小さい頃、泣いていた神戸美紗(小芝風花)に江坂麗奈(白石聖)がミサンガをあげた事により親友になった二人、高校生になってもその友情は続いていた。 やがて神戸美紗(小芝風花)は就職先(SUZUTOYAホールディングス)で先輩の平野友也(横山裕)と付き合いー結婚 「…幸せな瞬間は沢山あった、そう、そんなに悪い人生じゃなかった…」
場面は変わって病院、現在、神戸美紗(小芝風花)は胃がんで入院生活を送っていた。
夫の友也(横山裕)は会社を立ち上げたばかりで忙しいのか、最近お見舞いにも来ていない。
入院先から祖母に電話をするが、祖母は認知症なのか美紗(小芝風花)の事を理解していない様子である。 美紗(小芝風花)は祖母が自分の生命保険の受取人になっているが、認知症で請求ができないため代理人を立てる手続きを保険会社にしていたが、保険会社からの連絡で受取人は3か月前に祖母から夫の友也(横山裕)に変更になっている事実を告げられる
第1話・あらすじ/ネタバレ
病院からの一時帰宅の途中、体調を崩して道路にうずくまっていると一台のタクシーが停まる。「乗ってください」。運転手との取り留めのない会話の中で、富山の訛りに気づいた美紗は「富山出身ですか?私も富山出身なので、私の父もタクシーの運転手をしていたんです」と話す。「お客さん外をみてみなはれ、綺麗ですよ~」と促され外を見ると、そこには美しい紅葉が広がっていた。「紅葉なんてまだ早いはずなのに…」。しかし景色は次第に冬、そして春へと移り変わる。自宅に着く頃には美紗は眠ってしまっていた。運転手は「今日が運転手人生最後の日だから」と言い、料金はいらないと告げる。
家に戻った美紗は、友也(横山裕)と麗奈(白石聖)がベッドで自分の寿命や保険金について話している場面を目撃する。友也は自分の母親と結託し、美紗の死後に金が入るよう画策していた。「お前みたいな地味でつまらない女と結婚したのは、お前がケチでちゃんとため込む女だからだよ、誰も引き取り手がいないお前と結婚してやったのに」
さらに麗奈も続ける。「…最後まで変わんないんだね、善人面、被害者面、友達の出来ない美紗のそばにずーっとついててあげたのは私だけだよね…どうせ最後だから教えてあげる、子供の頃からずっと目障りだった、友達なんかじゃない」
激しく動揺した美紗は保険会社に真実を伝えるため家を出たが、マンションの玄関先で友也ともみ合いになる。突き落とされそうになったところで麗奈が手を握るが「バイバイ美紗」と言ってその手を振りほどく。美紗はそのままマンションから転落「幸せの瞬間は沢山あった?そんなに悪い人生じゃなかった?…ウソ、生きていたって嫌な事ばかり、幸せなんて感じた事のない人生だったけど、ここまで最悪な結末は考えてなかった…もう一度…」
次に目を覚ますと美紗は会社にいた。「会社、なんで??マンションから落ちたはずなのに何で会社に?麗奈も友也君もまるで何もなかったみたいに」。そこは10年前の2015年であり、体も当時の状態に戻っていたため胃がんも発症していなかった。外出先で上司の住吉百合子(田畑智子)から電話が入る。これからプレゼンがあるにもかかわらず、美紗がまだ会場に到着していないことを心配していた。しかも会場は当初から変更されている。
タクシーの中で美紗は「あれ・・・、何だっけ?大事な事を忘れいているような・・・」と考える。やがて会場に到着した際、麗奈から「住所を間違って送ってしまったので正しい住所を送る」と電話があったことを思い出す。しかし結果として様々なアクシデントが重なり、プレゼンは壊滅的な内容となる。プレゼン会場のエレベーターに駆け込んだ際、鈴木亘(佐藤健)にぶつかり抱きついてしまう。「そのスカーフ、似合ってませんよ」。唐突な言葉を投げかける鈴木亘は、美紗と同じ会社の経営戦略部の部長だった。

再び迎えたプレゼンでは、美紗は無事に会場へ到着する。麗奈(白石聖)はその様子を面白くなさそうに見ている。プレゼン中、美紗はこの企画が後日断られる未来を思い出し「タピオカ」です、タピオカが来るんです!、この先爆発的ブームがきます!、今売り出せばブームの先駆けになります!と提案するが、即座に断りの連絡が入りプレゼンは失敗に終わる。
