あらすじいつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう国内ドラマ

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう|第7話|明かされる真実 彼に何が起きたのか|あらすじ・ネタバレ

音(有村架純)は、朝陽(西島隆弘)からプロポーズを受ける。
しかし、差し出された指輪を前にしても、それを受け取ることができず戸惑いを隠せない。
そんな音の様子を見た朝陽は、無理に答えを求めることはせず「返事はいますぐでなくてもいい」と告げる。

帰ろうとする朝陽を引き止めるように、音は練(高良健吾)と再会したことを打ち明ける。
音はかつて自分を助けてくれた練のことが気にかかっており、今度は自分が力になりたい、もう一度会いに行きたいと正直な気持ちを伝える。
「ダメだって言ったら?」(朝陽)
「…それは…もう会わない」(音)
「言うわけないよ行っといで、昔からの知り合いなんだし、力になってあげなきゃ」

第7話・あらすじ/ネタバレ

静恵(八千草薫)は練を心配しつつ
「練に伝えてくれる?いつでもウチへ帰っておいでって」と家の合鍵を音に託す

やっと再会できたが、あまりに変わり果てた曽田練(高良健吾)、音は佐引穣次(高橋一生)からあの後何があったのかを聞く。
東日本大震災後、認知症により人が変わってしまった曽田健二(田中泯)に亡くなるまで練は毎日罵られていた
「病気だから仕方ないのに、練は馬鹿だから受け止めちゃうんだよ、じいちゃん申し訳ないって言って、罵倒されて、蹴られて、謝ってた、じいさんはそれから一度も練を思い出すことは無かった。80年間大根育ててた人の最後が、怒りと、憎しみと、孤独だけだった、それが大好きなじいちゃんの最後だった、夢も、思い出も、帰る場所も、あいつを支えていた全部が消えてなくなった」(佐引)

届かない言葉と、ゴミ箱に捨てられた記憶

練の仕事場を訪ねてきた音
「何か用ですか?」迷惑そうな練
「はい、今日は用があって来ました、静恵さんの家の庭の花が萎れてしまいました、一度見に来てもらえませんか?静恵さん会いたがってます」と静恵の家の合鍵をテーブルに差し出す。
「静恵さんに伝えてください、心配かけてすみません、俺の事は忘れてください」
そう言うと合鍵を音に戻し
「帰ってください」と冷たくあしらう練
音はめげずに愛犬のサスケのこと、佐引のことを練に話しかける

引越し屋より今の仕事の方が金になるという練、テーブルに置かれた誰かが忘れて行った漫画、そこに親子の写真が挟んであった、それを見つけた音はその写真を練に見せる
「忘れていったのはこの子かな?お父さんとお母さんの写真持って、この人にもいろんな事情があったんでしょうね」
「だったら何なんですか!こいつに何があろうと自己責任だろ、俺が何の仕事してようとあんたに関係ないだろ」と机を叩き、音を無理矢理返そうとする練

「おじいちゃんは!おじいちゃんは曽田さんの事大好きだったと思います、恨んだりしてなかったと思います、ちゃんと大好きで、心配で、ありがとうって思ってたと思います」(音)

練は苛立ちを隠せない
「会った事もないのに、何にも知らないのに」と、祖父の遺品を段ボールから出し広げる
「じいちゃんのパジャマです、じいちゃんは駅の便所で死にました、臭い臭い床の駅の便所に倒れて一人で死にました、そこに俺はいなかった、何の言葉も何の遺言もないまま、憎んで、恨んで、一人で冷たくなりました、何もご存じないなら勝手な事言うな」

そう言ってボロボロの祖父のパジャマをごみ箱に捨て、音を残してその場から立ち去った。

非情になりきれない詐欺師

その夜、市村小夏(森川葵)はデザイナー学校の入学費用を練にねだる、小夏はもう何度も学校を変えている。
5年前、祖父の家に訪ねて来た市村小夏(森川葵)を練が追い返した後、小夏は東日本大震災に遭遇し、何日もひとり彷徨い精神を病んでしまった、その事で練は責任を感じ小夏の面倒を見ているのだった。

