- 営業不在の貫井企画は度重なる理不尽なクレームに窮する
- 籐子は宿敵・吉武の執着の裏にある複雑な心境を見抜き、無謀な引き抜きを提案
- 貫井の誠実な言葉が吉武の心を溶かし、最強の営業マンが仲間に加わる
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貫井企画初の大仕事、広小路製薬との仕事が動きはじめた。貫井(堤真一)と壮吾(坂口憲二)は、大張り切りで打ち合わせなどに動いている。籐子(深津絵里)はそんな様子を春菜(矢田亜希子)に話しながら、落ち着いたら四人で祝賀会をやろう!というのだった。だが、仕事が取れたのは実は籐子のおかげと知る春菜は、素直に喜ぶことができずにいたのであった…
第4話・あらすじ/ネタバレ

籐子(深津絵里)が貫井の事が好きなのではと疑っている倉持春菜(矢田亜希子)は藤子を問いただす「籐子さんは貫井さんの事が好きなんですか?…籐子さんは好きな人のために頑張ってるんだとお父さんが言ってたって聞いたんです」
慌てた籐子「事務所が潰れたら失業しちゃうから、自分の為におじさんの所に行った、それ以外に理由はない」と強く否定する、私は何もしていないのに貫井に嘘をついてしまったと落ち込む春菜に「春菜ちゃん…本気で貫井さん事好きなんだね、春奈ちゃんはウソなんてついてないよ、だって最初におじさんの所に企画書持って行ったの春菜ちゃんだもん、それがなかったら私一人でおじさんの所になんて行ってなかったもん、私がした事なんて忘れちゃっていいって、どっちみち私にとっては大差ない事なんだから、ね?」と春菜を気遣う籐子
営業不在の限界!理不尽なクレームと吉武の執念

ある日のこと「貫井企画」に楠木文具からクレームが持ち込まれた。
「こないんだよ!従業員の応募がひとつもこないんだよ、お宅らが作ってるのは求人広告だろ!なのに人が来ないじゃ意味がないじゃないか!」
それはどう考えても筋違いのクレームだった

広小路製薬の倉持堅(児玉清)のもとを吉武宣夫(西村雅彦)が再び訪れる。
「関わらないようお願いしたはずです。一度も実績のない人間になぜ門を開いたのか、あの貫井が必死に頭を下げたとは思えない」と疑念をぶつける。
「貫井君も今は厳しい立場だ、頭くらい下げるだろう」と倉持は誤魔化すが、吉武は一歩も引かない。
「確かに形式上は下げたかもしれません、でもそんなもんで人の心は動かせない!それは私が一番よく知っています!」
その気迫に押された倉持はついに口を開く
「実はね、頭を下げに来たのは貫井くんじゃないんですよ」

貫井企画に、楠木文具の社長が再びクレームを言いに現れる。
今度は貫井が対応したが、社長は怒鳴り散らす
「あれから応募が来てすぐに雇ったが、そいつが店の金を持ってトンズラしたんだよ!おたくの作った広告を見て来た従業員だ!責任取って賠償してくれよ!」
あまりに理不尽な要求に、貫井はあきれたように言い返す。
「いい加減にしてくださいよ、こっちはあなたに言われた情報を忠実に紙面に載せてるだけです、それをイチイチいちゃもんつけられたらやってられないですよ、応募が無かったのはそちらが提出する条件が悪いからです、金を持ち逃げするような従業員を雇ったのはあなた自身の落ち度でしょう!こっちも暇じゃないんですよ!」
激しい言い争いの末、貫井は社長を無理やり追い出してしまった。
ーーその後の飲み会、壮吾は険しい表情で切り出す
「いくらなんでもあれはマズいですよ、一応穏便に納めとかないと」「やっぱうちも営業担当が必要なんじゃないんですか?俺らにはこの手の問題は扱いきれませんよ、もちろんクレームの事だけじゃなくて、仕事取るのにも苦労してるわけだし、やっぱ優秀な営業担当雇って俺らはクリエイティブに専念すべきだと思います」
「でも優秀な人材との出会いもそうそうあるもんじゃないぞ」
貫井達は営業の必要性を改めて強く意識していた。
吉武は「貫井になりたかった」のか?籐子が挑む最悪の敵へのスカウト

紛失書類の件でユニバーサルに呼び出された帰り道、籐子は偶然吉武と出くわす。
吉武は皮肉を込めて切り出す「今更戻ってきたいなんていうんじゃありませんよね?…コネまで使って広小路製薬の仕事を取ったんだから、頑張り時ですもんね…聞きましたよ、倉持部長の娘さんと親しいそうじゃないですか…そういう裏があったって事だ、しかしこんな事が何度も通用すると思ったら大間違いですよ、覚えておいてください、この借りは必ず返します、クライアントというクライアントに根回しして貫井がこの業界で生きていけないようにしてやる!」
あまりの激しい言葉に籐子は思わず問い返す
「吉武さんは、どうしてそんなに貫井さんにこだわるんですか?」
「こだわる?別にこだわってなんかいませんよ、言ったでしょ我々は我々の利益を守ろうとしているだけだって、まああなたには理解できない話かもしれません」
籐子は以前、貫井企画のビルの前に立っていた吉武の姿を思い出した。
単なる仕事以上の何か—その執着の裏にある感情を感じ取っていた。

