あらすじエルピス―希望、あるいは災い―国内ドラマ

エルピス―希望、あるいは災い―|第7話|さびしい男と忙しい女|あらすじ・ネタバレ

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、カフェで身を乗り出して岸本拓朗(眞栄田郷敦)に「松本死刑囚は無実」と言う八飛署の平川刑事
【超まとめ】サクッと3行解説
  • 松本死刑囚のDNA再鑑定は「鑑定不能」、逆転無罪への道が再び閉ざされる
  • 八飛署の刑事が意図的に真犯人を逃し、松本を犯人に仕立て上げたと激白
  • 大門副総理の幼馴染が営む土建屋の長男はあの雑貨店の男だった
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2019年5月。大洋テレビを退職した斎藤正一(鈴木亮平)はフリージャーナリストとしてテレビに出演し、政治コメンテーターとしての地位を築いていた。

第7話・あらすじ/ネタバレ

首都新聞の笹岡(池津祥子)は大門副総理の周辺を調査し、浅川恵那(長澤まさみ)にある見立てを語る
「権力者も魔法使いじゃない。聞ける無理と聞けない無理がある」
当時警察庁長官だった大門が県警に圧力をかけ、真犯人を逃したのだとしたら、それは大門にとって「相当に近しく有力な人物」からの頼みだったはずだというのだ。

「DNA再鑑定」の衝撃、退官間近の裁判長が下した「奇跡の決断」
ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、松本死刑囚のDNA再鑑定の報道を見て驚く岸本拓朗(眞栄田郷敦)と村井喬一(岡部たかし)

ーーとあるスナック、村井喬一(岡部たかし)と岸本拓朗(眞栄田郷敦)
真相究明はスタートに戻った感じ、真犯人見つからないとダメです、他の報道も焼き直しばかりで新情報がない、このまま進展なしで世論が冷めていく気がすると愚痴る岸本
「でもそんな事言ってたら松本さん死刑になっちゃうし、これからまた現場通おうと思います」
「はぁ通う?お前だってもう経理の人でしょ?」(村井)
「経理って9時5時で土日完全休みなんで、かえって動きやすいんですよね、浅川さん超忙しいらしくて、全然付き合ってくれないですけどね」

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、スナックのテレビに映る『ニュース8』、松本死刑囚のDNA再鑑定の速報ニュースを伝える浅川恵那(長澤まさみ)

『ニュース8』の放送時間になったのでスナックのテレビをつけて放送を見る村井と岸本。
ーそこで松本死刑囚のDNA再鑑定が行われるという速報が流れた

急ぎ木村(六角精児)弁護士の事務所にやって来た浅川と岸本
木村弁護士いわく、今回の再鑑定を決定した裁判長は再来月に退官予定である。つまりもう出世も左遷も関係が無い、そういう人物がこうした奇跡的な決断を下すことがある。
都市伝説みたいに思っていたが目の当たりにしたのは初めてだという。

そして「これで松本氏の無実が証明されるとは限らない」と、さらに高いハードルがあることを告げる。再鑑定には被害者・井川晴美(葉山さら)さんの遺品を使う、ひとつの遺品を二つに切り分け、検察側と弁護側それぞれによって鑑定される。
DNAを検出するには犯人の唾液や精液などが採取される必要があるが、それが十分に付着しているかどうか、あるいは劣化や腐敗をおこしていないか、何もかもやってみないとわからない事だという

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、木村弁護士(六角精児)事務所で、DNA再鑑定決定の事情を聞く浅川恵那(長澤まさみ)と岸本拓朗(眞栄田郷敦)

「どちらにもちゃんとDNAが検出されて、松本氏が犯人じゃないという結果が出たとして、検察側はちゃんと正直にそれを言いますか?」(岸本)
「何とも言えませんねぇ、過去の鑑定が間違っていたと認める事は科警研、ひいては検察・警察の威信を揺るがす由々しき事態ですから、この結果を全力で潰しにかかる可能性もあります、だが一方で組織と言うのは必ずしも一枚岩ではない…」
必ずしも一枚岩ではない、木村弁護士のその言葉に深く同意する浅川

