- お蔵入りから一転、放送が大反響を呼ぶも番組は打ち切り、村井と岸本は懲罰左遷を受ける
- 斎藤から決別を告げられた浅川、覚悟を胸に『ニュース8』へと舞い戻る
- 大門副総理と八飛市の繋がりが浮上、さらなる闇への追跡が始まる
👇詳細はこちらから👇
2018年12月、浅川宅
浅川恵那(長澤まさみ)のもとに、村井(岡部たかし)チーフプロデューサーから「今日中に話したい、何時でもいいから会社に来い」とメールが入る。
浅川は眠っていた岸本拓朗(眞栄田郷敦)を起こし呼び出しがかかったことを伝えた…
第6話・あらすじ/ネタバレ
局では村井と名越(近藤公園)プロデューサーが待っていた
名越は報道局の顔色を伺ういつも通りの屁理屈を並べて放送に反対する。
しかし村井が「うち(フライデーボンボン)でやる」と、ひとこと。
浅川はこれが岸本の大スクープであると認めつつも、報道局のメンツを潰すことによる妨害や、映像素材の貸し出し拒否などのリスクを懸念して報道に協力すべきだと主張する。
それを聞いていた岸本が「いや流石にそこまではしない…」と言いかけた時
「するよ!」名越プロデューサーと浅川は同調して声をあげた。
しかし村井は特集25分を番組冒頭で流すと決断、岸本に編集を急がせる。

浅川が帰宅すると自宅のソファで斎藤正一(鈴木亮平)が寝ていた。
浅川は銀座の寿司屋で「株で儲けたから」という理由で、限りなくエンゲージリング的な指輪を渡されたことを思い出す。
(この人は大事な事を絶対に言葉にしない、ただサインだけを送って来る、サインはそれを読み取るものに呪いをかける、問い返しを封じて疑問の渦に迷わせる。あの指輪の意味は何?私の事をどう思ってるの?どうして私に特集を止めさせようとしたの?本当は私達は裏切り合っているんじゃないの?確かめなきゃいけない事が沢山あるのに、私はこの人の事を…好きになり過ぎてしまった)
逆転放送の代償ー消えた重要参考人

ついに『フライデーボンボン』で特集が放送される。
日本の司法を揺るがす新事実に世間の反応は凄まじく、翌日には新聞・テレビなどの全媒体がこのニュースと松本氏の冤罪の可能性を報じた。
その一方、重要参考人の西澤正はマスコミの追及を逃れるため、自宅の窓から抜け出し黒い車と合流し、失踪してしまう。
弁護士の木村(六角精児)は西澤という重要な参考人を失ったこと、西澤の証言が取れなくなったことにより再捜査の可能性も消えてしまった事に激怒し、事前相談のなかった浅川を「すみませんでは済まない」と厳しく責め立てる。
週明けの月曜日、社内では浅川と岸本が呼ばれないまま緊急幹部会議が開かれていた。
会議を終えた村井は、浅川に今夜の『ニュース8』に事件を追った記者として出演するよう命じる。
『ニュース8』凱旋出演と、鳴りやまないメッセージが告げる斎藤との別れ

ーー『ニュース8』本番30分前、局内の休憩室
浅川は斎藤に電話をするが、連絡がつかない。そこに村井がやって来た
浅川は村井から報道局が世間の流れを受けしぶしぶ方針を変え「浅川を貸せ」と言ってきた経緯、斎藤正一(鈴木亮平)を通じて大門(山路和弘)副総理から「事件に触れるな」という圧力が会社にかかっていたことを聞く。
それゆえ村井は報道にネタを渡さず『フライデーボンボン』で放送する決断をしていた。
浅川が「斎藤さんは一体何がしたいのか、かつて彼が最も軽蔑していた『権力の犬になり真実を捻じ曲げること』を、いつの間にか自ら行っているのではないか」と疑問を呈すると、村井は「斎藤には報道ではなく『あっち側』への溢れる才能がありすぎる」と指摘した。
その溢れる才能は何か大事なものを人生から押し流してしまう厄災(やくさい)のようなものであり、斎藤はいずれ報道を離れるだろうと告げる。
さらに村井は今夜の出演を辞退するかどうかを浅川に確認する。
今なら「原稿を読まされていただけのアナウンサー」という釈明がギリギリ成り立つが、もし「記者」として出演すれば、斎藤が大門副総理に対して言い訳ができなくなり、彼の立場が極めて微妙なものになる、浅川と大門のどっちを取るかという話になってしまうかもしれないと懸念しての事だった