音は持ち帰った練の祖父の遺品のパジャマを丁寧に綺麗にしていく、そしてパジャマのポケットに入っていた大量のレシートを発見する。

練は音に会ってから今の仕事に迷いを感じ始めていた、騙している若者達は宮崎や山形の田舎から出て来た者達である。そして以前に騙した若者が恨みがましくビルの下からオフィスを眺め、窓に石を投げようとしている所に遭遇する
「お前…ちょっと待ってろ、そこで、動くな」
家族の写真を挟んだ漫画を忘れていった若者だった

漫画を持ってビルの外に戻ると、もうそこに若者の姿はなかったが、近くを走り回り見つけた練
「おい待て、忘れ物…、何で逃げるんだよ、忘れ物だって」

階段の途中で漫画を差し出した時、押されて転げ落ち、階段の途中で動かなくなる練
流石に心配になり、練の様子を伺う若者
練は漫画を差し出し
「…大事なやつ、いいよ、もう早く行けよ、人来ちゃうから…」
若者は小さくうなずくと、漫画を受け取り立ち去った。

ポケットの中の遺言:レシートが語るおじいちゃんの「最後の一日」

音は祖父のパジャマを練のもとに届けに行く。
練はお礼は言うが「もういいんで、もういいんで俺は、あなたは自分の事…」と、言いかけた時
「何がってわけじゃないんですけど、ちょっと読んでいいですか?」
パジャマのポケットに入っていたレシートの内容を読み上げていく音。

祖父は毎日パンや甘い物、畑の種や道具を買っていた
「わかんないですけど、本当のところは、わかんないですけど…おじいちゃん怒ったり、憎んだり、そういうのばっかりじゃなかったんじゃないかなって、毎日ちゃんと生活してたんじゃないかなって、昨日は蒸しパンだったから今日は栗の蒸しパンにしよう、…畑の事も忘れてなかったんだと思います…最後の1枚です、16時15分、みかわ商店、純米カップ酒2本、裂きイカ、お酒2本買われてどこかで飲んだんでしょうか」

「…じいちゃんは自分じゃ1本しか飲みません、じいちゃんが酒を2本買う時は決まってます、種を植えた時です、1本は自分で飲んで、もう1本は畑に飲ませます」
祖父の事を思い出し涙を流す練
「お酒…美味しかったでしょうね」(音)

5年の歳月を超えて再び動き出す「本当の自分」と静恵の言葉

後日、練が運転席で出発の合図を待っていると、乗り込んできた若者は電話で故郷の母親と話しをしていた。
「ああ母さん?俺、びっくりすんなよ、仕事決まった、やけんやっぱり帰るのやめるわ。え?ほらそうやってすぐ泣くけん電話するんやないやって…うるさいわ、ほんなもう切るぞ…じゃぁな」
それを黙って聞いていた練
「降りろ」(練)
そう言って強引に若者を車から降ろし2万円を手に持たせる
「家帰れ、早く帰れ!」

その若者の背中を見ながら、今の仕事を止める決意を話す練
「晴太…俺この仕事を辞めるよ」(練)
「わかった、俺も辞める」(晴太)

以前のように戻った練、5年ぶりに静恵(八千草薫)の家を音と訪ねる
「(震災があって)無事で良かった、よく頑張ったわね、生きてる自分を責めちゃダメよ。音ちゃんを見てると音ちゃんのお母さんがどんな人だったかわかる。練を見てると、練のおじいちゃんがどんな人だったかわかる。私達、死んだ人ともこれから生まれてくる人とも、一緒に生きていくのね、精一杯生きなさい」静恵はそう練に語りかけた。

静恵の家の庭の手入れをする二人、練は優しい眼差しで音を見つめていた。

つづき(第8話)はこちらから
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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう|各話あらすじ・ネタバレ結末【各話リンク・視聴率他】
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。