VIVANT・第2シーズンあらすじ国内ドラマ

VIVANT・第2シーズン|第13話|あらすじ・ネタバレ|裏切り

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【超まとめ】サクッと3行解説
  • 乃木と長野専務は新庄の拘束作戦を進め、無事に身柄を確保する
  • しかし新庄は別班情報を売った人物ではないことが判明、誰が情報を流出させたのか混乱が深まる中、別班情報を流出させた人物が野崎であることが明らかになる
  • 野崎はバンコクではなくイスラエルのエルサレムにおり、そこで謎の男と接触していた
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ーータイ王国・バンコク
乃木(堺雅人)のもとに応援として現れた別班員は、長野専務(小日向文世)だった。
思いがけない再会に互いに驚くが、長野専務は部屋に入る
「主要勤務歴」と長野専務がひとこというと、乃木は自身の経歴を伝える
乃木憂助
2003年コロンビア大学卒業、同年、陸上自衛隊入隊
2004年、心理戦防護過程に合格後、除隊。同年、別班に配置
東京大学大学院に入学、別班訓練を受けながら通学
2006年卒業、同年、丸菱商事に入社。以後、東アジア、中央アジアの担当として任務を遂行

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第13話、臨時作戦室で長野利彦(小日向文世)と向き合う乃木憂助(堺雅人)

ーーこれに続き、長野専務が経歴を乃木に伝える
長野利彦
1985年に防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に入隊
1987年、心理戦防護課程合格後、除隊、同年別班に配属
一橋大学大学院入学、同じく別班訓練を受けながら通学
1989年卒業、同年、丸菱商事に入社。現在、東南アジア方面責任者として任務を遂行

第13話(第2シーズン第3話)あらすじ/ネタバレ

乃木は長野専務に、新庄(竜星涼)の身柄拘束作戦の概要を説明する。
新庄が潜伏している別荘は、以前からテントが利用していたことから、隠し部屋や地下トンネルなどの逃走経路があると推測され、まずは設計図を入手して内部構造を把握する必要があった。

一方、別荘周辺は警察官が警備しており、警察だけでの拘束は難しいため、乃木とドラムが警察とともに別荘へ接近し、新庄に乃木の姿を確認させて逃走を誘発、その逃走経路で待ち伏せして拘束する。
警察を動かすため、チョッキー家の使用人が毎日、ヒトヨンマルマル(14:00)に日本食材を買いに訪れる店を利用し、LSD(合成麻薬)入りの納豆パックを使った罠を仕掛け、その場面を撮影して長野からパイプの強い現地警察に渡すという計画である。
設計図の入手は、元丸菱の「ブルーウォーカー」こと太田梨歩(花岡すみれ)に依頼していると乃木が明かす。
「彼女が別班の協力を?」(長野)
「はい、テント調査任務の際から協力を依頼し、別班員拉致の事実が判明したあと正式に話を…」(乃木)

乃木は太田に黒須も拉致された可能性があると伝え、別班への協力を持ちかける。
防衛省が非公式に行う技術業務委託・秘密保全契約で、初年度報酬は3,000万円。
契約すれば、全活動が監視下におかれ、情報漏洩等の有事には、生存記録を抹消されるという厳しい条件である。
一方で協力すれば、8週間後に始まるハッキング関連の5件の民事・刑事訴訟で実刑を免れ、執行猶予となるよう取り計らうほか、約1億円と見込まれる賠償金も別班側が用意すると乃木は提示した。

「その条件を彼女は飲んだということだな?」(長野)
「ドラムさんとも同様の契約を結んでいます、ただしドラムさんは公安・野崎さんのエージェントであり、我々からの報酬を否定されています」(乃木)
その時太田からの連絡が入る
「問題ない、つなぎなさい」(長野)

チョッキーの別荘に隠された秘密

太田は画面に長野専務の姿を見つけ、驚いて通信を切ってしまうが、乃木がすぐに携帯で連絡を入れた。
「太田さん、専務もこちら側の人間です」(乃木)
「こちら側って…別班?だから私をずっと守ってくれた?」(太田)
「その通りです、太田さん時間がありません、通信を再開してください」