しかし浅川の決意は揺るがなかった
「この仕事は…私です、まるごと今の私自身です、それが斎藤さんの人生から押し流されるものだとしたら、遅かれ早かれ受け止めないといけない事なんです」と覚悟を決め出演を選ぶ。
その時浅川の携帯からメッセージの着信音が鳴る
(着信音)ニュース8凱旋出演おめでとう
(着信音)オンエアの後にしようかとも思ってたけど
(着信音)それだとよけいに
(着信音)
「よけいなんだよ?」(村井)
「ヤダ、やっぱ無理、今は無理、村井さんこれ持っててください、終わってから見ます!」
浅川はメッセージの着信音が続く携帯を村井に託し、スタジオに向かった。
鳴りやまないメッセージの着信音
「まとめて送って来いよ!刻むなぁこいつ」(村井)

番組出演を終えた浅川は、村井から携帯を託されていた岸本から端末を受け取った。
斎藤から届いていた複数のメッセージを読み進めるにつれ、浅川は激しく動揺しその場から走り去った。
オンエアの後にしようかとも思ったけど、それだと余計に君を傷つけるかもしれない。
引用元:関西テレビ放送
ここまでにしよう、君も気付いていたと思う、俺と君はいつの間にか相克(そうこく:対立・矛盾する2つのものが、互いに相手に勝とうとして争う事)の関係にある。
生半可な情理などでそれは埋められないものだ。近い将来、君は俺を憎むことになるだろう。
それでもそういう君をこそ、俺は好きだった…それはきっとこれからも変わらない。
本当にありがとう…元気で
その頃、斎藤は大門副総理が待つ高級クラブへと足を運んでいた。
勝ち取ったキャスター復帰と引き換えに失った仲間たち

『ニュース8』が取り上げた事で局の姿勢が明らかになった一方、世間を騒がせた事のケジメをつける必要があった。
番組改編期だった事もあり、迅速に処分が下された
『フライデーボンボン』は打ち切りが決定。後継番組『ウィークエンドポンポン』の放送が決定する。MCの海老天をはじめ多くのスタッフが新番組にも残留することから、最終回の現場はいたって穏やかなムードであった。しかし、アシスタントとボンボンガールについては全員が入れ替えとなった。
村井は制作の現場を外され子会社へ、代わりに名越が昇格。
岸本は経理部へ異動というあからさまな粛清人事が行われた。
岸本は下北沢で一人暮らしを始め、元ボンボンガールの篠山あさみ(華村あすか)と交際を始める。

最後に内示が出た浅川は『ニュース8』のキャスターに抜擢された。
番組プロデューサーは「お前の起用は視聴者対応、会社としても慎重ならざるを得なかった、だが俺の下で余計な事は死んでもさせない」と釘を刺すが
「余計な事はしませんけど必要だと思う事はやります、真実を伝えられないならキャスターなんてただの嘘つき人形です、覚悟はしてますからご都合悪ければいつでもさっさと降ろしていただいて結構です」と浅川は覚悟を突き付けた。
「浅川恵那も30過ぎるとこんな骨ばってくんだ、女の旬てのはまったく短いもんだよなぁ、あ、これセクハラじゃないから」(番組プロデューサー)
「セクハラかどうかは、言われた方に決めさせてもらえませんかね」(浅川)
「ま、せいぜい頑張って」プロデューサーは浅川の肩をポンと叩いて去って行った。
(ダメダメ落ち着け、こんなことに巻き込まれている暇は、もう私には…ない)
事件の舞台・八飛市と権力者を結ぶ接点
ーー2019年4月1日
浅川は『ニュース8』に復帰し、毎日がオンエアを中心に回る多忙な日々を送る。

一方、岸本は八飛市を訪れ、いつもの喫茶店に入ると。常連客が例の雑貨店について噂話をしていた。
本城建託の息子が経営していた「ヘンテコな店」が潰れたこと、そしてあの商店街一帯が本城建託の土地であることを知る。
「いやぁしかし、大門さんが副総理になっちゃって八飛はますます本城建託の天下だね」(常連客)
岸本が例のシャッター街に向かい写真を撮る。閉店したあの雑貨店のシャッターには大門のポスターが貼られていた。
同じ頃、斎藤はテレビ局を退職した。
『ニュース8』のプロデューサーから「やっぱり大門先生の所に行くのか?」と問われるが、何も答えず会社を後にした。

岸本から送られてきた写真を見た浅川は大門のポスターに目を留め、経歴を調べると八飛市出身であるという事実に着目した。
浅川は首都新聞の笹岡(池津祥子)記者に電話を入れ、大門副総理の経歴、家族、支援者、そのすべてについて調べるよう依頼する。
※Amazonで購入される際は海賊版にご注意ください。販売元が公式であることを確認してのご購入をお勧めします。当ブログのリンクは正規品のみ掲載しています。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』/ 放送・配信:関西テレビ・フジテレビ
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

