あらすじやまとなでしこ

やまとなでしこ|第11(最終)話|いつか王子様が|あらすじ【ネタバレ結末まで公開】

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、NYのベンチで寄り添いながら座る神野 桜子(松嶋菜々子)と中原 欧介(堤真一)

ニューヨーク、公園のベンチに座る神野 桜子(松嶋菜々子)。そこへ一人の男の子が駆け寄り「ここで何をしているの?」と桜子に問いかける。

「大切なものを待ってるの、わたしは…それをずっと探してたの、たぶん、生まれる前から、ある人にそれを教わったの、この世にはお金より大切なものがあるって」

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、東十条家に呼び出され、結婚式をすっぽかした事を叱責される神野 桜子(松嶋菜々子)

ーー時は遡(さかのぼ)り、結婚式騒動の後。
東十条 司(東幹久)の両親、そして東十条本人から理由を問い詰められる桜子。
自分を心配し続ける東十条を傍らに、両親は激しい怒りを露わにする。
「私が悪うございました…」
桜子はただうつむきその言葉を繰り返すだけだった。

第10話・あらすじ/ネタバレ

【超まとめ】サクッと3行解説
  • 「お金より大切なもの」を見つけた桜子、すべてを捨てて欧介のもとへ
  • 運命の再会を果たし、10年後も変わらぬ愛を誓う二人
  • エンドロールで描かれたNYでの結婚式と、欧介のフィールズ賞受賞
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中原 欧介(堤真一)はいつものように佐久間 為久(西村雅彦)の家に遊びに来ていた、その場では桜子が結婚式をすっぽかした翌日、欧介に会いに行ったことが話題に。 佐久間達は欧介が桜子を振ったという事実に驚きつつも安堵の表情を見せる 「あの女の事だ、一瞬血迷ってお前の元に走ったとしても、あの金・金・女の性根は治りっこない」「すぐ金持に目移りしてまたこっぴどく振られるに決まってるよ」と吐き捨てる佐久間。 しかし突然、粕屋 紳一郎(筧利夫)が口を開く 「お前は馬鹿だ!たとえ一時の気の迷いとはいえ、結婚式まですっぽかして駆け付けた女を振るなんて、お前は大バカ野郎だよ!」

ーー魚春の店頭でぼーっとしている欧介のもとへ教授がやってくる。 教授は欧介がやりかけたままであった8年前の論文を差し出す。 これを最後まで終わらせて向こうの大学に送ってみないか。もし興味を示してもらえたら、もう一度留学してやり直してみないかと誘う。

「お金好き」を再宣言する桜子と数学の道へ戻る決意の欧介

携帯にも出ないまま行方不明になっていた桜子は一人海にいた。 あの王子様の事を思い出していると「しょうがないよ王子様はあなたの事好きじゃないんだから」 と幼い頃の自分が語りかけてきた
「私は悪くなーい!」 幼き日の自分の言葉に桜子は吹っ切れた様子を見せ。海に向かってそう叫んだ。

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、元のように復活し参加した合コンの帰りに中原 欧介(堤真一)に会い、再び数学に挑戦すると聞いた神野 桜子(松嶋菜々子)

桜子のために合コンを設定した同僚達、やはり桜子は来ないのではないかと話していた。そこへいつも通りの姿に戻った桜子が現れる。

合コンの相手に車で送ってもらっていた最中、欧介が論文に夢中になりながら道を歩いている姿を見かける。道に散らばった論文を欧介が拾っていると、目の前に桜子が立つ
「合コンの帰りですか」(欧介)
「もちろん」
「先日は、どうも…」(欧介)
「まだ覚えてたんですか?、忘れて下さいって言ったじゃないですか。あの時の私はトチ狂っていたんです、おかげさまですっかり吹っ切れてより一層お金持が好きになりました」
「東十条さんは…?」(欧介)
「だーれそれ?」 「御覧の通り一段と理想が高くなり、前向きに出会いを求めてます」
だが欧介から「もう一度数学をやってみる」と聞かされた桜子は動揺を隠せないまま「私には全く関係ございませんので、それでは」と言いその場を立ち去った。

後日、欧介の論文は認められ、ニューヨークの大学に非常勤講師として迎えられることが決まる。

桜子の罵倒に隠されたエールと若葉が指摘した欧介の「自覚なき恋」
ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、中原 欧介(堤真一)の送別会にやって来た神野 桜子(松嶋菜々子)

桜子のアパートに同僚たちが失恋の励ましに訪れる 「このわたくしが失恋?」 「恋って言うのはね人間ごと気にするものじゃなくてお金にするものなの、お金は女を裏切らないの、私の辞書の中には失恋なんて言葉はないの」 そう言い放つ桜子。すっかり立ち直ったと安心した同僚が、欧介が来週ニューヨークへ行くことを伝える。動揺を隠せない桜子。 日曜日、佐久間の家で欧介の送別会が開かれることになり、桜子も招かれる。