太田が通信を再開する
「専務お久しぶりです、私何と言っていいか…」(太田)
「状況は聞いた、調査報告を。君も国防組織の一員だろ、早く報告をしなさい」(長野)

太田はCTP社への侵入には成功したが、設計図などの重要文書はオンライン上に残さず、全て社内金庫E-7に保管されていることが判明した。
さらに金庫は赤外線センサーや網膜認証など7つの関門を備えたClass Sの防犯システムで守られており、突破には最短でも3日かかる。
仲間の命がかかっているため時間をかけられない乃木は別の手段を探るが、長野は設計士にとってこれは作品であり、個人的に図面を保管している可能性を指摘。
太田が設計士の個人データを調べると、別荘の各階にある隠し部屋と地下トンネルの存在が判明した。

トンネルは地下南東の部屋から入り、北西200メートル先にあるチョッキー所有の一軒家へ通じている。
ただし、入口と出口はいずれもチョッキーの指紋認証が必要で、内部には10メートルごとに有線の監視カメラと赤外線センサーが設置されているためハッキングもできない。
そこで一行は当初の計画どおり、乃木がチョッキーをトンネルへ誘導し、出口で待ち伏せして拘束する作戦を進めることにした。

乃木が明かしたテントの真実

長野は乃木と同じ会社にいながら別班員だったことを司令から知らされていなかったとぼやいた。
乃木が「だからこそ別班の機密は守られてきたのでは」と返すと、長野は納得しつつも、せめて今日会う前には教えてほしかった、この年で、おかげで心臓が止まるかと思った、まだドキドキしてると笑った。
さらに長野は、1億ドルの誤送金が起きた際に別班が動いている可能性を薄々感じていたこと、乃木の帰国と同時にテント解体の知らせが届いたこと、フローライトの役員になれるところを辞退したことなどから、乃木が別班員ではないかと疑っていたと明かす。
そして乃木を「あまりにも出来の悪い社員だった」と振り返り、乃木の演技を称賛するが、現れていたFが「あれが素のゆうすけなんだよ」と笑った。
「世界を震撼させたテント、それを解体に導いたのは君なんだね?中央アジアは私の管轄外で、詳しいことは何も共有されていない、テントは一体何を狙っていたんだ?」(長野)
「謎に包まれていたテント、その首謀者はノゴーン・ベキ、私の父親でした」(乃木)

ーーバルカ共和国
アリ(山中崇)は家族とともにバルカ共和国に到着し、ノコル(二宮和也)が出迎える。
ノコルはアリを抱擁し「苦労かけた、あなたにも、ご家族にも」と声をかけた

ノコルは、ゴビにもっと目を光らせるべきだったとアリに頭を下げた。
アリは、乃木とノコルが力を合わせてバルカの未来を守ってくれたとして謝罪を受け入れ、ベキの意志はこれからもバルカに生き続ける、そして自分にできることなら何でもすると伝える。
ノコルは、バトラカとピヨを失った今、アリを頼りにしていると話し、まずは葬式に参加する養護施設関係者への連絡を依頼する。
卒園生まで含めれば5万人を超えるため、アリは最も効率的かつ確実に連絡を届ける方法を早急に検討すると答えた。

長野が語る別班としての人生

乃木がバルカで現地責任者を務めたいと願い出た理由は、ノコルのそばでフローライト事業を安全に軌道に乗せ、真の安定を実現するためだったと説明を受けた長野
「私からも一つ宜しいでしょうか?」(乃木)
「薬物中毒のことだろ?」(長野)
乃木の予想通り、薬物中毒歴は偽装であった。
長野は防衛大学出身で疑いを持たれやすいため、更生施設に偽の入所記録を残していたと話す。

「乃木さんぼくからもひとつ宜しいかな?」(ドラム)
「個人的な質問はやめてくださいよ」(乃木)
「梨歩ちゃんとはどこまでの関係だったの?」(ドラム)
「ドラム!」
「まいったな」(長野)
太田は山本から守ってもらうために、自ら専務に近づいていったと黒須に証言したことを乃木がドラムに説明するが、ドラムは質問をやめない

