう言ってボロボロの祖父のパジャマをごみ箱に捨て、音を残して会社を出ていく。
市村小夏(森川葵)はデザイナー学校の入学費用を曽田練(高良健吾)にねだる、
5年前、祖父の家に訪ねて来た市村小夏(森川葵)を追い返した後、東日本大震災に遭遇し小夏(何日も彷徨い精神を病んでしまった、その事で曽田練(高良健吾)は責任を感じ市村小夏(森川葵)の面倒を見ているのだった。

練の祖父の遺品のパジャマを丁寧にきれいにする音、パジャマのポケットに入っていた大量のレシートを発見する、後日そのパジャマを練のもとに届けに行く、そしてパジャマのポケットに入っていたレシートの内容を読み上げていく、祖父は毎日パンや甘い物、畑の種や道具を買っていた、「わかんないですけけど、おじいちゃん怒ったり、憎んだり、そういうのばっかりじゃなかったんじゃないかなって、毎日ちゃんと生活してたんじゃないかなって、昨日は蒸しパンだったから今日は栗の蒸しパンにしよう、…畑の事も忘れてなかったんだと思います」祖父の事を思い出し涙を流す練であった。
杉原音(有村架純)と再会し、曽田練(高良健吾)は少しずつ昔の自分を取り戻していく。騙そうとしていた若者に、2万円を渡して無理矢理帰らせた曽田練(高良健吾)は、中條晴太(坂口健太郎)に「晴太、俺、この仕事を辞めるよ」と告げる。
以前のように戻った曽田練(高良健吾)、5年ぶりに仙道静恵(八千草薫)の家を訪ねる、仙道静恵(八千草薫)は「(震災があって)無事で良かった、よく頑張ったわね、生きてる自分を責めちゃダメよ、音ちゃんを見てると音ちゃんのお母さんがどんな人だったかわかる、練を見てると、練のおじいちゃんがどんな人だったかわかる、私達、死んだ人とも、これから生まれてくる人とも一緒に生きていくのね、精一杯生きなさい」そう曽田練(高良健吾)に語りけるのだった。
仙道静恵(八千草薫)の家の庭の手入れをする二人、曽田練(高良健吾)は優しい眼差しで杉原音(有村架純)を見つめていた。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


