- 散らかった部屋で無気力に過ごす貴恵の弟・友利のもとへ万理華が押しかけ、かつての貴恵のように生活態度を厳しく説教する
- シーワールドでの家族旅行を経て、圭介と万理華は「8年後にまた結婚する」と約束する。手書きの結婚届を交わし、三人は離れていても心は一つだと確かめ合った
- 万理華の助言で創作への意欲を取り戻す友利だが、中学生作家の台頭に圧倒される。一方、万理華と圭介の密会が千嘉に見つかってしまう
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万理華(毎田暖乃)を激しく叱りつけた後、母親の千嘉(吉田羊)は呆れ果てた様子でリビングのソファに腰掛けた。

なぜ黙っているのかと問い詰められた万理華が「友達のサッカーの試合を見に行っていた」と答えると、千嘉はさらに「電車代はどうしたのか、お金はどこから出たのか」と追及するが「もういいよ」と呟いて台所へと向かった。
第3話・あらすじ/ネタバレ
ホームページ制作会社に就職した麻衣(蒔田彩珠)は、緊張しながらも先輩に同行して初めての取引先である「愛川工務店」へと向かう。

しかし同行した先輩は、挨拶を済ませると「マニュアル通りにやれば大丈夫」と言い残し、麻衣を一人残して帰ってしまった。麻衣は困惑しつつも、工務店の経営者の長男である愛川蓮司(杉野遥亮)にパソコンの操作方法を教え始める。
一方の圭介(堤真一)は、朝、いつもの土手で万理華が現れず、LINEの返信もないことから、心配で仕事に集中できずにいた。
昼休み、万理華からの連絡が無くやきもきしている所に、守屋好美(森田望智)がやってきた。
守屋から手作りの卵焼きを勧められて食べている最中、万理華へのLINEに既読がつく。
「ああ!守屋さん、既読が、既読がつきました!ありがとうございます守屋さんのおかげです」(圭介)
「いや私は何も…」(守屋)
「ちょっと電話してきます、失礼します!あっ…卵焼き…ごちそうさまでした!」(圭介)
と、満面の笑みでお辞儀をして圭介は去って行った。
「何だ?かわいいぞ‥」(守屋)
万理華は学校から電話をかけてきており、時間がなくてお弁当を作れなかったことや、自分にも色々と都合があるため頻繁に連絡をしてこないよう圭介を強く諭した。

ーー「愛川工務店」での仕事帰り、バス停でバスを待つ麻衣のもとに、蓮司が車で通りかかり、食事に誘う。
バスの到着までまだ1時間あると促され、麻衣は蓮司と共に食事処へ向かった。
食事中、蓮司は仕事が初めてかと尋ね、麻衣が業務中に読み上げていたマニュアルに言及する。
「すみません、お客様の前で読みながらやってしまって」(麻衣)
「いや、付箋いっぱい…すげぇ細かい字で書きこんであって、頑張ってんだなって…まぁうちもこのままじゃ先細りだし、俺も頑張ってみるわ、わかんないことあったら連絡してもいいかな?」(蓮司)
「はい、もちろんです」(麻衣)
万理華の言葉に揺れる友利―亡き姉・貴恵の面影
ある日、友利(神木隆之介)が帰宅すると、アパートの前で万理華が待っていた。
万理華は、鍵をかけずに外出していた友利を叱りながら勝手に部屋へ上がり込み、散乱していたゴミの片付けを始める。その様子や小言は、かつて貴恵が友利の部屋を訪れた時の言動と重なるものだった。

「おい…小学生、一体何が狙いなんだ?まぁ君は君でしんどいこともあるんだろうけど、俺、君ん家のこと知ってるから、あのちょっとヤバそうなお母さんとか…」(友利)
友利は先日の母親の怒鳴り声を外から聞いていた
「そんなこと調べてる暇があったら、バイトのひとつでもしなさいよ」(万理華)
「自分の家がしんどいからって、あの家に取り入ってるんだろ?そういうのよくないよ、現実逃避だよ、わかる?わかる?現実逃避、はぁこんな小学生にコロっと騙されるなんてあの人もあの人だよホントに。最初から気に食わなかったんだよ、姉ちゃんがよりによって、あんな頼りない男となんで…」(友利)
「"なんで結婚するんだよ"って、友利いっつも文句言ってたもんね」(万理華)
えっ?と、驚きを隠せない友利

