実は大学時代、鈴木亘(佐藤健)と神戸美紗(小芝風花)はすでに出会っていた。大学の小さな池に住み着いていた亀を、美紗は“カメ吉”と名付けてかわいがっていた。そんな中父親が急逝し、しばらく大学から離れていた美紗が久しぶりに大学に訪れると、池の水は干上がりカメ吉の姿も消えていた。落胆しその場で泣き崩れる美紗。しかし池のそばの木には「亀は無事保護しました、ご安心ください」と書かれた貼り紙が残されていた。
2015年、鈴木亘(佐藤健)の自宅。「おはようカメ吉」と声をかける先には、あの時の亀がいた。カメ吉は亘の家で飼われていたのである。
大学時代、就職活動の面接、そして入社後の会社でも、亘はいつも遠くから美紗の姿を見ていた。彼女の人生と自分が交わることはないと考えていたが、2015年9月18日、エレベーターで美紗が亘に抱きついたことをきっかけに、二人は突然関わりを持つようになったのであった。
第2話・あらすじ/ネタバレ
美紗は「起こる事は起こるが、身代わりがいれば運命を変えられる」という法則に気づく。平野友也(横山裕)を見ながら、なぜ自分がこのようなモラハラでマザコンの男と結婚したのかと、自身の人を見る目のなさを実感する。
ある日、会社のトイレで同じ部署の鈴木未来(黒崎レイナ)を助けたことをきっかけに、二人は親しくなる。
一度目の人生で、美紗は江坂麗奈(白石聖)に騙されて(同窓会だと知らされずに会場に連れてこられた)同窓会に参加していた。しかし会話に入れずトイレに籠もっていると、同級生たちの会話が耳に入る「なんで麗奈(白石聖)あんなのと友達やっとるんだろ、麗奈は優しすぎる、神戸(小芝風花)もさ、ようこれるばい、あんなひどい事したったのにさ」。その言葉を聞いた美紗は足早に会場を後にした。
二度目の人生で美紗はその時の言葉を思い返す、「あんなに酷い事…?」真相が気になり、久しぶりにFacebookにログインすると、高校時代の同級生・田辺悠斗(七五三掛龍也)からメッセージが届いていた。
「突然のメッセージごめんなさい…ずっと気になっていたことがあって連絡しました。江坂麗奈さんから渡された手紙のことです。あの時は神戸さんの言葉がショックだったけれど、あの後考えれば考えるほど、神戸さんがあんな手紙書くわけないって。一度お話しできませんか?」
「・・・手紙?」
高校時代、美紗は田辺悠斗(七五三掛龍也)と親しくしていた。しかしそれを見た麗奈(白石聖)は「あんな男やめなよ、みんなからキモがられてるんだよ」と言いながら、その裏では田辺に連絡先を聞くなど別の行動を取っていた。その頃から美紗はクラス全体から無視されるようになっていった。
部屋に飾ってあった麗奈(白石聖)との思い出の写真、麗奈に選んでもらった洋服、誕生日にもらったスカーフ、勧められて購入したクッション――それらをすべて処分する美紗。部屋は殺風景になったが、余計なものが削ぎ落とされ気持ちは整理されていく。
休日、気分を切り替えた美紗は甘味処に立ち寄る。そこで偶然、鈴木亘(佐藤健)と再会する。流れで同じ席につき、二人はそのままお茶をすることになる。美紗は家の服を処分したため、新しく服を買いに行く予定だと話す。以前「似合わない」と言われたスカーフも捨てたと聞いた亘は、自分が新しいスカーフをプレゼントすると申し出るが、美紗は断る「自分のお金で買いたい」と伝え二人で一緒に買い物へ向かう。
買い物の後、再びカフェで休んでいると、麗奈(白石聖)から電話がかかってくる。しかし美紗はそれに出ない。理由を問われると「今日同窓会なんです、いきませんけど、行かない理由は"また"悪口言われるだけだし、ろくな思い出の無い高校生活だったので、今更過去を変えられるわけじゃないし、高校3年間が取り戻せるわけじゃない」と話す。
それを聞いた亘、「サボテンの棘(とげ)って何のためにあるか知ってますか?吹き荒れる砂嵐や灼熱の日差し、自分を食い尽くそうとする動物から身を守るためです、砂漠で動けないという圧倒的不利な状況でも、戦っているんです自分なりの方法で、高校一年生のあなたになすすべがなくても、今のあなたなら棘の一本位はさしてやれるかも」
帰り際、亘は「これ位は受け取ってください」と言って美紗にサボテンを手渡す。そこへ鈴木未来(黒崎レイナ)が駆け寄ってくる。「お待たせしました~急に誘っちゃってすみません、この間のお礼がしたくて、(亘を見て)彼氏さんですか?デートのお邪魔なら私帰った方が…」
亘は淡々と答える「彼氏ではありません、もう帰るところなので、では、バトンタッチという事で、あ、似合うと思います、さっきのワンピース(美紗がウインドウで見とれていたワンピース)」そう言い残してその場を去る。
一方、麗奈はすでに同窓会会場に到着していたが、美紗と連絡が取れず苛立っている。同級生の一人が言う。「美紗ってホントお人よしだよね、神戸にあんなひどい事されたのに」それに対し麗奈は「その話は美紗の前ではしないであげて、私全然気にしてないから」と答える。