「いつまで続くの死ぬ前の夢としては長くない?私は2015年9月18日…麗奈(白石聖)と友也(横山裕)に殺されて、その記憶を持ったまま10年前、2015年9月18日に戻ってきた?」沢山の事を考えながらあるお店の事を思い出す、それは2016年1月に閉店した神保町の路地裏の店で、そこはかつて父と訪れた場所だった。
【回想】2006年、父と店の前で待ち合わせをしていた美紗、少し遅れて父が現れる。「ちょっこし寄り道しとって、親切な学生さんに案内してもろうた」。2015年現在「あの時父は自分の余命を知っていたんだと思う…」と考える美紗は、タクシーの運転手からもらった飴の中に、当時父からもらった亀のおりがみを見つける。あの不思議な運転手は父だったのではないかと気づく。
これから起こる出来事を知っていれば運命は変えられるのか。それとも結果は変わらないのか。美紗は考え続ける。会社の給湯室でケトルを前にしていると、鈴木亘(佐藤健)が現れケトルを倒して火傷を負う。美紗はこのケトルで火傷をするのは自分だった事を思いだした、本来は美紗が負うはずだった火傷を彼が代わりに受けたことで「起こる事は起こる…でも身代わりさえいれば…運命を変えられる?」と考えるようになる。
鈴木亘は美紗に語る「なぜあなたにゴミのような人ばかり寄ってくるのかわかりますか?あなたがいい人だから…ではありません、あなたがチョロい人間だからです、普通の人間はクズが近寄ってきたら危険を察知して距離を置く、普通に人を見る目があれば誰でも気づく、でもあなたのような人は、ゴミやクズを両手を広げてありがたく迎え入れて・・・案の定酷い目に遭っても、自分だけ耐えていればと悲劇のヒロイン気取り、人生の操縦桿(そうじゅうかん)を自らゴミに握らせて真っ逆さまに墜落しているのに、自分は自分の事をけなげないい人だと思っている、おめでたい限りです」
美紗は激しく反発する「そんなのわかってます、そんなの言われなくてもわかってますよ…だからって何の関係もない上司にそこまでの事言われる筋合いありません!どこの誰にも私の人生をとやかく言われる筋合いありません!」鈴木は続ける「怒れるんですね、自分の尊厳を踏みにじられた時、怒るのは正当な行為です、ゴミは捨てればいい、あなたの幸せを望まない人間は、あなたの人生に必要ありません。」
別の日、美紗はレストランで平野友也(横山裕)からプロポーズを受ける「少し離れてみてみれば、なんて滑稽な三文芝居、向こうも向こうだけど私も私、私の人生を台無しにしていたのは私だ…どいて」。過去の自分と現在の自分が入れ替わる「友也くん、私決めた、私…絶対に幸せになる」う言って友也に微笑む美紗。
レストランに麗奈(白石聖)が花束を持ってやってきた、友也から今日プロポーズする事を聞いていたのだ、帰り道、友也と美紗眺めながら麗奈は心の中でつぶやく。「…起こることは起こる、台本は変わらない、ならキャスティングを代えればいい…私の最低な人生をあなたにあげる、麗奈、私の夫と結婚して」
幸せな人生を送っていたはずが胃がんを発症し、余命いくばくもない。そんな時小さい時からの親友と夫の浮気を知る、さらに祖母の為に残すはずの自分の生命保険金も夫に取られ、マンションの上から落とされ死んでしまう→10年前にタイムリープ、肉体も10年前のまま、つまり胃がんは発症していない健康体。記憶していた10年前の失敗を回避しようとするも結果は変わらない。つまり起こる事は起こるそこは変えられない、ならば当事者を交代させればいい、最悪の自分の夫と自分を裏切っていた親友を結婚させる計画を思いつく主人公→「私の夫と結婚して」。
いきなり主人公が命を落とす展開から始まり驚きましたが、物語は単なる不幸では終わらず、復讐へと繋がっていく構成でとってもワクワクする展開。
10年前にタイムリープしてから関わっていく、佐藤健が演じる人物は表面的には冷静で厳しい言動が目立つものの、どこか味方になるような雰囲気も感じられる一方、すべてを見透かしているような謎めいた印象もあり。
韓国版が先であることを知らなかったのですが、復讐や再生といったテーマから韓国ドラマ特有のテイストを感じさせる作りになっていて超納得。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『私の夫と結婚して』/ 放送・配信:Amazon Prime Video
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