「でも付き合ってたんでしょ?親子ほど離れているのに、不潔、不潔、不潔よ」(ドラム)
「君は太田君のことが好きなのか?」(長野)
黙ってうなずくドラム
「そうか、大丈夫、手は一切出していない」(長野)
「キスもしていないってことなの?どうなの?どうやって証明するの?」(ドラム)と、乃木が「おいドラムいい加減にしろ!!、キスしようが何しようがどうだっていいだろ!」とキレた
「ハハハハ、君もキレることがあるんだね」(長野)
「すみませんドラムさん、怒鳴って申し訳ない」と乃木はドラムに頭を下げた
「いいかドラム君、私は国のために全てを尽くす身だ、それに妻もいる」(長野)

長野は太田が何かにおびえて助けを求めていた様子と、長年諜報員をやってきた勘から、この子には何かあると直感したため、太田君の思うがまま関係を続けていたと説明する
また長野は、別班員として年齢を重ね、身体能力や察知能力が衰えた後は、企業のトップに立って経験を生かし、人を動かして国に貢献する道があると乃木に説明する。

「乃木君、家族を持つ予定は?愛する人がいるのか?」(長野)
「いるよね」(ドラム)
「います」(乃木)
「そうか…私は出世の際に世間体が必要になり、同じ立場にいた別班員と形だけの籍を入れた。粉骨砕身、全てを任務に捧げ、寂しい人生を送ってきた。家族を持つことは任務におけるリスクになる、だが他者への無償の愛を知っていることは強さにもなる。愛する人がいるなら大事にしなさい。連絡はしているのか?」(長野)
「それは…」(乃木)
長野は今電話をしてあげなさい、とドラムを連れて部屋を出ようとしたところ、乃木に宇佐美部長から連絡が入った。

「もしもし乃木ちゃん?どう、うまくいってる?」と乃木はバルカでの進捗を尋ねられる。
宇佐美はここ数日報告がないことを心配し、5日後にバルカへ行くためのチケットを取った。「大丈夫大丈夫迷惑かけないから、また連絡するから」と、宇佐美は電話を切った
長野は、宇佐美も役員への道を確かなものにするため必死なのだろうと理解し、別班任務に支障が出ないよう自分が話をつけると言ってドラムと部屋を後にした。

ーー野崎(阿部寛)に作戦の件を伝える乃木
「新庄は切れる、公安でトップ5に入る逸材だ念入りにな」(野崎)
「重々承知してます、本日16時頃確保の予定です。催眠薬を使用するので回復後、尋問を開始、全てが明らかになるのは深夜になるかと」(乃木)
「分かった俺が引き取りに行く、明日の夜にはバンコクに到着する
「野崎さん一人ですか?」
「ドラムもいるから大丈夫だ」
「承知しました、お待ちしてます」

カオス作戦

ーータイ時間14時
チョッキ―の使用人ファイサルがいつものように納豆を買いに来ると、ドラムの合図で協力者が納豆を全てカゴに入れる。
ファイサルが2つ分けてほしいと頼み、納豆を受け取った瞬間をドラムが撮影。
その写真を乃木が印刷し、長野が現地警察のドン巡査部長に渡した。
ドンは写真を証拠にチョッキ―の別荘へ向かい、麻薬取締法違反の容疑で捜索差押許可状を示して家の封鎖と同居人の事情聴取を告げる。

監視カメラで乃木とドラムの姿を確認した新庄は、罠にはめられたと察し、相手が別班であることをチョッキ―に伝える。
チョッキ―は別荘をフルロックダウンし、地下トンネルから逃げようとするが、新庄は別班ならトンネルの存在も把握しており、出口で待ち伏せしているはずだと寸前で止める。
「じゃあどうするのよ」(チョッキ―)
「カオスだ、カオスを作る、それしか逃げられない」(新庄)
「こうなったら、最終手段、奥の手発動よ」(チョッキ―)
「用意してあるのか?」
「私を誰だと思ってんのよ、当たり前でしょ」

地元警察がチェーンソーで別荘の扉を開けようとする中、チョッキ―は息のかかった警察官・ファンからの電話で、麻薬容疑での捜索に抗議した。
ファンは容疑が懸かっているのは使用人だけので出てくるようお願いする。
「おバカさんね、相撲レスラーと醤油顔が私と新ちゃんを捕まえに来たの。そいつら超、超、超凄腕の諜報員なのよ」(チョッキ―)
「あの2人が?」(ファン)
とにかく死にたくなかったら家から離れなさいというチョッキ―、意味を飲み込めないファン
「私と新ちゃんが心中するって事よ」(チョッキ―)
「心中!?」と驚いたファンの言葉に、乃木は「自爆するぞ」と警官たちを退避させる