同級生たちが乾杯を交わす中、美紗は会場へと向かっていた。亘との買い物で一目惚れしたワンピースを身にまとい、鈴木未来(黒崎レイナ)の恋人であるカリスマ美容師に髪を整えてもらい、以前とはまるで別人のような姿で現れる。
「二度目は逃げない、この舞台は私のものだ」
同級生たちがテーブルで美紗の悪口を言い合っている最中美紗が現れる。「遅くなっちゃってごめんね、今日は誘ってくれてありがとう、ごめんね話中断させちゃって、私の悪口でしょ?遠慮なく続けて」突然の登場に空気が張り詰める中、同級生たちは遠慮なく言葉をぶつける。「神戸さぁ、その恰好必死過ぎなんだけど、何見せつけに来たの?寒む」「神戸さぁ、性格の悪さ変わってないね」

それでも美紗は冷静に言う。「聞きに来たの、ずーっと気になってた事、どうして私…みんなに嫌われちゃったのかなって」
麗奈(白石聖)が止めに入ろうとするが、同級生は構わず続ける「神戸、悠斗の事好きだったよね?でも悠斗が麗奈の事好きになったからって麗奈に陰湿な嫌がらせしたの、みんな知ってるから、無視したり、ネットに悪口書き込んだり、教科書捨てたり」
「・・・なるほど、誰がそんな事言ったの?」
「誤魔化したって無駄だよ麗奈本人から聞いたんだから、うちらが証人だし、ずーっと我慢してたってうちらの前で号泣して、ホント可哀想だった、それにあんたさぁ勘違いのキモい手紙悠斗に送ったよね?これ以上ストーカーするなら学校にも警察にも訴えるって、ヤバすぎ」
「私、田辺君に手紙なんて書いてないよ、麗奈に嫌がらせもしてない」
「もうやめよう!10年も前の話なんてもういいじゃない、美紗がしてないって言うなら、してないんだよ、それでいいじゃない、せっかく久しぶりに集まったんだから、今日はみんなで楽しく飲もうよ」その言葉に対して、美紗ははっきりと言い放つ
「麗奈、もうやめたら?その善人面、被害者面」
この時点では同級生たちはまだ麗奈の味方であり、場の空気を壊した美紗に対して不満を抱き、店を変えて飲み直そうとする。そこへ田辺悠斗(七五三掛龍也)が割って入る「楽しく飲み直すのは俺も賛成だけど、一つだけ言わせて、俺が江坂さんを好きになった事なんて、これまでの人生で一度もない、神戸さん、あの頃神戸さんを信じてあげられなくて、ホントにごめんなさい」
美紗は続ける「私は、私はただ、高校生のあの頃、ずっと聞きたかった、私は何をしたの?何をして皆に嫌われたの?って、でも聞けなかった、自分に原因があるって思ってたから、でも今はあんたらとつるまなかった高校1年生の自分を思いっきり褒めてあげたい、一人じゃ何にもできないくせに、群れてつるんで人を叩く事しか能がない人たちの友達なんかじゃなくて、本当に良かった!…麗奈、私要らない、平気で相手を傷つける友達ならいらない、相手が傷つく事を喜ぶのは友達じゃない、だからいらない、これからの人生でいくらでも友達はできるって信じてるから」そう言い残し、美紗は会場を後にする。

外は雨、その中を美紗が歩いていると、鈴木亘(佐藤健)が走ってくる。「何で・・・何でどこにでも現れるんですか?」
「ストーカーでも御曹司でもありませんが・・・あなたに傘をさす事くらいはできます」
鈴木亘(佐藤健)が帰宅すると、家には鈴木未来(黒崎レイナ)が訪れていた。二人の関係はまだ明かされていない。
別の日、麗奈(白石聖)は会社から恋人に電話をかけている「別れよ、はぁ?じゃないよ、他にも女いるよね?証拠はもう揃ってるから、これって結婚詐欺?婚約破棄?慰謝料たーっぷり用意しておいてね、私の事ならご心配なく、あんたよりずーっと条件のいい男、見つけたから」
電話を切った後、麗奈は階段の上から会社のグッズをわざと落とし、その先にいた鈴木亘(佐藤健)に抱きつく。
江坂麗奈(白石聖)怖い…こんな人実際いる?ってくらい怖い、あと同級生さん達、高校生だからしょうがないかもしれないけど、人づての話だけ聞いて信じちゃだめだよね、言っている人を疑うとかではなく自分の目で見て確かめないと。
あと本当に神戸美紗(小芝風花)が江坂麗奈(白石聖)の言っていたような「ヤバい奴」でもいじめとか普通しないけどね、なんとなーく距離を置く位よ。最後に神戸美紗(小芝風花)が言ってた言葉スカッとした、まさにいじめをする人って"群れる"のよ1対1なら"喧嘩"であって"いじめ"じゃないから、いじめは1対多なのよね。
鈴木亘(佐藤健)の家に勝手に入っていた鈴木未来(黒崎レイナ)ってどういう関係??と気になり、江坂麗奈(白石聖)が鈴木亘(佐藤健)にロックオンしたご様子だけど絶対に相手にされないだろうな、と次回がますます楽しみ。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『私の夫と結婚して』/ 放送・配信:Amazon Prime Video
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