会社では、貫井と壮吾が営業職の引き抜きについて話していた。そこへ籐子が割って入る。
「…あの、わたし一人いい人知ってますけど…ユニバーサルの吉武さんです」その名前に二人は一瞬固まり聞かなかったことにしようとする。
しかし籐子は引かない「私本気です!」
壮吾は呆れたように言い放つ「籐子さん、何考えてるんですか?あいつは貫井さんの敵なんですよ、どんなに優れたやつでも俺は一緒に働くなんてごめんですー」
「誘ってみなきゃわかりませんよ」
貫井も一蹴する「吉武さんは俺の事大嫌いだと言ったんだぞ、来るわけないだろう」
「私は充分来る可能性があると思っています」
「バカかお前は?、何を根拠に言ってるんだ」
「直・観・です!」
「地球上のありとあらゆる企業が消え去って、うちしか就職口が無かったとしても絶対に来ないね」「私が連れてきて見せます」
「連れてこれたら雇ってやる、やれるもんならやってみろ」(貫井)

後日、吉武(西村雅彦)を呼び出し貫井企画への転職の話をする籐子
「言ってる意味がわからない、何を企んでいるんだ」
「この私を本気で引き抜けると思っているんですか?これでも家族がいるんですよ!女房と子供二人です、私は会社に対しても家族に対しても大きな責任を背負っている、それを捨ててあなた方のママゴト遊びに付き合えというんですか?貫井企画を潰すのが私だ、潰すべき相手に力を貸すなんて馬鹿げている!」と案の定断られてしまう籐子。

ユニバーサルでは吉武さんを社内で一番信用していたのに、俺には何を考えているのかさっぱりわからない、と会社で話をしている貫井と壮吾(坂口憲二)
その話を聞いていた籐子
「貫井さんにはわからないんですよ、貫井さんが今当たり前にしている事、どうやってもできない人達がいるんです、自分がしたくでもできない事、目の前で楽しそうにやられたら、誰だって羨ましいと思います。羨ましいと思っている事がまた悔しくて、腹立たしくて、そういうのが度重なったら、もしかしたら憎しみや恨みの感情が沸いてきちゃうかもしれませんよ」
(貫井)「そいつらが持っていないものを仮に、仮に俺が持っていたとしても、それは俺のせいじゃない、俺だって何かを手に入れたり、手に入れたものを守るために必死で努力してるんだ、それは単なる逆恨みだよ」
(籐子)「そうですね、貫井さんの言っている事はいつも正しい、でも世の中の人がみんな貫井さんみたいに正しく考えて正しく行動できるわけじゃないんです…頭では仕方ないってわかってる事でも、なんかこの辺がモヤモヤして…とにかく、そうしないと身動き取れなくなっちゃうんですよ」
「吉武さんは…貫井さんになりたいんですよ…」
貫井と再会した春菜、父を説得してくれたお礼だから何度でも合いますよ、という貫井に対し、春菜は正直に打ち明ける。
父を説得したのは本当は自分ではなく籐子だったこと、だからもうお礼は必要ないと。
貫井は一呼吸置いて言った
「次はいつにしますか?映画いつにしましょうか?これはお礼じゃなくてデートのお誘いです」
最強の営業マン見参!理不尽なクレームを一瞬で収めた吉武「圧巻の対応」

吉武に「今夜時間あるか、話があるんだが」と呼び出された貫井
「この前、お前の所の社員が会いに来た、俺に貫井企画に来ませんか?だとさ、驚いたね、どういうつもりなんだ?…お前は俺を恨んでいる…俺のせいでお前の会社は潰れるかもしれないんだぞ」と吉武は籐子から転職を誘われた事への文句を貫井にぶつける。
「そうですね、でも潰れたらまた立ち上げればいいんだし、どうってことないですよ…俺が選んで決めたんですから、潰れたとしてもあのままユニバーサルにいるよりかはずっとマシです」
「それだよ、それがイラつかせるんだよ…会社が潰れてもいいものさえ作っていればまたチャンスが巡ってくるとでも思ってるのか?甘いんだよ!俺はお前のそういう甘さが見てて許せないんだよ!」
「…吉武さんが許せないのは僕じゃないんじゃないですか、あなたが大嫌いなのは、あなた自身ですよ…だけど僕はあなたが好きでした、本宮があなたを引き抜こうと言い出した時、僕は可能性がないからやめておけと言ったんです。でも本当は…あなたが来てくれたらって、少しだけ期待していました…そう言えば、こんな事になると思ってなかったんで、ユニバーサルを辞める時ろくな挨拶できていませんでした、今まで色々どうもありがとうございました」
そう挨拶し、貫井は店を後にした。

翌日、相変わらずクレームの電話が楠木文具からかかってきていた、籐子達が対応に困っていた所に吉武が現れ電話を取る
「もしもし、営業担当の吉武でございます…え?はい、あーそうでしたかそれは大変申し訳ありません、私共が至りませんで、ええもちろんおっしゃる通りです、いやそれはできません、社長、社長の経営理念についてはうちの本宮から常々伺っております、実に素晴らしい!私共は社長の理想を必ずや実現すると信じております、そのために多少ながらでもお力になれたらと心から思っているんです、だからこそ!わかりますか社長、だからこそあえて苦言を呈しているんです、あなたのように素晴らしい方がこんな事をなさるなんてカッコ悪いですよそう思いませんか…そうですかわかって頂けましたか、どうぞこれからも宜しくお願い致します、ではまた近いうちにお伺いしますので」
(電話を切った後)…今のは何の会社の社長だ?見事なクレーム対応を見せた吉武。
貫井と籐子は驚きと喜びを隠せなかった。
吉武はユニバーサルを退職し、貫井企画へ来ることを決めたのだった。

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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『恋ノチカラ』/ 放送・配信:フジテレビ
備考:本記事の画像は、作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。