当日、最初の合コンのメンバーが佐久間家に集まる。 そこへ桜子も現れた「この度は、魚春の中原欧介さんがNYにご留学なさるそうで、お祝い申し上げます」

宴が進む中、酒に酔った粕谷が桜子に絡み始める「俺も悪魔に感情移入するとはねぇ、でも悪魔だって恋もするし、失恋もするんだよねぇ」「あんたもねぇ、あの合コンさえ行かなければ、今頃すんなり玉の輿に乗ってたのにねー!しかし!こんな貧乏人に一瞬でも走ってしまったあんたを俺は見直したじょー!」 酒を煽っていた桜子が口を開く。

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、「絶対逃げるなよ」と中原 欧介(堤真一)の胸ぐらをつかんで言う神野 桜子(松嶋菜々子)

「こんな人に走ったなんて神野桜子一生の不覚です、何がNYよ何が数学よ、この人はね貧乏が趣味なの、貧乏が生きがいなの、貧乏じゃないと生きていけないの!」 「お金しか愛せない私を歪んでいるというけど、この人だって同じくらい歪んでるんじゃない、結論から言いますと、お互いの歪みを強調するだけでもっともご縁のない相手だったんです!」 「NYに行ったってどうせ逃げて帰って来るんじゃないの?とっとと行っちゃえ、行くなら一生帰ってくんな!」
そして欧介の胸ぐらを掴み「今度は絶対逃げんなよ!」
「はい」 と答える欧介
桜子はそのまま酔いつぶれてしまった。

酔いつぶれた桜子を欧介がおぶって帰り、若葉が横を歩く。 欧介が数学を再開したのは桜子を忘れるためではないか、ニューヨークへ行くのもそうではないかと若葉が問う。 欧介はそれを否定する、確かに再び数学をやりたいと思ったのは桜子のおかげだが、それは逃げるためではなくもう一度自分自身が数学をやりたいと思えたから、桜子に出会えなければそんな自分にも出会えなかったと話す。

欧介のその言葉に失恋を確信した若葉は涙をためながらこう言った「欧介さん、それ、桜子さんの事が好きだって言ってるんですよ。欧介さんの恋愛トンマにもほどがあります」
若葉を傷つけてしまったことを謝罪し、自分を最低だと責める欧介
「ホント最低ですよ、そんな風だと欧介さんの方こそ本当に大切なもの無くしますよ、じゃぁこれで失礼します、数学のお勉強頑張ってください」 若葉はそう言い残しその場を去った。

翌日、欧介はニューヨークへと旅立った。 空港に欧介がいる頃桜子は二日酔いで目を覚ます。

ーー後日、ニューヨークのアパートが決まったという知らせの絵葉書が欧介から佐久間家へ届いた。

偽りの愛の終止符:東十条が受け入れた、桜子の本音

桜子は東十条を呼び出していた「本当の私は貧乏が大っ嫌いで、お金持ちと結婚さえ出来れば幸せになれると思ってました。東十条さんと結婚しようと思ったのもお金目当てです。ごめんなさい、私本当にお金持ちと結婚したかったから言えなかったんです。それから結婚式をすっぽかしたことなんですけど…」
「中原欧介さんのためだったんよね?」(東十条)
「ごめんなさい」
「いいんだ、僕も君に嘘をついていた。僕も無理して君の気持ちに気が付かないふりをしていたような気がする。知るのが怖かった。自分に嘘ついて本当の君を知ろうとしなかった。でもここにいる君は本物だ。もう一度ここから始められないだろうか」
「無理です、私また嘘つくもん。最後に私がついた最大の嘘を申し上げます。私は東十条さんのこと愛してませんでした。ごめんなさい」

カクテルを乱暴に一気飲みする東十条 「僕、今どんな顔してる?」
「すっごく怒ってると思いますけど、育ちのいい人って顔に出ないんですね…」
「最後にやっと本物の君に出会えてよかったよ。ちゃんと振ってくれてありがとう。大人げないかと思うけど、今日は一緒に飲む気になれないんだ。失礼するよ」

すべてを失い「ゼロ」になった桜子と真理子が贈った言葉
ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、「すべて失った」と泣き笑いで語る神野 桜子(松嶋菜々子)

ーー桜子は佐久間家に招かれた。本人は忘れていたがその日は桜子の誕生日だった。ケーキを用意して祝う佐久間夫妻。桜子は28歳になった 「今日から値崩れが始まってたんだ…。私、27歳が売り時のピークって考えてて、でもその最後の日に東十条さんにお別れを言ってきました。これですべて失ってゼロになりました。こんな事になっちゃうなんてホントに間抜けで笑っちゃいますよね。私…何やってたんだろ。結局何にもつかめなかった、でもよくわかりました