「老いぼれてる場合じゃない」村井の感傷を「甘え」と一蹴する浅川
ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、岸本拓朗(眞栄田郷敦)にカバンを投げた後、何にも事情知らないくせにと涙ながらに罵倒する浅川恵那(長澤まさみ)

ーー木村弁護士事務所の帰り、浅川と岸本
組織っていっぱいの人がいる、その全員が同じ考えなわけない。検察や警察にもいろんな人がいる、絶対信じられるとは言えないけど、絶対信じられないともきっと同じくらい言えない。と話す浅川

「僕は信じないですね、公正な結果は出ないと思って引き続き真犯人を探します」(岸本)
それでも私は信じていたいと続ける浅川にイラついたように岸本が言い放つ

「何平和ボケしてるんですか?甘すぎますよ、僕らここまでさんざん見せつけられてきたんじゃないんですか?今更なにヌルイ事いってるんですか、それともあれですか、ボケてるふりして考える事から逃げたいんですか、そりゃ報道とか行ったらやっぱ忙しすぎて、もの考える…」とその時、岸本の言葉に逆上した浅川が、岸本にカバンを投げつけ何度も岸本を叩く

「バカ…バカバカバカバカ!あんた何がわかんのよ!何もわかんないよ!私がどれだけ辛くて悲しくて苦しくて、それでも何もかも我慢してやってるの!…あんたなんかに!あんたなんかに!」。

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、ふくよかな女性の膝枕で泣きながら浅川恵那(長澤まさみ)と電話で話をしている村井喬一(岡部たかし)

(バカの岸本拓朗を殴り倒して、泣きながら一人で帰っていたら、村井さんから電話がかかってきたので、思わずその話をしたら…)
「浅川よ、男が嫌味を言ってくる時ってのはな、寂しい時なんだよ、男が泣いてる時てのは何でかわかるか?寂しい時だよ」

村井はニュースを見た途端に店を飛び出していった岸本の熱い背中を見て、自分の中の情熱が消えてしまったことに涙していた
「村井さん、甘ったれないでください老いぼれてる場合じゃないです、まだ何も終わってないのに」
(そうして電話を切ってしまった、悪いけど酔っぱらいの泣き言を聞いている暇なんて…もう私にはない)

「無実ですよ、松本は」
ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、松本死刑囚のDNA鑑定不能と一面に書かれた新聞

再鑑定の結果は「弁護側DNA検出・松本氏のDNAとは不一致、検察側DNA不検出・鑑定不能」というものだった。
メチャメチャへこんでいるという浅川とは別にいたって冷静な岸本
「期待する方がバカなんじゃないですかね、検察にしたって裁判所にしたって定年間近の裁判官一人に今までやってきた事全部ひっくり返されるのボケっと見てるわけないじゃないですか、全力で潰しにくるに決まってるじゃないですか」

なんか本当に感じ悪いよね、キミ最近、と言って浅川は首都新聞の笹岡に調査してもらった大門副総理周辺の重要参考人リストのデータを岸本のスマホに送った。

「斎藤(鈴木亮平)さんが急に私に特集の放送を止めさせようとした事があったんだよね、多分それも大門から圧がかかったんだと思う」
「え、でもやっちゃったじゃないですか」(岸本)
「うん、だから別れたよ」
「それで?(そんな事が理由で?)」
「そうだよ、知らなかったの?だからもう何に遠慮する必要もないから」と、岸本に八飛での聞き込みを託す。
ーーその時、岸本の元に八飛署の刑事・平川(安井順平)から連絡が入る。

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、カフェで岸本拓朗(眞栄田郷敦)と落ち合い松本逮捕の真相を話す八飛署の刑事・平川勉(安井順平)

50万円の現金と引き換えに、平川刑事は八飛署の内情を暴露し始めた
無実ですよ松本は、ご明察通り、うち(八飛署)は無実の人間を犯人にでっち上げたんです

「松本の逮捕がでっち上げなのは現場はみんな感じてましたよ、でも同時になんかよほどの裏事情があるんだな、というのも感じてたわけですよ。これは僕の憶測ですけど、真犯人をどうしても逮捕させたくないみたいでしたね」(平川)
「誰が?」(岸本)
「かなり上の、所長とかそういうレベルじゃなくてさらにずっと上の人間だと思いますけどね」