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第13話、チョッキ―の別荘の地下室、爆弾のボタンを押そうとしているチョッキ―

一方、新庄は自爆を偽装するため、ケチャップで血の代用品を用意。
自爆すると知り、逃げ出そうとするファイサルをチョッキ―は引き留める。
「ここを出たら死んじゃうわよ、爆弾は少量、空に向かって爆発するよう仕込んである。この部屋にいれば大怪我にはならないって事」(チョッキ―)
新庄は、自分とチョッキ―、ファイサルの顔にケチャップで作った血の代用品を塗る。
チョッキ―が「みんな覚悟はいい?」とスイッチを押そうとするがためらっていると、新庄が代わりにスイッチを押し、別荘が爆発した。

別班が仕掛けた逆転作戦

乃木は現場へ向かおうとするが、もし3人が生存しているなら人命を優先し、拘束は病院で治療を受けた後、担当医の許可を得てからにしてほしいとファンが制止した。
警察が別荘内を捜索すると、チョッキ―、新庄、ファイサルの3人は生存していた。
チョッキ―はファンに、何としても乃木たちに引き渡さないよう命じ、CTP第3病院へ搬送するよう指示する。やがて到着した救急車に3人が運び込まれ、乃木たちの横を通り過ぎる際、チョッキ―は乃木に中指を立てて挑発した。

救急車内でチョッキ―は、このまま真っ直ぐ進めば自分の病院に着き、そこで好きなように逃げられると新庄に話しかける。
目を覚ました新庄が起き上がった時、救急車が突然スピードを上げて進路を変更した。
チョッキ―が左折する必要はないと運転手に食ってかかると、運転手はチョッキ―を殴り、車内にスプレーを撒いた。
事態を察した新庄は窓を割って逃げようとするが抵抗もむなしく、意識を失った。
「2人確保、集合地点に向かいます」(運転手)
「了解、乃木、別班本部も予定時間までには準備完了の予定、変更なし。ニーマルマルマル決行」(長野)
「了解」(乃木)

ーー24時間前
長野は当初の計画通り、新庄をトンネルへ誘導し出口で待機して拘束する作戦を確認する。
しかし乃木は、警視庁の特別監獄からベキたちを脱出させた新庄なら、トンネル出口で待ち構えていることも察知すると指摘。新庄なら混乱を作って逃亡すると考えた乃木は、太田に設計図について確認する。
すると太田は、各階に意味不明なCにタイ語でよく分からない文字が書かれたボックスがあると報告。
乃木はその文字がタイ語で「4」、プラスチック爆弾「C-4」を意味すると見抜き、上方向に爆風が抜けるよう設置されていることを図面から解読、地下で爆発を起こして混乱を生み、その隙に救急車で逃亡する計画だと長野と乃木は推測する。
さらにチョッキ―が複数の病院を経営していると知り、長野は「むしろこちらの方が都合がいい」と判断した。

新庄に迫るFの尋問

ーー倉庫に拘束された新庄の前にFが現れる
拷問や自白剤、ポリグラフも新庄には通用しないと考え、この場所を用意したと告げる。
Fは、新庄が苦労して脱獄させた、ベキの上原副長官暗殺計画が失敗したのは自分が阻止したためであると話す。
「俺がベキたちを撃ち殺し、証拠が残らないようある人に上原邸に火をつけ、ススの塊になるまで焼いてもらったその日、まさにその裏で、黒須、高田、和田、廣瀬、熊谷は各地で拉致された。だが別班の特殊準備室に朝まで待機していた俺は拉致を免れたというわけさ」(F)
Fは新庄が国外逃亡の見返りに6人の別班員の情報をチョッキ―へ渡し、チョッキ―がそれを情報ブローカー・イラン、中国、ロシア、北朝鮮、シリアのいずれかに売却したはずだと問い詰める。
チョッキ―も別に尋問しており「2人の答えが一致しなければ、人生最悪の記憶がここに刻まれることになる」と新庄に迫る。

