あらすじVIVANT・第2シーズン国内ドラマ

VIVANT・第2シーズン|第23話|あらすじ・ネタバレ|最終決戦開幕前夜!さようなら愛しき人よ

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第23話

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【超まとめ】サクッと3行解説
  • Fはシンシーの工作員を銃撃で倒し、薫とジャミーンの救出に成功。薫に別班としての正体を明かし、2人を安全な自衛隊施設へ避難させる
  • 奥出雲でベキらと再会した乃木は、ジャミーンが核融合技術の開発者エリシャの実の娘であることを知る。その後、日本が核融合情報の獲得に乗り出すことを櫻井に提案し、タイランとの交渉で5000億円の取引を成立させる
  • エリシャとの面会で、核融合データがかつてジャミーンの体内に埋め込まれたディスクに保存されていたことが判明。しかし会話は盗聴されており、乃木と黒須は拘束され、野崎は劉に腹部を撃たれる
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ーー櫻井(キムラ緑子)の了解を得て自宅へ向かう乃木(堺雅人)
その途中Fが現れ、自分が樊林杏(ハン・リンシン/宮下今日子)を煽りすぎたことが原因だから代わると申し出るが、乃木は薫とジャミーンは自分が守ると譲らない。

Fはシンシーが乃木たちの目的をジャミーンの保護だと気づいていない点を指摘すると、乃木は「あぁそうか、薫(二階堂ふみ)さんのことで冷静さを失っていたが、シンシーが一番困ることはジャミーンを奪えない事、そして死」と、一旦車に戻った。
「あと2分だぞ」(運転手)
「走れば間に合います」(乃木)
樊があと1分とカウントダウンしていく中、自宅に急ぐ乃木。
Fが再び自分との交代を説得するが「うるさ~い!薫さんとジャミーンは僕が守るんだ!」と頑なに拒む乃木。
「今はそう言っていられるが、あの2人を前にして冷静でいられるか?守りたい人の前での任務は初めてだろう、俺に任せた方が確率ははるかに高い。その判断もできないようじゃジャミーン以外死ぬな!」(F)

第23話(第2シーズン第13話)あらすじ/ネタバレ

樊が残り時間をカウントしていく中、自宅に戻る乃木のウェアラブルウォッチに通知が届く。
そしてカウントが残り1秒になった瞬間、Fが姿を現した。
「神さまはいるのねぇ、ホントだったらその女を切り刻み、そこの柱にでも吊るしとこうと思ったんだけど、それがあなたの目の前で出来るなんてねぇ」(樊)
樊は工作員にFの武器を調べるよう指示。
するとFの体には大量のC-4爆薬が巻きつけられており、Fは起爆スイッチを握った右手を上げ、見せつけたうえで、どうせ全員殺すつもりなら工作員も巻き込んで自爆すると宣言した。

Fの7人を撃ち抜く圧倒的な早業と形勢逆転

幼いジャミーンまで巻き込むのかと非難する樊に対し、Fは証言を封じるためにジャミーンも殺すつもりだろうと反論する。

さらにFは5日前に工作員25人が拘束されたばかりなのに、世界中から急遽集めた工作員7人まで失えば樊の立場が危うくなると揺さぶりをかける。
「あなた分かってないわね、スナイパーがあなたを狙ってんのよ」(樊)
「撃たれたってこれぐらい押せる。ん?どっかできいたセリフだな、これ」(F)
「何言ってんの?」
「うるせえ!さあどうする?全員解放するか、こいつらも巻き込んで死ぬか、決めるのはお前だ樊林杏!」

ーー樊が黙り込んだ一瞬の隙を突き、Fはベルトに隠していた拳銃を抜き、その場にいた工作員7人を全員射殺した

樊は慌てて狙撃手に発砲を命じるが、すでに狙撃手は倒されていた。
実は3分前、G7サミットから駆けつけた増援部隊がシンシーの狙撃手を制圧していたのである。さらにFは体に巻いたC-4爆薬も配線がつながっていない、見せかけのものだったと樊に見せつける。
「いいか、この借りは何十倍にもして返してやる、覚えておけ」とFは樊との通信機器を撃ちぬき破壊した。

