- 文太たちは兆が仕掛けた抹殺計画を「今」を生きる意志で塗り替え、クリスマスマーケットの惨劇を阻止
- 四季は半年間の記憶を失いながらも文人(フミト)と新しい関係を築き直す
- 文太たちは「要らない人間」とされた宿命を覆し、誰一人欠けることなく2025年を生き抜いた
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未来が壊れているの、文太(大泉洋)は急ぎ『ノナマーレ』へと走る。
その時、半蔵(宇野祥平)から連絡が入った、円寂(高畑淳子)が大量のEカプセルを服用し、かつての上司であり愛人でもあった結城(吉田鋼太郎)の家へ向かったという。
円寂が結城を車庫に閉じ込め、電磁波で焼き殺そうとしていた所に文太達がかけつけ彼女を止める

「なによ、みんなして。殺し損ねちゃったわ」(円寂)
「愛し損ねたんです、俺たちみんな、愛し損ねちゃったんですよ」(文太)
文太のその言葉に泣き崩れそうになる円寂を支え一緒に無く文太達
第9(最終)話・あらすじ/ネタバレ
1000万人の命の方が大事であり、自分にはそこまでの価値がないと、四季はEカプセルを飲み続ける。だが、そこであることに気が付く
「私が死んだら、ぶんちゃんまたおかしなことしちゃうんじゃない?あの人重いからな…また何かして…人が死んで…エンドレス」

翌日、クリーニング店で働く四季は店主夫婦から「大丈夫? 相談に乗ろうか」と声をかけられる。
「ぶんちゃんを愛してるんです、でもぶんちゃんも愛してるんです、私が死ねばいいんです、みんなのために。いやぁ…でもぶんちゃん重いからな、私が死んだらまた何かしちゃう、出会わなければいいんですかね?今いるぶんちゃんを見つけ出して殺せば…でもぶんちゃん殺してぶんちゃんは生きてて、私だけぶんちゃんと幸せになるなんて酷い…あ分かった、どっちも殺せばいいんだ。ぶんちゃんとぶんちゃん、2人とも殺します」
兆による市松たち3人の抹殺計画

ーー河川敷で雑談をする文太たち4人
「四季ちゃんはどうしてるの?」(円寂)
「我々のことはきれいさっぱり忘れてます」(文太)
「文太さんのことも?」 (半蔵)
「そりゃそうだよ、半年分の記憶がなかったことになるんだから」(文太)
「どうせ俺たち、今年いっぱいで死ぬしな」(桜介)
「痛いとか苦しいとかなしに逝きたいな」(文太)
「そんなことないわよ。生きるのと同じくらい、死ぬのだって苦しいの。生老病死って言うでしょ、人生は四苦八苦」(円寂)
「どっちを向いても苦しみか」(文太)
「どっちも苦しいなら、どうして僕たちは死ぬんだろう」(半蔵)
「要らねぇからだろう、この世界に」(桜介)

その時、市松から文太に社長室の動画が送られてくる。そこには兆の姿があった。
ディシジョンツリーが壊れ、ミッションのシミュレーションができなくなった、その原因は市松たちと考え、まもなく起きる大きな事故現場に3人をおびき寄せ、抹殺する計画を立てていた
「2025年12月24日、クリスマスマーケットの会場で天井のLEDパネルが落下する。原因はボルトの強度不足。設備費のダンピングと納期短縮が招いた悲劇だ。後に下請けの現場責任者が日本中から糾弾され自殺するという苦い幕切れだった。その場所に、偽のメールで彼らを呼び寄せる。34人の死者が37人になるだけだ。彼らがそこに来るはずがなかったことなど、誰も気が付かない。世界への影響を最小限に抑えて彼らを消去できる」
クリスマスマーケットでの救済と歴史の改竄
ーー市松の部屋に集まった市松たち3人と、文太たち4人。
「この時代の兆を探して殺すのが一番早い」と久条は主張するが、文太は「兆がいなくなれば大切な人が不幸になる」としてそれを拒む、だが文太たちは市松たちを死なせないために協力を申し出た。
だが未来を知る兆からどう逃げ切るべきか…

文太が改めて解説を始める
「俺たちがいるのは2025年、兆は30年後の2055年にいる。これが元の世界だ。そこでこっちに新たにジャンクションを作ってAの世界に変えたとする。すると兆は"兆A"となる。しかし"兆A"は元の世界を知らないわけだから、何が変わって何が変わっていないのか分からなくならないか?、改竄を繰り返していくと、どんどん元から遠くなって、何がなんだかわからなくなりそうな…」
「世界を変えるほど、ボス自身も変わっていってしまうってことか」(半蔵)
「だからこっちに記録を置いている。兆のパソコンに毎日の音声記録とディシジョンツリーというビッグデータが保存してあった」(久条)