さらにFは、世界中が恐れたテントの首謀者・ベキを脱獄させ、日本の防衛上最高機密である別班情報を他国に売って国外逃亡した新庄の行為は立派な国家反逆である、たとえ死刑を免れても、別班員が1人でも無事に戻らなければ、どんな厳重な刑務所に入ろうと別班は必ず新庄の前に現れ命を奪うと告げる。
「美しき我が国を汚す者は何人たりとも許さない。それが俺の信念、いや別班の鉄則その1だ」(F)

しかし情報の売却先を正直に話し、拉致された別班員が無事に生還して機密情報の流出も防げたなら、助けるとFは約束する。
テントのモニターとしてベキを脱獄させたことには、理解できる部分もあるからだと、改めて情報の売却先を聞く
しかし新庄は何も答えなかった
Fは「お前はそういう奴だよ」と、ある映像を新庄に見せた。

「愛知県豊橋市からの生中継だ、選手入場!」(F)
そこには、手を縛られ黒い袋をかぶせられた男女が連れてこられていた。

Fは黒い袋を外すよう指示、姿を現したのは新庄の両親だった。
「何をする気だ」(新庄)
「ようやく話ができそうだな」(F)
「親は関係ない!」
「なら言え、どこに売り飛ばした?」
「お前に話すことは何もない」
は~、とため息をつくF
「どいつもこいつもそういう態度ねぇ、まずは父親からだやれ!」という合図で、父親は首に縄を付けられ落とされた
Fは「これで話す気になったか」と迫るが、新庄は政府非公認の諜報機関とはいえ、罪のない人間を勝手に殺すことはできないはず、ワイヤーでも付いているはずだとカメラを下に向けるよう要求する。
「わかった、別班の真の恐ろしさを見せてやろう、下に振れ」
ーー画面には首を吊られたまま宙にぶら下がっている新庄の父親の姿があった

黒幕ではなかった新庄

ーーFは、1億2千万人の国民の平和と安全を守るためには小さな犠牲には目をつむる、それが真の国防だと情報の売却先を改めて問い詰める。
しかし新庄は、別班員の拉致や情報ブローカーへの売却について本当に何も知らないと訴える。自分は別班を誇りに思っており、乃木が別班員だと知った時も、実在したことが嬉しかったと明かす。
「乃木、お前は凄かった、尾行で失尾したのはお前が初めてだ」(新庄)
「初めて?やはり山本はわざとか?」(F)
新庄は山本をわざと失尾したことを認め、山本が同じテントのモニターだったため、助けるしかなかったと説明する

Fはなおも母親を人質に情報を吐かせようとするが、新庄は最後まで「知らない」と繰り返す。
「F、ここまでありがとう」と乃木はFに声をかける。
「どうなってんだ」(F)
「ここまでやっても吐かないなら、本当に何も知らないんだ彼は」(乃木)
司令の櫻井(キムラ緑子)からも中止の命令が入り、乃木はチョッキーの尋問室に急ぎ向かう。

新庄は「許さねえ、乃木!絶対このままじゃ終わらせねえぞ!」と叫ぶ。
「ハヤト画像の切り替えと説明を」と乃木はその場を後にした、乃木から指示を受けたハヤトが説明を行う
「新庄浩太郎さん今から映像を切り替えます。スクリーンをご覧ください。これはリアルタイムの豊橋の映像です」(ハヤト)

映像が切り替わると、そこには地面にマットが敷かれ、その上で生きている新庄の父親の姿が映し出された。
「これは…」
「あなたが見せかけの絞首刑だと見抜くと想定し、あらかじめ同じ位置からモーションカメラで映像を撮影し、カメラをパンダウンするタイミングで切り替えていました。あなたが見たのは事前に作成されたCG映像です。現在、お父様もお母様もけがもなく元気です、精神的苦痛への補償は責任を持って行います」(ハヤト)