乃木が薫に明かした正体と掟

Fは任務完了を報告し処理班の派遣を要請。その時ジャミーンがFを見て怯えていることに気づいた乃木は、Fと入れ替わる。

乃木がジャミーンに怖い思いをさせたことを謝り、拘束を解くと、ジャミーンは家の外へ走り出した。
乃木は急いでチンギスの拘束を解き、ジャミーンを追うよう頼んだ。
続いてノコルの拘束を解くと、ノコルは「2人だけでちゃんと話せ」と言い残し、家を出て行った。

最後に薫の拘束を解いた乃木。
しかし薫は目の前で起きた出来事に激しく動揺し、何者なのかと問い詰める。
「僕は陸上自衛隊情報部諜報部隊、別班です」と、乃木はついに薫に自らの正体を明かした。

薫はかつてバルカでチンギスから逃げていた際、乃木が日本を守る秘密の諜報組織「別班」に間違われたと話していたことを思い出した。
「本当に、別班だったの…?バルカに行ってもずっと音信不通だし、普通じゃないと思ってたけど、何でずっと黙ってたんですか?私にもジャミーンにも。これからずっと一緒に生きていくというのに」(薫)
「知人、親族、親にも正体を明かしてはならない、それが別班の掟です。その掟があるからこそ、この日本国は守られているのです」(乃木)
乃木は薫にこれまでの経緯を説明した。

事情を理解した薫は、ジャミーンとともに自衛隊の施設へ避難することを承諾。しかし乃木との今後については考えさせてほしいと答えた。

ーー神田明神の前ではチンギスとノコルがジャミーンとともに乃木を待っていると、乃木と薫を乗せた車が到着した
Fではなく乃木だと気づき、駆け寄って抱きつくジャミーンに、これから向かう場所は慣れない環境だと思うが我慢してほしい、必ず守る「ジャミーン、心から愛しているよ」と、乃木は伝えた。

その後、乃木たちは薫とジャミーンを乗せて自衛隊施設へ向かう車を見送った。
乃木は考えさせてほしいと言われたことを二人に明かした

「辛いな、別班は」(ノコル)
「ほら、明日はいよいよ奥出雲だ」(チンギス)
「ああそうだ、島根県には縁結びの神がいるんだろ?ここはもう神頼みしかないんじゃないか?」(ノコル)
「うん、そうするよ」(乃木)

乃木本家への到着

ーー島根県・奥出雲、乃木本家に到着した乃木たちを、乃木の叔父・寛道(井上順)が出迎えた
寛道はノコルを歓迎し、ベキの孤児院で育ったチンギスとも挨拶を交わした。
屋敷では築300年以上の蔵の解体工事が進められており、ベキたちは離れで医師の検査を受けている。

部屋に案内されたノコルは、壁に飾られた乃木家歴代当主の写真に目を留めた。
寛道は先代当主を自分とベキの父親だと説明する
「つまり君の祖父という事になる、卓の息子なら乃木家の一員だろう?血の繋がりが無くても甥だと思ってよいかな?」(寛道)
「はい、ありがとうございます」と、寛道の思わぬ言葉に目を潤ませながらノコルは感謝を述べた
「叔父様、父が大変お世話になりました」(乃木)
「当然の事をしたまでだ。しかしあの日はびっくりしたよ、野崎さんに急に呼び出されてね」(寛道)

ーー寛道は野崎から死んだと思っていた弟・卓(=ベキ)の生存を知らされた日を振り返る
野崎から経緯を説明してもらう過程で乃木が別班であることも知らされていた。
「この事は家族にも話してないから安心してくれ。野崎さんに言われたんだ」(寛道)

『憂助さんが別班であることを漏らせば命の保証はありません、その点は厳守して頂きます』(野崎)

「さぞ驚かれたことでしょう、申し訳ありません」(乃木)
「いやいや、国防はそういうもんだと卓からも懇々と言われたもんで、今はもう」(寛道)
そこへ検査を終えたベキ(役所広司)、バトラカ(林泰文)、ピヨが姿を現した(吉原光夫)。

