- 朝陽は、音が練を好きだと知りながら「2番目でもいい」とプロポーズをする
- 音は2年交際した朝陽を傷つけたくないと、自分の気持ちを飲み込み朝陽を選ぶ決意をする
- 練に答えを告げに行く途中、音は不慮の事故に遭い病院に運ばれる
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「杉原さん、好きです」と想いを打ち明けた曽田練(高良健吾)
その言葉に何か応えようと杉原音(有村架純)が何かを言おうとしたその瞬間、アパートの扉が開き、井吹朝陽(西島隆弘)が現れた。
張りつめた空気の中、練は朝陽に「近くで少し話がしたい」と持ちかけるが、朝陽は冷たく「お話する事はありません」と言い取り合おうとしない。
第9話・あらすじ/ネタバレ

その後、練が仙道静恵(八千草薫)の家へ戻ると、ほどなくして朝陽がやってくる。
朝陽は和解金――いわゆる手切れ金を支払う代わりに、杉原音(有村架純)のことを諦めてほしいと迫る。
しかしその話を陰から聞いていた市村小夏(森川葵)が強く言い返す。
「練の好きは買えないよ、練の好きはお金で買えるようなものじゃないの、何かと交換できるようなものじゃないの!帰って!早く帰って!帰らないと杉原さんに教えるよ」
朝陽はそれ以上何も言えずその場を後にした。
「バカじゃないの、練が杉原さんを好きな気持ち…舐めんな」涙を浮かべてつぶやく小夏(森川葵)
別の日、仕事を終えた練が家に戻ると、小夏(森川葵)が会津の母親と電話で話をしていた。電話を代わった練は、亡き祖父が残した種で育てた大根が収穫の時期を迎えたから手伝いに来ないかと誘われる。その時、日向木穂子(高畑充希)がやってくる。
晴太の過去と木穂子が練に贈った言葉

部屋では、小夏がかつて使っていたミシンを売ろうとしていた。中條晴太(坂口健太郎)が「売らなくてもそれでカッパつくれるんじゃない?」と言うと、小夏は「カッパなんて作ったって楽しくないし」とそっけなく返す。すると晴太は「何をするかじゃなくて誰とするかだと思うけどなぁ、楽しんでくれる人がいれば楽しくなると思う、僕は小夏ちゃんとだったら何をしてても楽しい」と言う。
「晴太ってさ、なんで普通に“好き”って言わないの?いつもそうじゃん、練の次でいいって言ったり、バイト紹介しておいて助けたり、何かいちいち言う事が嘘っぽかったり、…晴太の好きってなんか不自然、晴太って何?何か隠してる?」と小夏は晴太を問い詰める。
「1,狼に育てられた、2,実は地球人じゃない、3,両親が仮面夫婦だった。両親はそれぞれ恋人がいて、でも子供の前ではずっと仲の良いふりをしていた、それが嫌で15歳の時、受験会場からそのまま家出してきた」
小夏が「3…」と答えると、晴太はおどけて「ぶーー」とはぐらかした。

居間では木穂子と練が5年ぶりの再会を懐かしんでいた
「音ちゃんが練の事見つけたって聞いて、あっ、って思ったの。私は練に会いに行かなかった、今の人(彼氏)を捨てられないからね、でも彼女は会いに行った、そういう事じゃんわかるでしょ?遅刻したり迷ったりもしたけど、二人はもう同じ船に乗っちゃってるんだよ、進むしかないよ」
練が「相手の方がいるし…」と迷いを見せると
「優しいと優し過ぎるは違うよ、恋愛って不平等なんだよ、奇数は弾かれるのしょうがないよ。頑張りな、私も相変わらず楽しくやってるから」と背中を押した。
音と練、思いがすれ違う深夜の電話

その夜、練は「会いたいです」と音にメールを送る。
音はそのメールを確認するものの、部屋の電気を消してそのまま眠ろうとする。
しかしどうしても気になって起き上がり、携帯を手に取る
「お疲れ様です、私も会いたい…」と入力しかけて消し「お疲れ様です、会えません」と入力するが、それも消す。少し考えた末に「お疲れ様です、今はまだ会えません」と返信する。
すぐに練から「声が聞きたいです」と返ってくる。
その一文を見つめながらしばらく迷ったあと、音は電話をかける。

「ごめんなさい勝手な事言って、すみません特に用事ってないんですけど、絵ありがとうございました、すごく嬉しかったです」(練)
「まだ続きだったんで」(音)
「じゃぁまた続きを…杉原さん、今度一回会津に行ってこようと思ってて、じいちゃんの種で植えた大根が育ったそうで、収穫があるから手伝いに来たらって言ってもらって、一泊だけですけど、バスで帰るつもりです…もし良かったら一緒に行きませんか…行きませんか…」
音は少し間を置き考えた末「休み合わせるの難しいかも」と答える
「そうですよね…じゃぁもし上手く合ったら…」
「ごめんなさい、今日はもう寝ないと」
朝陽の苦悩とプロポーズ
井吹朝陽(西島隆弘)が整理対象の会社と交渉に臨む会議、交渉相手側の弁護士は、朝陽のジャーナリスト時代を知る弁護士だった、朝陽がやっている仕事を知り驚く弁護士。
「向こうの弁護士に押し切られて帰って来たのか?」朝陽の父(小日向文世)
「申し訳ありませんでした」
「がっかりさせないでくれよ、あの女どうした?お前みたいのは早く結婚した方がいい、むしろああいう貧しくて貪欲な女の方があってる、女房に尻を叩かれた方がやる気が出るだろ。あれは大したタマだ、嘘がバレても弁解しなかった、キツくあたったが怒りも泣きもしなかった、自分を一度捨てた事のある人間なんだろうなぁ」

