音(有村架純)は朝陽(西島隆弘)に誘われビルの屋上へと向かう。
夜風が静かに吹く中、朝陽が用意していた望遠鏡をのぞき込みながら、ふたりは並んで星を見上げる。やがて朝陽は音に自分の想いを伝える
「僕を好きになりなよ、僕だったら君に両想いをあげられるよ」
「私一度人を好きになったら、なかなか好きじゃなくならないんです、好きになって欲しくて好きになったわけじゃないから、たとえ片思いでも、同じだけ好きなだけなんです…」と頭を下げて答える音
「はい、僕も同じ意見です」と朝陽は笑顔で返した。

小夏(森川葵)にとって練(高良健吾)は初恋の相手で、想いを寄せていることを知っている晴太(坂口健太郎)は、その初恋をかなえてあげると口にする。
晴太は練が自分の意思で東京を離れ、地元へ帰りたくなるように仕向ければいいと助言する。
第5話・あらすじ/ネタバレ
音は、仕事帰りのバスの中で練(高良健吾)を見かけるが、その隣には木穂子(高畑充希)がいた。
ふたりは寄り添いながら会話を交わしている。
やがてバスを降りた練と木穂子は腕を組んで歩き出す。その後ろ姿を音は見つめていた。

練たちがアパートへ戻ると、部屋にはすでに小夏と晴太がいた。
小夏は会津で暮らす練の祖父・健二(田中泯)が転倒してケガをしたこと、さらに、商店街がなくなってしまったことで、健二が片道1時間もかけて買い物に行っている現状や、日々の生活に苦労していることを伝えた。その話に練は大きな衝撃を受ける。
一方その頃、音と同僚の玲美(永野芽郁)のもとには、介護施設「春寿の杜」を経営する会社から、雇用契約を更新しないという内容のメールが届いていた。
突然の通告に、2人は所長の神部(浦井健治)と事情を聞きに行くが、新しいスタッフが入ったので更新はしないと冷たく言われてしまう。
会津に帰省するため勤め先の運送会社に休みが欲しい事を伝える練だが
「はぁ?休みたい?こんな時期に?へぇ休むんだ」と社長から嫌味を言われてしまう。
「棚の奥に大事にしまってある」音と練が交わした本音
仙道静恵(八千草薫)の家に米を届けに行った練は、犬の世話をしにきていた音と鉢合わせる。
連は会津には帰らないと静恵に話していた。
静恵が席を外し2人きりになった練と音
「心配なら帰ればいいのに、独り言ですけど」(音)
「余計なお世話です、独り言ですけど、独り言です」(練)
「誰かがおじいちゃんのそばにいてあげないと、独り言です」(音)
「仕事休めないんで…決めてるんで、自分の中で、何も出来てないうちは帰れないんで」(練)

「"何も"ってこと無いと思います、少なくとも私は引っ越し屋さんに助けてもらいました、助けてもらえなかったら今頃まだ北海道にいて、色々なこと諦めて生きていたと思います…何もってことないと思います、それだけじゃ何かできたってことにはならないですか?」(音)
「それは…はい」(練)
「そういう事を私はもう表に出すことはしませんけど、棚の奥の方に大事にしまってあるので」(音)
「それは俺もしまってます、一番奥に大事に、それぞれが別々に一個ずつ持ってるんだと思ってます」(練)
「はい…一個ずつ、だから何もできてないってことは無いと思います」(音)

この話を障子の向こうで晴太が聞いていた。
その後、練はお金をかき集め、高速バスで会津へ帰省することを決意した。
ーー練の部屋の前には小夏がおり、そこに晴太がやってきた
「あれ?どうしたの?」(晴太)
「諦めようと思って、じいちゃんは大丈夫だから、木穂子さんをちゃんと大切にねって言ってあげようと思って」(小夏)
練と音の本心を知った晴太はだまって首を振る
小夏の激しい糾弾と木穂子の涙
施設の雇用契約を打ち切られる寸前だった音と玲美だが、朝陽が本社に掛け合い残れる事になった、その代わりに朝陽は兄・和馬(福士誠治)の元で研修という名の雑務(社用車の洗車)をさせられていた。
そこに音が駆け付け夜遅くまで2人で会社の車を洗車した。

犬を預けている静恵の家まで、朝陽に車で送ってもらった音。すると、家から練が出てきて、さらに待ち合わせをしていた木穂子が現れる。
静恵の家に入っていく4人の姿を、遅れてやってきた小夏と晴太が目撃する
みんなで食事の支度をしている間、木穂子は音と練が1年前に出会っていた事実に気づく。その食卓には晴太と小夏も加わった。
和やかに食事をしてる最中、晴太が突然、木穂子が不倫をしていた事実を暴露する。晴太は以前、練の携帯を盗み見し、木穂子からのメールを読んでいたのだった。
場の空気を変えようと、違う話で取り繕う音に小夏が噛みつく
「なーんで話変えんだべな、練が好きなのは木穂子じゃなくてこの人(音)、それを平気な顔して、何かいい感じのふりして、ご飯食べてるのおかしくね?」

本当は練と音は両想い、それを知っていて不倫男と練とで二股している木穂子、練と音に好きならちゃんと好きって言ったら?と激しく問い詰める小夏。
その言葉の途中で木穂子は泣き出してしまう、音も目に涙をためていた。
その日は無言のままそれぞれ帰宅した。
5年の歳月が流れ、変貌した練の姿

じいちゃんの様子を見て1泊するだけと決め、練は木穂子とは連絡が取れないまま、やっと取れた休みを使い会津に帰省する。
会津へ向かう朝、練のアパートには1冊のノートが置いてあった。
体の不自由な高齢者のサポート方法が丁寧に書かれたノートの最後のページには
「今までありがとう、お元気で、杉原音」の文字が残されていた。
会津に帰ったその夜、小夏が祖父の家を訪ねてきた。
先日の事もあり、さすがの練も小夏を冷たくあしらい、何も言わずに玄関の戸を閉める。
音はそれきり練と会う事は無かった。
【2016年1月】
(私は今も東京で生きています。引越し屋さん、今どこにいますか?)
あれから5年、音は今も同じ介護施設で働いている。
同じく東京
「だめだ、電車停まってるよ、人身事故だって」(晴太)
舌打ちをし、「タクシーで行くか」とタクシーを拾う練と晴太
そこには以前とはまるで雰囲気が変わってしまった練の姿があった


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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