ベキの命を救った理由と、チンギスが明かした過去の恩義

ーー乃木たちと向かい合って座ったベキは、険しい表情のまま何も話そうとしなかった
寛道に何か話すよう勧められたベキは、乃木に自分を生かした理由を問う。
ピヨも別班員たちを撃った時と同じように、わざと急所を外したのだろうと言及すると、乃木はそれを認めた。
「ベキはあの時あなたに殺されることを望んでいました。息子に殺され明美さんの元に行きたいと…」(バトラカ)
しかし乃木は、それを承知のうえでバルカの民のために命を救ったと答えた。
フローライトの国際事業や孤児院の運営をノコル一人で担うのは困難、アリや新庄ら有能な人材を配置したもののまだ人手が足りず、ピヨとバトラカの協力が不可欠だと訴えた。そしてノコルにとって最も必要な相談相手は父親であるベキ自身だと説得した。

続いてチンギスもベキに生き続けてほしいと訴えた。
チンギスは幼い頃、内戦で両親を失い妹と二人きりになった過去を振り返る。
孤児院では教師たちがデミールを密売し、その影響で妹が隠れ栄養失調に陥った。教師たちを追及したチンギスは殺されかけたが、間一髪のところでベキに救われていたのである。

その時ベキはチンギスを抱きしめ、こう励ましていた。
『もう大丈夫だ。これからも自分が正しいと思う道を進みなさい。私はいつも応援している』(ベキ)

チンギスは、当時何千人もの孤児を抱えていたベキは覚えていないだろうが、その言葉が自分にどれほどの勇気と希望を与えたかを伝えた。
そして今もバルカには不幸な子供たちが大勢いるため、命ある限り子供たちを支えてほしいと訴えた。
「そうすればきっと、天国の奥様も笑顔であなたを迎えてくださるはずだと思います」(チンギス)

乃木は世界の諜報機関がテントのリーダーであるノゴーン・ベキと幹部のバトラカ、ピヨの死亡を認定したと、3人に新しい名前のパスポートを差し出し、バルカの子供たちと未来のために新たな人生を歩んでほしいと懇願した。

「…チンギス、言い難い事を言ってくれてありがとう。だが1つ間違っている事がある。私は君の事は覚えている」(ベキ)
ベキは寛道に礼を言い、バルカへ戻る決意を示す。しかし乃木たちがそれだけのために奥出雲まで来たわけではないことも見抜いていた。

ノコルが父親に聞きたいことがあると切り出すと、乃木は国家機密に関わる話だとして寛道に退席を求めた。
寛道が部屋を出た後、乃木はエリシャの写真を取り出し、ベキたちに見覚えがないかと尋ねた。
ベキは7年前、久しぶりに仕事で訪れたトルコの牢屋で会った男であることを覚えていた。そして乃木たちが知りたいのはジャミーンのことかと確認した。
乃木が認めるとノコルはエリシャとジャミーン、ベキ、アディエルの間に何があったのかも知りたいと続け、乃木はその理由を説明した。

「確かに話を聞く限り、国家機密だなこれは」(ピヨ)
「核融合の実現化を世界で唯一発見したとは、大したものですね」(バトラカ)
「えっ?ご存じなかったのですか?」(ノコル)
「何かある男だとは思っていたが…、ジャミーンはこのエリシャの娘だ」(ベキ)

エリシャがベキとアディエルに託した壮絶な願い

ーー7年前、トルコ共和国・エルズルム
当時ベキたちが請け負った任務は、アジトの破壊、地下牢に捕らわれた人質の解放、そしてタイランが商売にしていたデータと情報の奪取という3つだった。

敵の護衛は人数も少なく戦闘能力も高くなかったため、作戦は順調に進んでいた。
しかしベキがデータを奪って撤退しようとした矢先、アディエルが姿を消してしまった。
ベキがアディエルを捜していると、暗闇の中から少女を抱えたアディエルが走ってきた。
その背後には追手が迫っており、アディエルが腕を撃たれた隙に少女は走り去ってしまった。

「何なんだ、あの子は?」(ベキ)
「あの子も牢屋にいたんです」(アディエル)

幼い少女が捕虜になっていたことを不審に思ったベキは、アディエルとともに少女を追うと、彼女が向かったのは父親が捕らわれている牢であった。

ーー牢の中ではエリシャが男にジャミーンの命乞いをしていた。

「その子だけは助けてやってくれ」(エリシャ)
「奴らに聞こえるだろ! 黙れ!」(男)