万理華は友利に対し、自分のプライドばかりを優先してチャンスを逃してきた過去を指摘する。そして、友利が以前漫画で新人賞を受賞した際の雑誌を手渡し、才能があるのだから自分を信じて生活を立て直すよう諭す。
万理華が去り際に見せた貴恵を思わせるしぐさに、友利はとっさに彼女を追いかけ
「また叱ってほしい」と頼む。万理華が次回来るまでに部屋を片付けるようにと言うと、友利は嬉しそうに「はい!」と返事した。
埋めがたい「家族の現実」
会社帰りに立ち寄った喫茶店で、客同士の会話から家族旅行を思い立った圭介、翌日、万理華に麻衣を交えた日帰り旅行を提案する。
万理華も承諾し、帰宅した千嘉(吉田羊)に話そうとしたとき、前々から万理華が話していた綿あめを買いに行こうと万理華を誘ったため、万理華は千嘉を優先し圭介たちとの約束は取りやめにした。
日曜日、外出の準備をしていた万理華と千嘉だが、千嘉のもとに男性から電話がかかって来る
「会えるならもっと早く言ってよ、えっ今から?何時?」
結局、千嘉はその男性を優先させた。

万理華は圭介たちと出かけることにした。
3人はかつて訪れたシーワールドで楽しい時間を過ごす。
その帰り、圭介は、秘密の関係を続けるわけにはいかない、正式に挨拶をしたいと重ねて伝えるが、万理華は自身の家庭のことは自身で対処すると言い切り、圭介の早急な提案を強く否定した。
ーー家に戻った圭介と麻衣
「シャチショーは見れたけど、前みたいにはいかなかったね」(麻衣)
「ママが帰ってきてくれて、また前みたいに戻れるって…」(圭介)
「でも状況が違うんだもん、ママは今小学生で家族がいるんだもん、また家族に戻ろうなんて、難しい事なのかな」(麻衣)
新島家でのサプライズ―貴恵の誕生日と、家族の絆

帰宅した万理華は、洗濯物を畳みながら荒れた室内を見て「ここが今の私の家…」と呟いた。
その直後「ちょっとだけ出てこられませんか?」と圭介からの連絡を受け、新島家を訪れる。
そこには圭介と麻衣が準備した、貴恵の誕生日を祝うサプライズが待っていた。
「今日は君の誕生日だろ、前のキミの」(圭介)
圭介は万理華に対し、もう一人で抱え込まずに自分たちを頼ってほしい「自分と麻衣は今も変わらず君の家族である」と語りかける。
その言葉に「ちょっとトイレ…」と万理華は居間の戸の向こうで一人すすり泣く。
心配そうに覗く圭介と麻衣
「あのさ…寂しくなったら、またここに来てもいい?たまに甘えてもいい?だって…私今小学生なんだから」(万理華)黙ってうなずく圭介と麻衣
3人は圭介が作ったケーキを食べ、貴恵の誕生日を祝った

その後、圭介は「社会的には他人でも心は家族である」という証として、紙の「結婚届」を作成する。「そして8年後にはもう一度あなたと結婚するって証ね」と、万理華はその結婚届にサインした。
「まぁそれまで私にほかにいい人が現れなければの話だけどね。ライバルは多いわよ」(万理華)
「いや~そうだよねぇ、還暦のお父さん18歳のタケル君に勝てるかな~」(麻衣)
新たな才能と、迫る千嘉の影
万理華の言葉を思い出していた友利は、漫画大賞の公式サイトを検索する。
そこには、中学生でベストセラー作家となった出雲凛音(りおん・當真あみ)の広告が掲載されており、友利は自分より年下の作家の活躍に圧倒され、思わず「中学生?なんだよもう勝ち目ねぇじゃん」と呟く。
その頃、凛音は食事も取らずに一心不乱に小説を執筆していた。
母親が彼女の変貌ぶりを案じて部屋を訪ねるが、凛音は「心配しないで」と短く答えるのみだった。

一方、万理華の母・千嘉は、帰宅途中に圭介にタクシーで自宅まで送られる万理華を目撃する。
千嘉はタクシーの前に歩き出して車を止め、ボンネットや窓を叩き、圭介を威圧した。
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『妻、小学生になる。』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


