- 『エレガンスパレス』の取り壊しが迫り、住民たちは次々と旅立っていった
- 凪はゴンと慎二、どちらも選ばず1人で進む道を選ぶ
- 凪と坂本は将来の夢のために就職を決め、凪は「お暇」を終えて新たな一歩を踏み出す
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スナック「バブル」で、凪(黒木華)はゴン(中村倫也)から本気の告白をされた一件について坂本(市川実日子)に相談していた。
「で? 人生の転機でしょ、どっち選ぶのよ」とママ(武田真治)は慎二かゴンのどちらを選ぶのかと興味津々に問いかける。
「私の人生、その二択なんでしょうか」(凪)
「なによー、モテだしたと思ったら凄い上からじゃない?まぁそろそろこの先の事考えてもいい時期なんじゃない?誰かと生きるのか、一人で生きるのか、いずれにせよあんたのお暇の出口、見えて来たって事かもね」(ママ)

部屋に戻った凪がベランダに出ると、隣のベランダにゴンも姿を現した。
「凪ちゃん、おはよ。今帰り?」(ゴン)
「はい、話し込んでいたら朝までコースになってしまって」(凪)
「ふーん、何の話?」(ゴン)
「えと、人生の行く末を…」と言葉を濁しながらも、脳裏では(ゴンさんが私を好き?)と、ゴンの告白に実感がわかないでいた。
ゴンは「うん、やっぱ告白してよかった。だって今、空気美味しいもん、返事、いつでもいいからね。おやすみ」と部屋へ入っていった。
第10(最終)話・あらすじ/ネタバレ
妹が入所している施設を訪れた緑(三田佳子)は、数十年ぶりの再会を果たす。
車椅子の妹は、目に涙をためながら「どこのババアかと思った」と悪態をつき、緑も「自分だってそうじゃない」と返す。

「子供もいないし、今は一人よ。街も随分変わったでしょ? うちの旅館も人手に渡ったし、姉さんと行ったあの映画館ももうない」(妹)
緑がかつて二人で何度も見た『ローマの休日』の思い出を口にする
「何度見たかしら、ローマの休日。はねっかえりの、王女様のヘップバーンが素敵で」
「自分は、大人の顔色ばっかり伺っているいい子だったものね。王女様(ヘップバーン)はお城に戻ったけれど、姉さんは出て行ったっきり。それで幸せだった? まあ、どっちでも同じね。どうせ最後は一人なんだもの」(妹)
緑の送別会で判明したアパートの取り壊し
立川に戻った緑は、凪の部屋で雑談を交わしながら「私、この部屋出るわ。松山に行くことにしたの」と切り出す。
凪が「ご実家に帰られるんですか?」と尋ねると、緑は「先々どうなるかは分からないけれど、今はただ妹と一緒に映画でも見ようと思って。長ーいお暇だったこと。お先に失礼するわね」と、自身の長い「お暇」の終わりを告げる。

スナック「バブル」では、凪のプロデュースによる『みんなで緑さんを送ろうの会』が華やかに開かれた。
宴もたけなわとなり、出席者たちが次々とカラオケを歌い上げる中、ママから「後は凪ボーイだけね、行きなさい」と促される。
慎二が「いや、こいつは人前で歌は歌えない…」と遮ろうとしたその時、凪は「歌わせていただきます!」と力強く宣言
「お客さんと歌える歌をと思い、せめて1曲だけでもと密かに練習しました」と、チェッカーズの『ジュリアに傷心』を堂々と熱唱する。

歌い終えた凪に、緑は「こんなババアにはなむけをありがとう」と感謝を伝える。
すると周囲から「どうせ出るなら一緒に出たかったですね」「うちもそろそろ荷造りしないとね、ねえ、うらら」「俺も(ゴン)」と、次々にアパートを去るような発言が飛び出す。
「あの…皆さんさっきから何の話を…」と、ついていけていない凪
しかし、「凪ちゃん知らないの? あのアパート、今月末で取り壊しよ」と衝撃の事実を告げられ、凪は「えーーー!!」と絶叫するのだった。
ゴンとの別れ
アパートに戻り賃貸募集のチラシを確認する凪。そこには「2019年9月末をもちまして、建物解体の運びとなりました」と明記されていた。凪は「書いてあった…だからこんなに家賃が安かったんだ」とようやく合点がいく。
みすず(吉田羊)は小さな一軒家を購入した。
みすずから「もし次の家が見つからなかったら、良かったらうちに来ない?」と誘われるが、凪は「いやいや、そこまでご厄介になるわけには…」と遠慮する。
しかし隣で話を聞いていたうらら(白鳥玉季)は「凪ちゃんと離れたくない」と泣き出してしまう。