ベキとアディエルに気づいた男は銃を捨てなければ少女を撃つと脅し、銃を捨てるよう指示。
二人は銃を置き両手を上げて男に近づくと、牢の中には吊るされたプリシャの姿が見えた。

男は二人に牢へ入るよう命じたが、ベキが入ろうとしたところで、腰に下げた大きな刀を置いていくよう要求した。
するとベキは、刀を外すふりをしながら素早く鞘から抜き、振り下ろした刃で男の右手を切り落とした。
「アディエル、止血してやれ」(ベキ)

ーー牢の中では、エリシャの妻がうなだれるように座ったまま息絶えていた。
ベキは刀で鎖を断ち切りエリシャを救出しようとする。しかしエリシャは自分を置いて娘だけを連れて逃げてほしいと訴えた。

「この子には父親が必要だろう」(ベキ)
「ダメだ、私は行かない。早くこの子を私から引き離してくれ」(エリシャ)

理由を尋ねるベキに、エリシャは自分と一緒にいる限り娘は殺される、妻を失ったうえに娘まで奪われることだけは耐えられないと、必死に懇願した。
さらに娘の名前(プリシャ)は決して他人に教えず、国籍も名前も変えて別人として育ててほしい、誰が捜しに来ても決して見つかることのないように。何年経とうと、たとえ自分が娘を捜していると聞いても決して会わせてはならないと念を押した。
「信じてくれ。この子と私が再び会った時、世界に混乱が起きる」(エリシャ)

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第23話、幼い乃木憂助(堺雅人)が武装勢力に連れ去られ、引き離された若き日の乃木卓=ノゴーン・ベキ(役所広司)

ーーその言葉を聞いたベキの脳裏に、幼い憂助と引き離された日の記憶が蘇る
同じ父親だからこそ、ベキにはエリシャの訴えが真実だと分かった。

「分かった約束する。必ずこの子を守る」(ベキ)
「ありがとう…ありがとう」と、エリシャは何度も礼を言った
その時、男の仲間が駆けつけたため、ベキはアディエルに親子の護衛を任せ、牢の外へ向かう。
追手に対処するベキの目には、牢の中でアディエルに何かを伝えるエリシャの姿が映っていた。

「我々日本も参戦します」―エリシャの真実を追う新たな局面へ

ーー現在
ベキはアディエルからその時の会話は何も聞き出せていなかった。
ただその直後にアディエルはテントからの離脱を申し出ていた。アディエルは少女と父親の再会が世界に混乱を招くという警告を信じ、ジャミーンを守るために組織を離れようとしたのである。
現場にテントのマークを残した以上、追手が執拗に少女を捜すことも予想していた。

さらにアディエルがジャミーンを仲間に預けて姿を消し、4~5日後に戻ってきたことも話題に上がった。
当時アリとクーダンに住んでいたノコルは初耳だったが、アディエルの行き先はベキを含め誰も知らず、謎のままであった。

「おそらくエリシャとの会話に答えがあるのでしょう」(乃木)
「これからどうする? 兄さん」(ノコル)
「こうなったらエリシャ自身に聞くしかありません。我々日本も参戦します」(乃木)

ーー出雲大社、素鵞社(そがのやしろ)御祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)
乃木はノコル、チンギスとともに参拝するが、乃木だけは祈り始めてからすでに5分が経過していた。
あまりの長さを不思議に思うベキ
チンギスは乃木が婚約者に振られそうになっていると説明。ノコルも正体が知られてしまったことで関係が危うくなり、縁結びの神様にすがろうとしているのだと補足した。

その後全員で記念写真を撮ろうとした矢先、スマートフォンに届いた通知を見た乃木が、その場に膝から崩れ落ちる。送り主は薫だった。
「あの日からずっと考えました、終わりにしよう、もう終わりにしようと何回決心したのかはわかりません。でもいつも最後にあなたへの気持ちがそれを邪魔します。よくわかりました、私はあなたを愛しています。仕事が終わったらすぐに帰って来てくださいね、ジャミーンと帰りを待っています。薫」

ーーその後、ベキ・バトラカ・ピヨはバルカ共和国へと戻って行った

タイランとの密会に現れた乃木と黒須

「参戦するとはどういうことですか?」(櫻井)
「核融合情報を手に入れます」(乃木)
乃木はジャミーンを確保している今ならタイランのアジトに乗り込むことも可能だと説明。しかしハヤトはタイランから法外な金額を要求される可能性を懸念した。