黒幕は誰なのか

乃木がチョッキ―の尋問室へ駆け込むと、長野とドラムが見守る中、チョッキ―は協力者から尋問を受けていた。
しかし何を聞かれても一貫して否定し、各国のブローカーに送ったメールからも売買の形跡は見つからず、ハヤトも虚偽はないと判断していた。
乃木は自ら尋問を引き継ぎ、新庄が持っていた別班情報を盗んで売ったのではないかと聞く。
チョッキ―は、ブローカーに有力な情報があるとメールを送っただけで、新庄から別班情報を盗むこともできず、日本を売るような真似はできないと断られたと説明する。
「それが本当なら、なぜ新庄を助けたのですか?答えてください!」(乃木)
「愛しているからよ!一緒にテントの講習を受けた時から、ずっと好きだったの、愛しているのよ」とチョッキ―は泣きながら答えた
ハヤトも発言は99%真実だと判断
「じゃあ一体誰なんだ?」(乃木)

太田の調査では、押収した新庄とチョッキ―のスマホには別班情報の外部流出はなく、チョッキ―も5通のメール以降、ブローカーとの交渉記録はなかったことが判明。
しかし、チョッキ―が頻繁に連絡を取っていた情報システム部のタムタムが、新庄の顔認証を突破させた新富士空港の映像差し替え工作を実行していたことが発覚する。

一方、新庄をウラジオストクへ誘導した茨城空港のノイズ映像にはタムタムのアクセス記録がなく、別の人物による工作だと分かる。
太田により特殊なプロトコルで管理会社を装い、5月7日1時にデータを偽造した記録が見つかり、侵入元は東京都江戸川区の東条の自宅と一致していた。
時差を考えると、東条は乃木たちがアリから新庄のジェット機免許について聞く前から、新庄がタイへ逃亡したことまで把握し、乃木をタイへ向かわせないためにウラジオストクへ誘導したことになる。
「この東条という人間が別班の情報を?」(長野)
「いえ東条は別班員の移送先を知る11人に含まれていません」(乃木)

さらに太田が、新庄がベキを脱獄させた5月6日にバルカの飛行訓練所へ日本国内から連絡があった記録を調べると、警視庁内部から発信されていたことが判明する。
発信元は公安外事第4課の和久井であった、乃木は本人が直接発信したとは限らないとしつつ、太田にその時間の公安内部の映像をハッキングできないか求める。
「公安のセキュリティは尋常ではありません、いくらなんでも…」(太田)
「ハヤト、国内ならあなたがやりなさい、許可します」(櫻井)

野崎守

ハヤトがハッキングした公安外事第4課の監視カメラを確認すると、南側廊下の15番カメラに和久井の姿が映っていた。
12時34分30秒から映像を再生すると、館内放送が流れる中、和久井に何者かが近づいて話しかけているものの、会話は聞き取れない。
ハヤトがノイズキャンセリングで音声を復元すると、その人物は野崎だった。

「和久井、ちょっと携帯の充電が切れちまった。貸してくんねえか。何だ最新型じゃねえか」と、野崎は和久井から携帯を借りて電話をかけており、その時刻は5月6日12時35分15秒。
クーダン国立飛行訓練所への発信記録とも一致し、実際に電話をかけたのが野崎だったことが判明する。

ドラマ「VIVANT・第2シーズン」第13話、別班本部指令室、櫻井(キムラ緑子)がAIハヤトに野崎の搭乗記録を調べるよう指示を出している

「ハヤト、野崎の航空記録の確認を」(櫻井)
「了解、日本時間9時以降バンコク行きの航空便全便検索します。搭乗者リストに該当なし、野崎はバンコクに向かっておりません」(ハヤト)
「全空港、全便検索!」(櫻井)
「全空港、国内線、国際線、全てに該当なしです」(ハヤト)
衝撃の事実にドラムはその場にへたり込み、乃木は「…何で野崎さんが…野崎さんが!!」と叫んだ。

ーーその頃、野崎はイスラエル・エルサレムに姿を見せていた
とある遺跡である男と落ち合う
「よくやってくれたさすがだな、上は大変お喜びだ、おかげで休暇を貰えそうだ」(男)
「それは良かった。こちらとしてもお役に立てて何よりだ」(野崎)

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つづき 第14話(第2シーズン第4話) はこちらから
放送後、随時更新致します🙇🏻‍♀️
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『VIVANT・第2シーズン』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。