「つまり、そのディシジョンツリーの元になる30年分のビッグデータを、2055年ではなく2025年に保存しておく。そうすると、その先の未来が変わっても2025年に置いたものは残る。元のデータと後のデータを比べれば、差分を出すことができるんだ」(文太)
「何が変わったかを比べれば、検証できるってことか」(紫苑)
「つまり兆は世界が更新されて自分が変わるたびに、2025年に置いたデータを確認しなければならない」
「記憶喪失になった人が、昔の日記を読んで確認するみたいなこと?」(半蔵)
「でも、世界が更新されたからといって、兆が更新されるとは限らない。少しの変化なら2055年に届かないかもしれないし、もし届いたとしても、兆の人生に直接関係のない更新なら兆はそのまま」(市松)
「しかし、兆にまで更新が届けば、兆自身も更新される」(文太)
「場合によっては記憶が飛んで、状況がわからなくなるかも」(市松)
ここで文太が提案する「兆に騙されたふりをして行ってみるか…クリスマスマーケット」
行ってどうすると問う市松に対し、文太は「死ぬはずだった34人全員を救う」と宣言。
それは歴史の改竄にあたり、大罪だと市松は反論する
「それなんだけどさ、歴史の改竄ってのは誰視点のどこ視点?俺たちがいるのはここ、今ここにいる俺たちが今を変えて何が悪い?改竄じゃない、今から歴史を作るんだよ俺たちが」(文太)
救出作戦開始

ーー文太たち4人は、クリスマスマーケットを見渡せる場所に集まっていた
まずは半蔵がミツバチを操りマーケット内にいた客たちを外へ追いやる事を試みる。
兆のパソコンにアラート音が響いた、2055年の未来が更新されたのだ。 文太が兆へ電話を入れる
「もしもし文太でございます。どうですかそちらの様子は、未来、更新されました?」
兆が文太もとに姿を現す
「何をしている?」
「今日ここで死ぬはずの34人が生き抜いたらどうなるでしょう。一匹のミツバチが地球の命運を変えることがあるように世界が変わる。助ければ助けるほど世界は大きく動き、一人ひとりの命がやがて2055年まで到達して、あなたを更新する」
ノイズとともに兆の姿が一瞬かき消えた、再び現れた兆は人工知能に
「今日の日付は? 私は今何をしている?」と問い、バックアッププログラムの起動を指示する。
現在を大きく変えることで2055年の兆に影響が出ることを、文太は確信する。

だが人工知能によるデータ再生が終了し兆の記憶補完が完了する
「この1年試行錯誤してきた。意識の欠落についても対策済みだ。惜しかったですね、なぜ邪魔をするんです? 四季が死んでもいいのですか。四季にインストールしたトリガーが作動するとは限らない、だから私は世界を変えてきた!」
「だったらこっちも最後の手段だ。文人(ふみと)、あなたをここに呼んである」(文太)
未踏のシミュレーションと世界の変容

クリスマスの会場に文人(フミト)が現れた
「なぜ私を…」(兆)
「あなたが変わるんです、四季を助けるために」(文太)
「私を使うシミュレーションは既に1兆通り、1京通りと繰り返したが、四季の死を回避することはできなかった!」と兆は絶望を口にする
「それは以前のシミュレーションだ!俺たちが今34人を救い出す、そんな予定はなかった、世界はどんどん変わってる、試してない事はまだいくらでもあるはずだ!変えるんですよ、あなたと我々で」(文太)
その時、会場のスピーカーから大音量でクリスマスソングが流れ始める。
ボルトが外れ、天井のガラスパネルの落下が始まりそうになる、円寂たちは必死に避難を誘導するが音楽が邪魔をしてうまくいかない。
そこへ四季が姿を現す。文太と兆が上にいるのを確認した彼女は2人のもとへ向かう。
2人のもとにやって来た四季は大きく息を吹きかけるが、文太だけが吹き飛ばされる
「ああ、そっか、あなたは映像だったね」
四季は食堂でコロッケを食べていた文人(フミト)の後をつけてここへたどり着いていた

「あなたの事がイヤになった、あなたを忘れられない自分もイヤ…ぶんちゃん(文太)が好きな自分もイヤ、だから…2人とも殺すことにした」と四季は文太の方へと歩き出す。
四季は「ぶんちゃん、私飲まなかったよ」と文太にさらに息を吹きかけ続ける
兆が「四季、やめろ!」と制止する
「どうして?ぶんちゃん(文太)は要らない人間なんでしょう?私の代わりに死ぬ1000万人の人達は?ホントは要るはずだったのに、要らなくなったの?どうして?誰が決めるの?あなたが決めるの?私は…私は要る?あなたは要る?どうしてあなたはここにいるの?どうしてあなたは生きてるの?」

兆は声を絞り出す「それは…僕がこの20年間、ずっと考え続けてきたことだ。どうして僕がいるのか、どうして人生が続いていくのか…いまだに…わからない」
「あなたも分からなくなっちゃったんだね。ごめんね、先に死んじゃって」四季はそう言うと、実体のない兆と握手をし「私が終わらせるね」と、下のホールへと向かっていった。
パネル落下と未来から現れた「白い男」