乃木は一時的に5000億円を用意してほしいと櫻井に要請。
世界第3位のスーパーコンピューターであるハヤトの計算能力を利用し、取引後に全額を奪い返す計画を明かした。
タイランが利用する銀行にハヤトを上回る性能のコンピューターがあるとは考えにくく、どれほど強固な防御でも突破できると見込んでいた。

櫻井はハヤトにハッキングをさせることに反対したが、乃木は実行役をブルーウォーカーに任せ、ハヤトは計算だけを担当するため、別班に被害は及ばないと説明した。
納得した櫻井は財務省との交渉を引き受け、さらに乃木が求めた黒須の同行も許可。
黒須はY2K医療班による鍼治療ですでに70%まで回復していた。
「あとはブルーウォーカーと東条さんのさらなる任務の延期ですね?」(櫻井)
「はい」(乃木)

ーーアゼルバイジャン・タイランに呼び出された樊、劉と野崎
新たな買い手が現れたと聞き、樊はタイランに説明を求めた。

タイランはプリシャを見つけて核融合情報を買いに来た者がいると答え、その相手が日本だと明かした。
さらにシンシーはもう用済みだと突き放したところへ乃木と黒須が姿を現した。
「お久しぶりです、野崎さん」(乃木)
タイランは日本側がシンシーの面々に会いたがっていたため、わざわざ呼び寄せたのだと説明した。

乃木はジャミーンがプリシャであると、死亡していなかったドラムから事情を聞き知っていたことを明かす
「じゃあ、あの時すでに…」(樊)
「ええ、知ってましたよ。あなたたちの本当の狙いはジャミーンだとね」(乃木)

話が終わると、タイランはシンシー側に退室を命じる。
樊はプリシャを見つけたのは自分たちだと食い下がったが、タイランは何年も待たせておいて今さら何を言うのかと一蹴した。

99.999%の真実と5000億円の攻防

「単刀直入に言おう。日本円で1兆だ」(タイラン)
タイランが提示した金額に対し、乃木は西側諸国がデマと判断した情報に2000億円でも高すぎると反論。
価格交渉の末、タイランが最終提示した5000億円で合意した。

黒須はタイランの部下から振込先を記したメモを受け取り、口座情報をパソコンに入力。その情報は東条たちにリアルタイムで共有されている。
また、黒須は取引に先立ち、エリシャ・ママドフが本物であることを確認したいと要求。
タイランもジャミーンがプリシャ本人である証拠を求めた。

乃木は日本と現地で同時にDNA検査を実施し、二人の親子関係をその場で確認する方法を提案。
不正を防ぐため、検体の採取もカメラの前で行うことになり、一同はモニタールームへ移動した。

その頃、太田は銀行へのハッキングを完了。あとは送金額が入力される瞬間を待つだけとなった。

ーーモニタールーム
タイランがエリシャを見せると、黒須は顔認証を使って本人であることを確認した。
続いて乃木が日本側に呼びかけ、薫にDNAの採取を始めるよう指示し、同時にエリシャのDNA採取も始まった。

DNA検査の結果、親子関係を示す確率は99.999%となり、エリシャとジャミーンが親子であることが確認された。
「決まりだな、核融合を手にするのは日本だ」(タイラン)
タイランは乃木にエリシャとの面会を認めたものの、その前に5000億円の入金を要求した。

黒須が送金額を入力し、確定ボタンを押した瞬間ハヤトが作戦を実行。
タイランの口座には振り込みが反映され、本人も着金を確認するが、太田らの働きで送金記録だけを残し実際の資金はすべて奪い返していた。

乃木が受け継いだ、三つの言語に託された最後の鍵

ーー乃木と黒須は、エリシャが拘束されている部屋へ向かった
タイランはエリシャに、DNA検査で親子関係が確認され、娘のプリシャが日本で見つかったことを知らせた。さらに画面越しに娘と会わせると説明したが、黒須は核融合情報を購入したのは日本だとして退室を要求。
タイランが立ち去ると、黒須は監視カメラを覆い、室内の盗聴器を探して取り外した。

