- 東京で門伝の行方を追う直と小駒は、二階堂のマンションで謎の文字列を発見。その後、小駒は直が2年前から別居している妻・あかねと対面し、夫妻が6歳の娘を交通事故で亡くしていたことを知る
- 直は田畠が生前、新たな仕事を始めていたことを知る。さらに娘・乃々の高額な医療費に対して収入が見合わないことから、直と小駒は田畠が闇バイトに関わっていた可能性を疑う
- 直と小駒は門伝の車を特定し、リース会社の社員を装って接触するが門伝は逃走。小駒が取り押さえると、門伝は2人を地下駐車場へ案内、そこに同じく遭難中の宇江松仁志と門伝美咲が現れる
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ーー翌朝・全日保険リサーチ社
出社した枡友(ますとも/ 山本未來)は、防犯カメラに映っていた男性が本当に遭難中の門伝なのかと驚いた。現在も救助隊が捜索を続けているにもかかわらず、無事ならなぜ名乗り出ないのか。
札幌で会社員をしている門伝隆太郎(もんでんりゅうたろう/ 兵頭功海)が東京にいることから、行方不明を装っている可能性を疑った。
防犯カメラ映像では、門伝はマンションの前に立っていたものの、中へ入ろうとはしていなかった。
直司(なお つかさ/小栗旬)は誰かに招かれたわけでもなく、部屋の鍵も持っていないのではないかと推測した。
小駒瑛斗(おごま えいと/横浜流星)は門伝を捜し出し、山で何が起きたのか、二階堂に睡眠薬を飲ませた人物は誰なのか、ハルネとはどんな関係なのかを直接確認するつもりだった。
第4話・あらすじ/ネタバレ
小駒と直は門伝が立っていたマンションを訪れ、清掃員に写真を見せた。
しかし清掃員は週3日の勤務で夜間も不在のため、門伝を見たことはなかった。
一方、206号室の二階堂については、約1か月前に会い北海道土産のバター飴をもらったことがあると話した。二階堂は東京で仕事がある際に部屋を利用しており、清掃員は飲食店関係の仕事ではないかと考えていた。
小駒はマンションの防犯カメラの映像を確認させてもらえないかと頼んだが、設置されていたのはダミーカメラだった。
清掃員が去った後、直はわざと二階堂の部屋の郵便受けにぶつかってチラシを落とし、拾って戻すふりをしながら中を調べた。
すると郵便受けの内側に書かれたコードのようなものを発見し、写真に収めた。
郵便受けに残された謎の暗号
小駒と直はマンション近くの喫茶店を訪れ、店主にハルネと門伝の写真を見せた。しかし店主はどちらも見覚えがないと答えた。
小駒は一昨日の午後9時頃に門伝が店の防犯カメラに映っていたことを伝えたが、店主は調査の目的を不審に思った。直は近隣で発生した自動車事故の保険調査だと説明するが、協力を断られてしまった。
その後、店で食事を取りながら二階堂の部屋の郵便受けの内側に貼られていた『13@SC5D9471』の意味を考える2人。
直は商品のシリアル番号や海外の銀行口座を挙げ、小駒はパスワードではないかと推測したが、何のために郵便受けに貼られているのか分からなかった。
ひとまず暗号の調査は続けることにし、小駒は聞き込みを始めると決めた。
直が地元警察への協力要請を提案すると、小駒は北海道警察に連絡が入り、自分の行動がすべて知られてしまうと否定した。
「警察には秘密で捜査するってことだね?」(直)
「何をどう揉み消されるか、分かったもんじゃないんで」(小駒)
「うん、すべてを」(直)
「疑え?」(小駒)
「ザッツライト、でも東京は広いよ?」(直)
「知ってます」
直は周辺の防犯カメラを探して映像提供を交渉することにし、小駒はハルネと門伝の写真を手に聞き込みを開始した。
直司の隠された過去と妻
ーー夕方・東京
電話で直と話す小駒は、北海道なら半日で町全体を回れるのに、東京では聞き込みが思うように進まないと嘆いた。それでも手ぶらで帰るつもりはなく、翌日は捜索範囲を広げると決めていた。
「今日どこ泊まるんですか?」(小駒)
「僕?いつも泊まってるとこだけど」(直)
「そこ空いてないですかね?」(小駒)
小駒は宿泊先が見つからず困っていた。
夏休み中で安いホテルは満室、空室があっても1泊3万円ほどするため、直は自分がいつも泊まっている場所へ案内することにした。
