あらすじ

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう|第10(最終)話|あらすじ

 命に別状はないが、意識不明の杉原音(有村架純)、井吹朝陽(西島隆弘)は病院へ届けられた杉原音(有村架純)のバッグの中から母からの手紙を見つける。そのバックには「お母さんへ」と書かれたもうひとつの手紙あった。

 この手紙の中には杉原音(有村架純)が自分と曽田練(高良健吾)のどちらかを選んだか書いていると思う、と言う井吹朝陽(西島隆弘)に日向木穂子(高畑充希)は「心配しなくても彼女、井吹さんを選んでました、今は恋人として無事を祈ってあげたらいいと思います」と告げる、その会話を偶然曽田練(高良健吾)は聞いていた…

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 退院した杉原音(有村架純)に井吹朝陽(西島隆弘)は別れようと告げる、それは杉原音(有村架純)を諦めると決めた井吹朝陽(西島隆弘)がついた嘘だった。
もう決めたのに、という杉原音(有村架純)に「恋愛って決めるものじゃない、いつの間にか始まっているものだ、君が寝ている間に君のお母さんの手紙を読んだ、僕は一番じゃなくていい、二番目で良いって言ったけど、間違ってた、大切に想う人に順番なんてつけられない、ごめんね悩ませて、君に甘えて逃げ道を塞いでた、僕を選んだらダメだ、僕はもう君の事好きじゃない」そう言って杉原音(有村架純)のもとを去る井吹朝陽(西島隆弘)。

 「仕事決めて来た」そう言ってスーツを着た中條晴太(坂口健太郎)が市村小夏(森川葵)の前に現れる、「嘘をついてきたし、人をだますのは簡単だ」そういう中條晴太(坂口健太郎)に、「私には嘘つかなくてもいいよ、私は本当も嘘も全部含めて晴太の事信じてあげる…そしたら晴太もいつか素直に…」その言葉を聞いて泣く中條晴太(坂口健太郎)、「小夏ちゃん、俺小夏ちゃんの事が好きです、初めて会った時から大好きです」、二人は着ぐるみ越しにキスをした

編集元画像:フジテレビ

緊急の電話がかかってきた杉原音(有村架純)は慌ててどこかへ向かった様子である。

【一か月後】
 資産を売却するのではなく経営者を育てる事が、結果として会社の利益になる。今までの井吹征二郎(小日向文世)の経営方針を変えていこうとする前向きな井吹朝陽(西島隆弘)であった。

日向木穂子(高畑充希)は彼氏からプロポーズされ、満面の笑みで「YES」と答える。

杉原音(有村架純)の様子を勤務先の介護施設に見に行った曽田練(高良健吾)は、北海道に帰る為に退職した事を聞く、林田雅彦(柄本明)が亡くなり、林田知恵(大谷直子)の面倒を見るために北海道に帰る事にしていたのだった。

 杉原音(有村架純)は荷物を引き払った部屋で曽田練(高良健吾)から貰った白桃の缶を食べる、母への手紙は破って捨てた。

 お母さんへ、お母さんへ手紙を書くのは何年ぶりかな…私お母さんが言う通り好きな人と出会えたよ、ちゃんと恋をしたよ、6歳の私に教えてあげたい、あなたはいつか一人じゃなくなるよ、その人はトラックに乗って現れる、そのトラックの荷台には沢山の桃の缶が積まれていて、飴を一つあげるとバリバリと噛んで食べる…この恋は私の大切な思い出です、大好きなお母さんまた手紙書くね…

引用元:フジテレビ

 仕事終わりに杉原音(有村架純)の部屋を訪ねた曽田練(高良健吾)、もうそこは空の部屋になっていた。杉原音(有村架純)に電話をするが、杉原音(有村架純)は既に北海道だった、「俺まだ返事貰ってません、俺そっちに行きます、あのファミレスで待ってます」、何も答えず黙って電話を切る杉原音(有村架純)だった。

 ファミレスに表れた杉原音(有村架純)、「東京で良い事なんてひとつもなかったです」、ふてくされている杉原音(有村架純)だったが、曽田練(高良健吾)と話していくうちに次第に笑顔になっていく。
「今度はサスケ連れてきますね、杉原さんが迷惑でも、僕…」
「迷惑ちゃうよ、嬉しいよ、嬉しいに決まってるじゃん、今かてめちゃ嬉しいよ来てくれて、あんな、ほんまわな、おばさんな、帰ってこんでいいよ、東京おりって言ってくれてんねん、でもそんなん無理やねん、おばさん一人で暮らすのは、井吹さんも優しい人やから…東京には帰られへん、ここで暮らす、引っ越し屋さん、好きやで、好きなんやわ…それはホンマに、サスケの写真送って、飾っとく、毎日それ見ながら寝るわ…これで安心して振り出し戻れるわ」
「振り出しじゃないですよ、前にここで会った時の杉原さんと、今の杉原さん、全然違います、苦しい事もあったけど、全然違います…人が頑張ったのって、頑張って生きたのって、目に見えないかもしれないけど、心に残るんだと思います、杉原さんの心にも、出会ってきた人達の心にも、僕の心にも、北海道遠くないです、何回でも来ます、道、ありますから、そこ走ってきます、車でも、電車でも、会津に行く約束だってまだ果たしてないです、猪苗代湖だって見せたいし、じいちゃんの種の大根を食べてもらいたい、道があって、約束があって、ちょっとの運があれば、また会えます、僕も杉原さんの事が好きです。」
「…はい」そう言い合って、半分ずつにしたハンバーグを食べる二人。

編集元画像:フジテレビ

店の外は雪、手をつないでトラックまで走る、トラックの運転席と助手席で静かにキスをした二人であった。


いやぁぁぁ、よかったわぁ、何かじんわり良い気持ちになれるラストだったわね。全員いい人ドラマっていいわよね、性格のいい人見てると安心するもの。

若干の悪人もいたけどね(笑)、でもみんな幸せになって良かったわ!個人的には日向木穂子(高畑充希)が幸せそうにしてるのが一番安心した。

うんうん、あと中條晴太(坂口健太郎)と市村小夏(森川葵)もね、曽田練(高良健吾)と杉原音(有村架純)も遠距離だけどこれから関係が続いて幸せになってくのね~、こんな言い方するとアレだけどおばさんが亡くなったらまた東京に行って曽田練(高良健吾)と結婚かしら(というか結婚は絶対にしてもらいたい!)

そうね、あの二人なら絶対結婚して末永く幸せになるよね。主題歌がドラマの雰囲気にピッタリあってるのも良かったわ

音楽も含めて、見ごたえのあるいいドラマだったわね!