乃木は薫と一緒にいるジャミーンの映像を見せ、彼女がプリシャであることを伝えた。
「プリシャ…プリシャ…」(エリシャ)
「今はジャミーンと呼ばれています、とても優しく賢い子です。あなたからプリシャを預かったアディエル、若い方の男が父親代わりとなって育てました。しかし事故で亡くなり今は私が婚約者と一緒に育てています」(乃木)

エリシャが乃木の素性を尋ねると、乃木は7年前に出会ったもう一人のサムライ、ベキの息子だと明かした。

するとエリシャは、アディエルが何か言い残していなかったかと質問。
乃木は突然の事故だったため何も聞いていないと答えたが、7年前、エリシャと会った直後にアディエルが5日間姿を消していたことに触れ、その間の行動と二人の会話について尋ねようとした。

「守ってくれたんだな。私との約束を」(エリシャ)
「約束?」(乃木)

ーー7年前、牢の中で交わされたエリシャとアディエルの会話
エリシャはベキにも決して明かさないよう念を押したうえで、娘の尻にディスクを埋め込んであると打ち明けた。
成長したプリシャが異物に気づき、医師によって摘出されれば中身が世間に知られてしまう。
エリシャはそのディスクが世界の秩序を崩し、混乱を招くものであるため、取り出して絶対に見つからない場所へ隠すようアディエルに頼んでいた。

ーー現在
「彼はどこかに隠してくれたはずだ、その場所は私にもわからない」(エリシャ)
「それが核融合のデータですね?」(乃木)
「ああそうだ。君は言語は堪能か?」
「はい」

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第23話、乃木憂助(堺雅人)に小声で話しかけるエリシャ・ママドフ

エリシャは盗聴器が残っている可能性を警戒し、乃木を引き寄せて小声で話し始めた。
これからとてつもない冒険が始まり、データを手にするには動物的直観力が必要であり、人類の持つ知力、精神力、全ての力が試される。どれほど優秀でも一人では乗り越えられず、苦境をともにする仲間が必要になる。そして、時間との戦いに勝利した時、真実への扉が開かれるのだと語った。
「ただし覚えておけ、最後の鍵を開けるのはプリシャだ。今から言う事をプリシャに伝えてくれ、一語一句正確にな」(エリシャ)

「お前は希望の子」(ヘブライ語)
「祝福の中を歩め」(英語)
「いつまでも」(トルコ語)

「私から教えることはこれが全てだ。プリシャをよろしく頼む」(エリシャ)
乃木は必ずエリシャも解放すると約束し、もう少し辛抱してほしいと伝えた。

「さようなら、愛しき人よ」―容赦なき劉の銃口

ーー乃木と黒須がタイランの部屋に戻ると、そこには樊、劉、野崎の3人が再び集められていた
タイランは乃木たちが別班であることを知っており、シンシーに売り渡せばさらに儲かると笑った。
劉はジャミーンの尻にディスクが埋め込まれているか、薫に確認するよう要求。エリシャとの会話はすべて盗み聞きされていたのだ。
劉は野崎の頭に銃を突きつけ、薫に連絡しなければ命はないと乃木を脅迫した。

乃木が薫に確認すると、ジャミーンの尻には5センチほどの縫合痕があった。しかし以前の手術で精密検査を受けているため、体内に異物が残っている可能性はないと薫は答えた。

その後、乃木は黒須とともに拘束された
「アディエルってやつが取り出し、どこかに隠したな?どうやって探す」(タイラン)
劉はすでにアディエルの自宅や生前の関係者を調べ上げており、総力を挙げれば隠し場所もすぐに突き止められると自信を見せた。
「最後にデータを手に入れるのはやはりシンシーか、あんたら苦労したからな。金はおまけしてやる、すでに別班が払ってくれたからな、ただしこいつらの代金はもらうぞ1億元!どうだ?」(タイラン)

樊が了承して劉に合図を送ると、劉は野崎に向き直った。
「野崎さん、残念だがあなたは我々と一緒に核融合の情報を聞いてしまった。あなたは日本人、この情報を手にするのは我がシンシーだけ。さようなら、愛しき人よ」(劉)

次の瞬間、劉は野崎の腹部に銃弾を撃ち込んだ。

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つづき 第24・最終話(第2シーズン第14話) はこちらから
放送後、随時更新致します🙇🏻‍♀️
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『VIVANT・第2シーズン』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。