久条と円寂の力でようやく大音量の音楽が止まったその時、天井のパネルが一枚落下してきた。
桜介はとっさに紫苑をかばい救い出す、「なんで2度も助けてくれたの?」と問う紫苑の頭を桜介は黙ってなでた。
逃げ惑う群衆に紛れて立ち去ろうとする文人(フミト)だったが、四季はその手を掴みパネルの落下地点へと連れて行く。
四季の手を振り払い逃げようとする文人、だが四季がその足元に息を吹きかけて転倒させ、床から動けないように息を吹き続ける。

その時文太が彼女の肩に手を乗せた
「やめよう」
「こうするしかないの」だが文太が四季の両手を握ると彼女の心の声が文太に聞こえる
(死にたくない)
「私たちがいなくなるしかないの」(怖い)
「この世界に要らないのは、私たちなんだよ」
「世界は誰のこともジャッジしない」
「どうせ10年後に死ぬよ、だったら…」(四季)
「10年だって掛けがえない!俺の半年は一生分だった、忘れてしまっても…相手が死んでも…愛は残る、これまで真面目に言えたことがなかったけど…愛してる、四季を愛してる、四季がいるこの世界を…俺は愛する」(文太)
その瞬間、ついに天井パネルが外れて落下してきた。
文太は四季を桜介たちの方へ突き飛ばして避難させる、パネルの真下に一人残された文太。
助けようと駆け寄る桜介たち

その瞬間、謎の「白い男」が指を鳴らし兆の前に現れた
「世界は地続きだ。過去を踏まえることはできても、変えることはできない。変えられるのは今ここにいる者、過去ではなく未来を形づくれる者だ。彼らに任せよう」
「あなたは、どこから…」(兆)
「2025年にデータを送れるのは2055年。その次は2070年だ。私はそこにいる。兆(きざし)が兆(ちょう)なら、私は京(けい)といったところか。クソジジイになっただろう?」

「2070年のあなたは一人ですか、それとも…、意味のない質問ですね」(兆)
「全ての刹那はとこしえにつながる」
「あなたも、私も、文人も」兆がそう言うと、2人の姿は消えた。
直後、凄まじい音を立ててパネルが落下し会場は騒然となる。そして花びらが降り舞い降りて来た

ディシジョンツリーの光が消え、「たっこぴ」の床に落ちていたナノ・レセプターを白い男の手が拾い上げる。
2025年を生き延びた4人・最後のミッション
ーー病院の待合室、テレビからニュースが流れている
「次のニュースです。去年の12月24日、クリスマスマーケットの会場で天井のLEDパネルが落下する事故が起きました…」

そのニュースを眺める四季の隣に文人がやってきた
「…下敷きになった人、まだ見つかっていないみたいですね」
「はい。オカルトじみていて少し面白いですよね。すみません不謹慎で。覚えていないんです」
「僕もです。なぜあそこにいたのか、未だに思い出せない」
テレビからは「死者0人は奇跡とも言われた今回の事故…」という音声が続いている。
その頃、市松は部屋で久条や紫苑とともにたこ焼きを囲んでいた
市松は自分が開発しなくても、いずれは誰かがEカプセルを作るから、進路を変えてEカプセルの副作用を止める薬を作ると宣言する。

「アイ」はその後、クリスマスイブの騒ぎの最中に一度だけ戻り、言葉を残していった
『干渉して悪かった、俺のことはいいから好きにやれ。追伸、彼女を大事にしろ。後悔するぞ、もう一人の私へ、愛を込めて。アイ』
ーー再び、病院の待合室
四季は、半年間の記憶が完全に欠落していることを文人に打ち明ける。独り暮らしのはずの部屋が妙に広く感じ、正体不明の「愛着」だけが胸に残っていると語る、その彼女の指先はお気に入りのハチのネックレスに触れていた。
それを見た文人は驚いたように自分のスマートフォンを取り出す。さっき清掃員が拾ってくれたというその端末には、覚えがないにもかかわらず同じハチのモチーフのストラップが付いていた。

「ぶんちゃん…ぶんちゃん?」と呟く四季。
その背後を、清掃員に扮した文太たちが通り過ぎていく。
文人は戸惑いながらも、自分の名前が「文人(ふみと)」であり、幼い頃に「ぶんちゃん」と呼ばれていたことを明かす。
「ぶんちゃん?」(四季)
「はい、…今更ですが、お名前は?」
「四季です」
病院の外では、文太達4人を佐助が待っていた
「お待たせ~、ミッション完了。結構かかったな、四季と文人のラブラブ大作戦」(文太)
「そのミッション名、やめなさいよ~」(円寂)
「自虐、良くないよ」(半蔵)

「俺たちはみんな、慣性の法則に打ち勝って2025年を生き延びたんだ。これからもチビチビ、ジワジワ、しつこくしがみつこう」(文太)
「うん、世界に花を咲かせるぜ!」(桜介)
「生きていくことが、私たちのミッションね」(円寂)
「僕たちが生き続ければ、未来の形は変わっていく」(半蔵)
「それが四季と世界と…俺たちを救う、な?佐助」(文太)

病院から出てきて並んで歩いていく四季と文人。
文太たち4人と佐助は反対の道へと歩み出していった。
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『ちょっとだけエスパー』/ 放送・配信:テレビ朝日
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