ーー直が小駒を連れてきたのは、2年前まで東京で働いていた頃の自宅だった
鍵が替えられていないか心配しながら扉を開けると、中には妻のあかね(市川実日子)がいた。
突然の訪問に驚くあかねと、直が既婚者だったことに驚く小駒。
直は小駒を仕事で知り合った北海道の刑事だと紹介した。
「警察手帳は?」(あかね)
「手帳は休暇中は持ち歩かないんで、すいません。本物か?って思いますよね、聞き込み中も『偽警官じゃない?』『詐欺じゃない?』とか言われて。東京の人防犯意識高いですよね」(小駒)
あかねは休暇中にもかかわらず捜査を続けている理由や、正式捜査なのかと次々に質問を投げかける。
「あんまり突っ込まないであげて、恩人をピンチから救い出したい一心なんだ」(直)
その後、食事中も不機嫌そうなあかねが気になる小駒
「あの、お二人の馴れ初めとか聞いていいですか?」(小駒)
「聞きたくて聞いてます?」(あかね)
「…すいません」(小駒)
その夜、あかねは小駒にタオルを渡しながら、直とは2年前から別居していることを明かした。
その後、小駒は離れで一人資料を確認していた直の元に行く。
小駒は夫婦で話したいことがあるならネットカフェに泊まると申し出るが、直は特にないと答える。
「小駒君、結婚は?」(直)
「まあいずれしたいですけど。彼女出来ても僻地に住んでいいとか言わないんですよ、誰も」(小駒)
「山と自然を愛する彼女を見つけたら?」
「デケえ署に出世して行きやあいいんで」
「出世ね、前向きだね、でも明日も災害級の暑さらしいしおとなしく寝な」
直とあかね、語られた悲しき過去
翌日、小駒は自転車をレンタルし、門伝の行方を追って聞き込みに出かけた。
直のもとには田畠元香の姉・知花(野呂佳代)から、妹の生命保険について相談の電話が入った。
知花によると田畠の死体検案書には死因が「自殺」と記載されていた。
契約上、自殺では保険金が支払われないため、知花は妹の死について詳しく調べてほしいと依頼した。
直は調査費用について説明し、単なる自殺ではなかったことを立証して保険金が支払われた場合、その10%を報酬として受け取る条件を提示した。
ーーその夜・東京
小駒は日中も聞き込みを続け、午後8時頃、二階堂のマンション近くの喫茶店で食事をしていた。
その時、工事現場の関係者から門伝を見たことがある人物が見つかったと連絡が入った。
急ぎ直の家に戻った小駒は、工事関係者が約170人のSNSグループで情報を共有してくれたことを報告した。
8月4日の夜、交通誘導員が門伝の乗った車を止めていたのだ。
小駒は地図を広げ、工事現場から二階堂のマンションまでの迂回経路を説明した。
防犯カメラには徒歩の門伝が映っていたため、途中のどこかに車を駐車した可能性が高い。車は白いセダンで、車種は不明。小駒はナンバーを特定できれば所有者の連絡先をたどれると考えた。
一方、郵便受けに残されていた11桁の文字列については、直も手掛かりをつかめずにいた。
その後、直がキッチンで飲み物を用意している際、小駒は棚の中に子供用のコップとスプーンがあることに気付く。
翌朝、あかねが居間に降りると、小駒がキッチンのテーブルで調べ物をしていた。
直は新たな防犯カメラ映像を集めるためすでに外出していた。
あかねは小駒の朝食も用意しながら、直との関係について質問した。小駒が実は知り合ったのはわずか1週間前で、最初は適当な人物だと思っていたと話すと、あかねは自分とは逆だったと答える。
2人が出会ったのは大学の夜間講義だった。
「えと…すいません、何の話ですか?」(小駒)
「馴れ初めが聞きたいと言ったのはあなたですよね?」(あかね)
「ああ、そうです俺です、はい、すいませんどうぞ続けてください」
当時あかねは現在と同じ保険会社に勤務しており、仕事を終えた後、大学でリスクマネジメントを学んでいた。
知識が豊富で機転が利き、堂々としている直を、あかねは信用できる人物だと思っていた。
しかし今では顔を見るたびに適当な人間だと感じている。
小駒も直には手段を選ばないところがあると認めながら、真実を必ず突き止めようとする姿勢は信用できると話した。
すると、あかねは小駒の調査を手伝うと申し出た。
「いいんですか?でもあの仕事あるんじゃ…」(小駒)