そして迎えた、緑の旅立ちの日。
「緑さん、あの日、私がボロボロになってここに辿り着いた日、緑さんが優しくしてくれたから、私…」(凪)
「この夏、あなたがひょっこり現れてくれたから、とーっても楽しかった」(緑)
そこへ、緑を見送るためにゴンがやってくる。
「良かった、いってらっしゃい、緑さん」と声をかけると、緑は「ラブストーリーの結末は絶対に教えてね、モーゼの十戒さん」と茶目っ気たっぷりに告げる。ゴンは「うん、手紙書くね」と約束を交わし、緑は立川の地を後にした。
緑を見送った後、ゴンは「連れていきたいところがあるんだけど、いい?」と、凪を新居となる部屋へ案内する。
ゴンは広い室内を見渡しながら「凪ちゃんならどこに何置く? ハンモックはここかな? それともこっち? ミニバーを作っても面白いかなって。ほら、凪ちゃんお酒好きだから。一緒に考えたいなって…。ねえ、凪ちゃん、こっち来て」と、改めて新しい部屋の鍵を凪に差し出した。

「ここで一緒に暮らそう。ずっと一緒にいよう。俺、おばあちゃんになった凪ちゃんの横で昼寝したい」(ゴン)
「ゴンさんの隣にいたら、多分絶対に幸せで、幸せすぎて今の私じゃまた…簡単に流されると思う。ゴンさん、私、ゴンさんに会えて初めて思ったんです。こういう風に誰かに今の自分を丸ごと認めてもらうのって、すっごく安心するんだな、温かいんだなって。だから私、ゴンさんから色々貰うんじゃなくて、美味しい空気を大好きな人たちにあげられる人になりたい。ゴンさんみたいに」(凪)
「俺もいっぱい貰ってるよ、凪ちゃんから。いっぱい…。凪ちゃんの優しい所も、面白い所も、発想が斜め上いってるところも、全部大好き。凪ちゃんがいなくなったら、俺、何もなくなっちゃうよ…ダメなんて言わないで…」と凪に鍵を差し出すゴン

しかし凪は「ごめんなさい…」と、鍵を受け取らなかった。
ゴンは拒絶を受け入れ、凪を優しく抱きしめる。
「ゴンさんに会えて、本当に良かったです」(凪)
「うん…俺も…」(ゴン)
凪は深く頭を下げ、その部屋を去っていった。
夢への再出発とアパートの解散
後日、凪は、コインランドリーをチェーン展開している会社への就職が決まったことを坂本に報告する。「お金を貯めながら、そこで修業をする予定です」と語る凪に、坂本が「修業ですか?」と問い返すと、凪は「坂本さんとの夢、やっぱり諦めたくなくて」と微笑む。
すると坂本も、嬉しそうに自身の近況を明かす
「実は、私も来月から働くことになりまして。あのコインランドリーの息子さんが誘ってくださったんです。内装会社の営業なんですけど、やってみようかなって。いつか私たちのお店を持つときに、絶対に役に立ちそうだから。私も全然諦めてないですよ」
二人が未来の夢へ向かって再び歩み出したことを確かめ合う中、坂本は「風がもう、秋の匂いですね」と、季節の移り変わりを肌で感じるのだった。

うらら達がアパートを出る日、凪は「うららちゃん、遊ぼう?」と、最後にうららを誘い出す。
「どうせ壊すなら、思いっきり遊んじゃおう」と、二人はアパートの壁やドアにペンキで自由に絵を描き始める。そこへ「俺も混ぜろ!」とゴンも加わり、3人で夢中になって落書きを楽しんだ。
ひとしきり遊び終えた後、凪はうららに語りかける
「うららちゃん。私がここに来た時、この髪を『モフモフのワンちゃんみたいでいいな』って言ってくれたでしょ? 私、すっごく嬉しかったんだよ。一生忘れない」
「一生、友達?」(うらら)
「一生、友達」(凪)

白石みすずとうららの親子の見送りを終えた後、ゴンも凪に向かって「じゃあ凪ちゃん、俺もそろそろ行くね」と告げる。
お互いの顔にペンキがついているのを見つけ、凪が「ついてるよ、黄色…」と指摘すると、ゴンも「凪ちゃんも」と微笑む。
ゴンは「バイバイ」と言い、歩き出していった。
慎二との別れ