さらに身寄りのないうらぶれた中年、しかも家出少女をかくまっていた松本が都合よく犯人に仕立て上げられた。そして「自分達は真犯人は知らないが、12年前の事件ではなく去年の中村優香さんの事件を追った方がいい」と岸本に助言する

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、カフェで八飛署の刑事・平川勉(安井順平)がテーブルの上に置いていったUSBメモリー

ー八飛署は捜査してるふりをしてるだけ
「うっかり犯人見つけちゃって、それが例の真犯人と同一犯だったりしたらまた大ごとじゃないですか、だから捜査してるふりして皆待ってるわけですよ、転勤とか定年で事件から外れられるか、あるいは世間が忘れてくれるの」(平川)
「何ていうか…マジくそっすね」(岸本)

「100も承知ですよ、言ったじゃないですか僕らはもう終わってるんですよ、毒の回った頭で走り続ける死に損ないなんです。だから岸本さん、これ以上罪を重ねないように早く息の根止めてやってくださいよ」
そう言い残し、去り際にテーブルの上にUSBメモリーを置いた。

浅川を硬直させたあの瞳の店主、ついに辿り着いた「本城彰」という男

松本死刑囚事件の被害者・井川晴美の姉・純夏(すみか)は『被害者遺族の会』を結成した。初会合の日、岸本もその場に招かれていた。

だがその会場に被害者・中村優香の家族の姿はなかった。

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、岸本拓朗(眞栄田郷敦)を追い返す、事件の被害者・中村優香の母親、その後ろに二人の小さい子供

実は岸本は中村優香の家に取材に行っていた。母親はまだ34歳、手のかかる年頃の二人(中村優香の弟と妹)を抱えての3人暮らし。
テレビの取材なんか受けている暇は無いと言わんばかりに
「ほっといてもらえません?ないんで、話す事とかなんも」と玄関先で追い返されていた。

更に平川刑事から入手した資料によると、当時14歳だった中村優香は18歳と偽りデリヘルでアルバイトをしていた。しかも常連客も沢山いて相当稼いでいた。

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、岸本拓朗(眞栄田郷敦)のパソコン画面に映る、被害者中村優香のデリヘルのプロフィール写真

岸本は八飛市へと向かう。
中村優香の犯行現場に花をたむけた帰り、ふと大門雄二のポスターが目に入る。街には大門のポスターが溢れていた。

いつもの喫茶店のマスターの話によると、このあたりの最大手の土建屋『本城建託』の社長・本城総一郎は大門の幼馴染であり大門に多大な援助を行っている。
『本城建託』では次男が副社長、長女が取締役を務めていた、そして唯一所在不明の長男の存在に岸本が気付くと
「だからほら、それがこの間の常連の爺さんが言ってたでしょう」(喫茶店マスター)

(商店街のちょいと奥のさ、何だかヌボーっとした薄気味悪い男がやってた)
岸本は常連客のその言葉を思い出した

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、八飛市の喫茶店のマスターから本城建託と大門副総理の話を聞く岸本拓朗(眞栄田郷敦)

浅川にこの事を報告する岸本
「覚えてます?八飛の商店街の店、あのシャッターが閉まっていた、あの店をやっていたのがその長男だったんですよ」
(岸本拓朗からその報告を受けた時…思わず鳥肌が立った。思い出してしまった、正直にいえば私はあの時、あの男に見つめられただけで…体が動かなくなってしまったこと)

「なんていうの?あの人の名前」(浅川)
「彰、本城彰(あきら)です」

「ほんじょう…あきら…」
ついに真犯人と思われる男の名前が明らかとなった。

ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」第7話、浅川恵那(長澤まさみ)を見つめる本城彰の顔
つづき 第8話 はこちらから
4月26日アップロード予定です
「エルピス―希望、あるいは災い―」各話リンクはこちらから
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』/ 放送・配信:関西テレビ・フジテレビ
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。