「今日から夏休みなので、何を捜せばいいですか?」(あかね)
「ありがとうございます、夏休みどっか旅行行ったりしないんですか?」
「娘がいた頃は、毎年家族で山に登ってました」
食事の手を止め驚いた表情を見せる小駒
「あ、聞いてないですか?娘のこと。亡くなったんです、6歳でした。あの人ずっと責めてるんです自分のこと」(あかね)
乃々が明かした母の怯えと、新たな仕事の謎
直から白いセダンの捜索状況を確認された小駒は、どの駐車場の防犯カメラにも映っていないと報告した。
あかねは路上駐車の可能性を挙げたが、小駒はそれでは調べる範囲が広すぎると反論。
直は警察に正式な捜査を依頼することも提案したが、小駒は翌日中に必ず見つけると譲らない。
すると直は、これから田畠について乃々と話すため、小駒にも同席してほしいと頼んだ。
ーー北海道の病院とオンライン通話
北海道の病院にいる乃々と知花を交え、オンラインで会話をする直と小駒
直は以前、乃々から『ママは殺されたんですか?』と聞かれたことを振り返り、そう思った理由を確認した。
乃々によると、田畠は誰かが自宅に来ることをいつも警戒しており、外で物音がするとすぐに様子を確認していた。さらに知らない人に声をかけられても絶対について行かないよう、何度も注意されていた。
そしてある日、乃々が帰宅すると、田畠はベランダで誰かと電話をしていた。
『引き返せないってどういうことですか? またかけ直します』(田畠)
知花によると、以前はそのような様子はなかったが、田畠が何かを怖がるようになったのはここ数か月のことだった。
また、新しい仕事を始めたと知花に話していたことも判明した。
田畠は山岳ガイドとフリードライバーのほかにも仕事をしており、働きすぎを心配する知花に、時間もそれほど取られず、割のいい仕事だと説明していた。
だが乃々も知花も具体的な仕事内容は知らなかった。
小駒はその仕事について調べると約束した
「知花さん、ちょっとお願いしたいことがあるんですけどいいですか?乃々ちゃんも安心して、何の心配もいらないからね」(直)
亜矢の事情聴取は8日目に突入していた。亜矢は吉野医師(井口理)から、警察に事情聴取を休ませるよう申し入れようかと提案されていた。
亜矢は断れば余計に疑われると不安を口にしたが、吉野は任意の事情聴取なのだから、まずは体を第一に考えるよう助言した。
その後、亜矢のもとに直から電話が入った。
「どうですか?お怪我の具合、捜査の状況、仕事とはいえしつこいでしょ、警察」(直)
「どうしたら私が言ってる事を信じてもらえるんでしょうか」(亜矢)
「警察はあなたが犯人だという前提で捜査を進めています。まだ強制捜査には切り替えられていませんよね?あなたが少しでも罪を認めるようなことを言えば、強制捜査に切り替えてこようとします」
何もしていないのにどうすれば信じてもらえるのかと悩む亜矢に、直は小駒が連日懸命に動いていることを忘れないでほしいと励ました。
「小駒くんに伝えてもらえませんか、一人でも味方がいれば耐えられるからって」(亜矢)
「伝えます、いつでも相談に乗りますよ、僕も小駒君も」(直)
天井の星と消えない後悔―娘の事故の真相
ーー直の自宅
小駒は二階堂のマンション周辺にある、防犯カメラの設置されていない駐車場をもう一度調べるために出かけようとしていた。
直は小駒を引き止め近くの部屋に押し込むと、とりあえず座って外出は翌日にするよう言った。
小駒はハルネが本当に東京にいるのか疑問を抱いていたが、直は羽田行きの飛行機に乗ったことは間違いないと答えた。
直は空港でハルネの足取りを調べた際、航空会社の職員に、自分はハルネの弟で姉が命に関わる大切な薬を自宅に忘れたため、至急連絡を取りたいと嘘をついていた。
「よく次から次へと適当な事言えますね」(小駒)
「警察もよくやる手だよ」(直)
「俺はやったことありません」
「これからもやらない?」
「やりたくないですね、主義としては」
その後、小駒は連れてこられた部屋が直の娘の部屋だと気付いた。部屋の明かりを消すと、天井には暗闇で光る星のシールが貼られていた。
「あかねさんから何か聞いた?何て?」(直)
「交通事故だったって」(小駒)
直は当時の出来事を振り返る。