「あなたはまだ何もわかってないわ。あなたと欧介君は、まだ何も始まってないじゃない。あなたは雪子さんじゃないのよ。欧介君を優しい殻から引きずり出せるのは、あなただけかもしれない。ホントはね、私もあの時欧介君の所に走ればよかったって思ってる」(真理子)
「真理子さん…私」
「本当にあなたが生まれ変わったら、今頃ニューヨーク行きの飛行機に乗っているでしょ」 そう言って佐久間は欧介のNYの住所が書かれた絵葉書を桜子に渡した。

桜子はカメレオンを持ってニューヨークへ向かう。途中、東十条が駆けつけ車で空港まで送ってくれた。
「僕は世界一のアッシーだろ」
「東十条さん、そんなにいい人だと次また私みたいに酷いのにつかまっちゃいますよ」
「君を忘れるのにまだまだ時間がかかりそうだよ。幸せになるんだぞ」

空港には若葉たちもいた
「桜子さん、行くんですね」(若葉)
「私…会いたいから行く」
「ついにたった一人の人に巡り合えたんですね。欧介さんに伝えてください、若葉はもっといい男を捕まえますって、最高の男をゲットするために第二の桜子さんになって、気合入れて合コンに励みますって。じゃあ行ってらっしゃい」
「行ってまいります」桜子は搭乗口へ駆けていった

ニューヨークでの再会―カメレオンが繋いだ桜子の「一番大事なもの」

ニューヨーク。欧介の大学を訪ねるが欧介は手が離せないとのことだった。
ーー冒頭のシーン、ベンチで欧介を待つ桜子のもとを欧介が通りかかる。桜子の姿を見て驚く欧介、そして桜子も欧介に気が付く。
「びっくりした」(桜子)
「僕の方こそ」
「そうですよね、ごめんなさいビックリさせちゃって。大変ご迷惑だというのはわかってて、こんな所まで来てしまいました。でも…どうしてもあなたに会いたくて」
「正直言って今凄く混乱しています。だってそうでしょ…」(欧介)

「いえ、いいんです、私が来たくて来ただけで。こうやってあなたにも会えたし。このカメレオンは私にとってたったひとつのものでした。これが無かったら私は一番大事なものに気付かなかった。これはお金には代えられないんです。ありがとう、それじゃ」 カメレオンを欧介に渡し立ち去ろうとする桜子。

「桜子さん!」 欧介は桜子を呼び止めカメレオンを桜子に投げる。

「あなたが持っていてください。僕はもう逃げません。あなたが好きです。たとえ明日、あなたの気が変わったとしても

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話

私には見えるんです。10年後も20年後も、あなたのそばには私がいる。残念ながら…あなたといると私は幸せなんです

ーー 二人は微笑み合いながら静かに歩み寄る。

=エンドロール=その後の二人の姿が描かれる

ニューヨークで挙げた二人だけの結婚式。 式を終えてホテルの部屋に戻るとそこには佐久間夫妻や粕谷、若葉、そして東十条もサプライズで駆けつけていた。

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、ニューヨークで二人だけの結婚式を挙げる中原 欧介(堤真一)と神野 桜子(松嶋菜々子)

欧介は数学者として最高の名誉であるフィールズ賞を受賞、机に向かい研究に没頭する欧介の背後には受賞時の写真が飾られていた。

ドラマ「やまとなでしこ」第11(最終)話、フィールズ賞受賞の写真が飾られている中原 欧介(堤真一)の机
感想など
  • 松嶋菜々子さんの美しさが大爆発、うわっキレーとうっとりするシーン多数
  • 欧介のトラウマ「10年先のあなたが見えない」を最後桜子に言わせるニクイ脚本(「私には10年後のあなたが見える」、視聴者は何度も見てるけど、桜子は欧介のこのトラウマワードは知らない)
  • 欧介の実家借金沢山あるし大丈夫?と思ったけど、フィールズ賞を獲得したので貧乏からは抜け出せたはず、エンドロールのNYでも高そうな部屋に住んでいた
  • 粕屋ウザ過ぎだったけど、桜子が結婚式ドタキャンするキッカケ作ったので必要なキャラだったと改めて認識
  • 東十条さんいい人過ぎ、紳士だし性格いいし、なぜ東十条さんじゃダメだったのか、欧介の方が桜子がグッとくる行動や話をするからなんだけどね、でも東十条さんでいいじゃない、と今更言ってもしょうがない事を考えながら視聴
  • 恋ノチカラ』と同じく堤真一に振られる矢田亜希子
  • 嫌なキャラがただ一人として出てこないドラマ、毎回書いている気がするけど見て損はない作品
  • キャビンアテンダント(CA)をスチュワーデス(スッチー)と呼んでいる(昔はこの名称だったと思い出す)
  • ファッションはさすがに時代を感じたけど、桜子のヘアースタイルやメイクは現代でも十分通じると思った、本当に松嶋菜々子さんの若い頃綺麗すぎ(今もお綺麗だけど)
  • 主題歌の破壊力、映像作品における音楽ってホント重要
「やまとなでしこ」各話リンクはこちらから
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『やまとなでしこ』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。