中條晴太(坂口健太郎)が市村小夏(森川葵)をある場所へ連れて行く。
そこは小夏がかつて衣装デザイナーとして関わっていた劇団だった
「電話したら今日からここで練習しているって、小夏ちゃんの名前みんな覚えててくれてたよ?」と晴太は帰ろうとする小夏を引き留める。
稽古の様子を見つめながら小夏は思わず涙を流す。
そんな彼女にそっとハンカチを差し出す晴太。
小夏は「晴太…ウザイ」と言い、晴太は「ごめーん」と軽く返す。
「何なの?いつも見透かしたみたいに…何で私なの?」
「小夏ちゃんは嬉しい時に嬉しい顔をする、悲しい時に悲しい顔をする、嘘がないもん」
小夏が「そんな人…」と言いかけると、晴太は「いないよ、いなかったよ」と小夏の言葉を遮るように答える
「晴太も泣けばいいじゃん」
「泣いた事ないからわかんないよ」と晴太は笑う。
小夏はハンカチを返しながらそのまま晴太の手をそっと握った。

音の仕事終わり、朝陽(西島隆弘)は音を散歩に誘いプロポーズをする。
「…もう嘘をつきたくないから本当の事言います、僕の今の仕事は、まじめに一生懸命家族のため、会社の為に働いてきた人達にクビを言い渡す仕事です、そうやって資産手に入れて親父の利益にする仕事です…だけど明日から二度と君の前でそんな顔は見せない、君の前ではいつも笑顔でいる。君が大切にしている仕事も部屋も僕が守る、君だけを好きでいる…どうかな…これが今の僕が選んだ一番幸せな現実です。音ちゃんが誰を好きでも構わない、世の中には二番目三番目に好きな人と幸せになった人の方がきっと多いはずだよ、恋から始まらなくていい、ここで生きよう、一緒に生きよう」
その言葉を受け止めた音は一つの決断をする。
そして「明日会えませんか」と曽田練(高良健吾)に連絡し、会う約束を取り付ける。
「自分を裏切ってもいいの?」音の決意と木穂子の言葉

その夜、日向木穂子(高畑充希)が音のアパートに遊びに来た。
音は「明日、曽田練と会ってお別れしてくる」と打ち明ける
「なんで?」(木穂子)
朝陽君とはもう2年付き合っている、今更裏切れないという音
「えぇぇじゃあ、自分を裏切ってもいいんだ、自分の気持ちは裏切っていいんだ」(木穂子)
「私はそうやって生きて来たし、これからもきっとそうなの、人傷つけてまでとは思わない」
「練は傷つくよ?」(木穂子)
「彼はいいの」(音)
「なんで?」(木穂子)
「わかってくれる」
「ぜっっつたい後悔するから」(木穂子)
「ありがとう木穂ちゃん。でももう決めたの、自分で決めたの」

翌日、練との待ち合わせに向かう途中、音は奈良から出てきたばかりでカバンをひったくられ困っている女の子(芳根京子)に出会う。
放っておけず一緒に交番へ向かうことにするが、その途中で当のひったくりの若い男が見つかる。
事情を聞くと、男は「お腹がすいて」ひったくりをしてしまったのだという。
その話を聞いた女の子は男を許そうとするが、「ひったくり」という言葉を聞きつけた通行人が現れ、男を交番に連れて行こうとする。
逃げようとする男、捕まえようとする通行人、それを止めようとする女の子――騒ぎは歩道橋の上でもみ合いになり、そのはずみで音はバランスを崩し歩道橋の上から転落してしまう。
届かなかった練の留守電

その頃、何も知らない練は待ち合わせ場所で音を待ちながら留守電を残す
「杉原さん…俺、いつも思ってる事はそんなに沢山なくて、ずっと変わってなくてひとつなんです、覚えていますか、杉原さんと東京で行く途中に見た…夜明け、夜明け見ましたよね、夜が終わるの一緒に見ました、東北自動車道に太陽が昇って綺麗だった、そっち向かって俺と杉原さん走ってた、眩しくて、杉原さんちょっと笑って、俺嬉しかった…あの時思いました、この人はどうか幸せになりますように、あなたはいつも今日を必死に生きてて、明日を信じて。世の中に希望が無いからって、一人一人に希望が無いわけじゃない、あなたを見てるとそう思います、俺、これからも何があっても変わりません、杉原さん、俺、いつか…」
しかし、その言葉の続きを残す前に、留守電の時間が切れてしまう。
音が救急病院に運ばれたことを知らないまま、練は約束の場所で音を待ち続けていた。

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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