娘は小学校に入学したばかりだった。事故当日、仕事が休みだった直は娘の様子が気になり学校の近くまで見に行っていた。
「ついこないだまで保育園児で僕かあかねさんが迎えに行かなきゃいけなかったから、ついつい気になっちゃって…」(直)
しかし、直の姿を見つけた娘が駆け寄った瞬間、道の陰から走ってきた電動キックボードと衝突してしまった。直はすぐに救急車を呼んだが、娘は助からなかった。
「君もそうじゃないかと思うんだけどさ、もうこの世にはいない人と、なかなか別れられないのは何でだろうね」(直)
「ず~っと頭ん中いますね」(小駒)
「うん、不思議だね」
ドライブレコーダーが捉えた決定的証拠
小駒と直は再び二階堂のマンション近くの喫茶店を訪れた。
店主は忙しいと取り合わなかったが、小駒は以前門伝の写真を見せた際、すぐに見覚えがないと答えたことを不審に思っていた。
警察官であることを明かし追及すると、店主は8月4日の夜、門伝から女性を捜していると声をかけられ、口止め料として1万円を受け取っていたことを認めた。
さらに店主の車のドライブレコーダーには、門伝が車で走り去る姿とナンバープレートがはっきり映っており、店主は門伝から渡された電話番号のメモも保管していた。
小駒はその番号に電話をかけ門伝を呼び出そうとするが、直に止められた。
「もうちょっと調べてから、バカなの?」(直)
小駒はナンバーから車の所有者を調べるため、代々木中央警察署を訪れる。
だが、支樺署への確認連絡によって独自に捜査していたことが淡島に知られ厳しく叱責されるが、淡島は小駒に「戻ってきたら全部報告しろ、手ぶらで帰るな」と伝えた
門伝の車は「しろくまカーリース」のリース車両だった。
直はリース会社の社員を装って門伝に電話をかけ、車両に部品交換が必要な箇所が見つかったため、至急代替車両に交換してほしいと説明し、待ち合わせの約束を取り付けた。
小駒と直の前に現れた『行方不明者』たち
ーー待ち合わせ場所
門伝を待つ間、直は田畠の姉・知花から受け取った銀行口座やクレジットカードの明細について、小駒に話した。
山岳ガイドとドライバーの給与は振り込まれていたが、田畠が新たに始めた仕事の収入は確認できなかった。
「現金で貰ってたってことですかね、いくらの治療費になってたか分かります?」(小駒)
医療費がわかるざっくりとしたメモによると、乃々の医療費は月によって約62万円から100万円を超えており、家計の収支がまったく合っていなかった。
乃々は医療費の助成対象となる病気のはずだったが、直は保険適用外の薬を使用していた可能性を挙げた。
「現金払いで割りのいい仕事っつったら、警察は1つしか思いつかないっすよ」(小駒)
「闇バイト、僕でも察しがつくくらいだから、警察はとっくに掴んでない?何か聞いてない?」(直)
「聞いてないから今ここにいるんじゃないですか」
今後、乃々が十分な治療を受けられなくなるのではないかと心配する小駒、直はそうはさせないと答えた。
その時、門伝が車で現れた。
直と小駒はリース会社の社員を装って近づいたが、門伝は小駒の顔を見るなり逃走。
2人で追いかけ、格闘の末、小駒が門伝を取り押さえた。
「素人かお前、手加減しねえと死ぬだろ、バカ!」(門伝)
「お前こそあほか!」(小駒)
「あんたら誰かわかってる」(門伝)
門伝は自分の正体を知りたければついてこいと、2人を地下駐車場へ案内した。
そこには1台のバンが待機しており、門伝はこれから話すことを誰にも漏らさないよう要求した。
小駒が話を聞いてから判断すると答えた直後、背後から別の車が現れ、3人は前後を挟まれた。
それぞれの車から男女が1人ずつ降りてきた。
それは門伝と同じく支樺岳で遭難し、行方不明になっている宇江松仁志(うえまつ ひとし)と門伝美咲(もんでん みさき/森田想)だった。
「話、聞かせてもらえますか?」(小駒)
「俺が映ってる防カメ、警察内で誰が見た?」(門伝)
※2026年11月6日時点の情報です。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『LOST10』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