ママと散歩をしていた慎二は、数ヶ月前の凪を振り返っていた。
あの凪が自分から宴会を開いたり、カラオケで歌ったり、女子たちに囲まれて笑っていたりする姿は、ほんの数ヶ月前なら考えられなかった。
ママから「今何考えてる?」と問われた慎二は「ガラにもないこと。どうしたら俺があいつの役に立てっかなぁって」と本音を漏らす。
ママが「我聞ちゃん、やっぱりいい男」と慎二を抱きしめていた時、慎二の携帯電話に凪からの着信が入る。
二人は喫茶店で向き合っていた。凪は新しい仕事と新しい部屋が見つかったことを慎二に報告する
慎二は「あいつと?」と尋ねるが、凪が「ゴンさんの告白は断った」と答えると、慎二は短く「そう」とだけ返した。
凪が「それで…」と言葉を続けようとした瞬間、慎二がそれを遮る
「明日休みだろ、日曜だし。1日だけ俺にくれない? 凪のお暇の最後の1日、俺にくれない? デートしよ、デート。空気とか関係ないやつ」 凪はその提案に頷いた。

翌日、午前中からの楽しいデートの終盤、以前も二人で行った水族館で凪は慎二に想いを伝える
「話したかったのはね、ありがとう慎二。一人で泳いでいくって偉そうなこと言って、でもまた彷徨った時はいつも慎二が助けてくれた。なのに私は、ずっと一緒にいたのに、慎二の思いも家族のことも何も分かってあげられてなかった。ごめん…。慎二といる時の私の願いって、一つだけだったの。慎二と結婚したい。でもそれって上手くいかないことから逃げたいだけの選択肢だった。今は少しずつ見つけられるようになったの、本当にやりたいこと」
凪はお暇中に見つけたやりたいことを書き留めたノートを慎二に見せる
「お暇中にみんなに会えたおかげで、今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ。でも…」 その先を察した慎二
「その未来に俺はいない。だろ? もういいよ分かった。認めてやるよ。お前はもう一人でしっかり泳いでるよ。だからお暇卒業するんだろ? だから俺もお前を卒業してやる。俺が話したかったのは、お前は絶対に大丈夫ってこと」
「好きになってくれてありがとう。行くね」(凪)

慎二が「凪、最後に」と両腕を広げてハグを求めると、凪は「それはちょっとごめん」と一歩引く。
「え…?」(慎二)
「いや、なんか違うかなって」(凪)
「そこは空気読むとこだろ~、どんだけ心狭いんだ!」(慎二)
「だってもう会わないんだし、そういう中途半端なことは…」(凪)
「この午前中からの楽しいデートの流れは何だったんだよ! 別れ話をするなら、そういうのもこういうのもないんじゃないの?」(慎二)
「別れ話も何も、もうとっくに付き合ってないんでしょ? なのに立川まで来るから…」
「残念でしたー、もう行きません! お前のせいでSuicaめっちゃ減ったし!」 (慎二)
言い合いを終えた二人
「もう行くね…」 (凪)
「行けよ」 凪は心の中で(バイバイ、慎二)と言い残し、歩き出した。
お暇終了

立川のアパートの前で、解体されていく建物を見上げながら、凪は「ありがとうございました。お暇、おしまい」とぽつり。
新居が決まるまでの間、坂本の部屋に居候させてもらう約束をしていた凪は、彼女の部屋を訪ねる。しかし、ドアを開けた坂本はバツが悪そうに
「あの、その件なんですが…彼氏ができてしまいまして…」と切り出す。
凪が「えー! 今いらっしゃるんですか? ご挨拶だけでも!」と室内を覗き込もうとすると

「あはは、恥ずかしがり屋さんだな、龍子は」と奥から現れたのは、なんと慎二の兄・慎一だった。「またお会いしましたね、どうも」と手を振る慎一。
坂本は「彼の動画にハマっちゃって、思い切ってメールしたらこんなことに…。大島さん、本当に本当にごめんなさい!」と、勢いよく扉を閉めてしまう。
凪は閉まったドアに向かって「坂本さん、そっちは…そっちはダメ! 闇です!」と必死に叫ぶのだった。
「えらいことになってしまった…」 予想外の展開に頭を抱えながらも、凪は前を向く
「大島凪、28歳。しばしお暇頂いておりましたが…とにかく…仕事行こ!」
凪はとりあえず坂本の部屋の前の廊下に荷物を置き、自転車で仕事へと向かって行った。

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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『凪のお暇』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


