- ドンウンは高校時代にパク・ヨンジンたちからヘアアイロンによる暴行など激しいいじめを受け、学校・警察・母親までもがそれを黙認する現実に追い込まれる
- ドンウンは自殺未遂寸前まで追い詰められるが、復讐の道を選ぶ
- 工場に住み込みで働きながら猛勉強を続けたドンウンは、学歴を積み上げ、教育大学への進学を果たす
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ーー2022年・夏、セミョン市
ムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)は、パク・ヨンジン(イム・ジヨン)の豪邸を見下ろせる場所にあるアパート「エデンヴィラ」へ転居した。
ドンウンは部屋の壁に、気象キャスターであるパク・ヨンジンに関連する資料を大量に貼り付け始める
(恋しいヨンジンへ、覚えてる?私が夏を嫌っていたこと。暑さが増す前に引っ越せたわ、写真を整理してるけど懐かしくて時間がかかってる、想像してみたの、いつかあなたがその扉を開ける瞬間を)
ヨンジンが部屋に来たところを想像するドンウン、想像の中のヨンジンはドンウンを覚えていない
「殺す理由が増えた、私を忘れたなんて」(ドンウン)
ヨンジンは不気味に笑って答える
「殺す?あなたごときが?」(ヨンジン)
「殺すわ、力の限りを尽くしてね。早く来なさい、私は着いた。そうだ、どうやってここまで来たか話そうか?」(ドンウン)
第1話・あらすじ/ネタバレ
ーー2004年・夏、警察署
「正式な通報だから保護者が来て手続きしないと、諭して帰すから安心しろ」と、ヨンジンの母に電話で話す警察署長のシン・ヨンジュン
「パク・ヨンジン、もう友達をいじめるな。お母さんに伝えた」(ヨジョン署長)
「友達じゃない。ところでおじさん、ママの何なの?」(ヨンジン)
「中学時代の友達だ」(ヨジョン署長)
「ママのパシリか、だからパパの浮気の証拠を集めて離婚を手助けしたのね、てっきりママと寝たのかと」(ヨンジン)
ドンウンの担任教師が警察署にやって来た。教師は被害届を出したドンウンを叱り、現場にいた他の生徒を含めて連れ帰る。
帰宅したヨンジンは、警察沙汰になったことについて母親から激しく叱責される。
ヨンジンの母親は、貧乏な相手(ドンウン)に関わったことをたしなめ、ジェジュンやサラと付き合うよう命じる。
ヨンジンの母親は怪しい霊媒師に傾倒していた。
体育館での暴力と保健室の絶望

ヨンジンたちは誰もいない体育館にドンウンを連れ込む
「イジメてごめんね、謝るから機嫌を直して、警察に行くなんてビビるじゃない。謝ったことだし、ヘアアイロンの温度チェックをして」とヨンジン達はドンウンを無理やり押さえつけてヘアアイロンを腕に押し付ける。
「理由は何?なんで私をいじめるの?」とドンウンが泣きながら問いかけると
「はぁ、またその質問?よく聞かれるけど、これが日常だからよ。そっちだっていくら警察で騒いだってまたここにいる。変化なし、誰もあなたを守らないの。警察も学校も親さえも、5文字で言うと”社会的弱者”」とヨンジンは嘲笑し、他のメンバーもこれに同調する。
ヨンジンは、ドンウンが月極の部屋に住んでいることについて侮辱的な言葉を投げかけ、再びヘアアイロンを腕に押し付ける、悲鳴を上げるドンウン。
うるさいから口をふさいで、というヨンジンの命令で「公共の場で騒ぐな」とドンウンに無理矢理キスをするミョンオ。
ーードンウンはオキシドールをもらうために保健室を訪れた
「服のシミを取るため」と理由を説明するが、不審に思った保健教員が無理やり腕を確認する。
そこには火傷で赤く腫れ上がった無数の痕があった。
驚いた保健教員は「誰がこんなことを?担任に話した?前にもあったわ、先生が一緒に行ってあげる。誰なの?」とドンウンに問いかける。
その時、保健室のベッドから電話の着信音が鳴る。
ヨンジンはベッドのカーテンを開け「ママ、かけ直すね」と電話を切ると、保健医に対して「私です、前も私です」と、笑みを浮かべた。
逃げ場なき絶望
ある日ドンウンが帰宅すると、ヨンジンたちいじめグループが勝手に部屋へ侵入し待ち構えていた。
ヨンジンは「会いたかった」と告げ、ドンウンが必死に貯めていた貯金箱を壊して中身を奪う。
ドンウンが返却を求めて涙ながらに訴えると、ヨンジンは「やっと行儀よくなった、いいわ返してあげる、飲んでる間に踊ったら、このお金に触らない、踊りな、お酒には歌と踊りがなきゃ。何よ、イヤなの?イヤなら別の選択肢も」と、部屋にあったアイロンを蹴とばす。
恐怖のあまり立ち尽くすドンウン
「イヤなら仕方ない、よく見たらドンウンって、脚もきれい」(ヨンジン)
ドンウンの部屋からドンウンの悲鳴が響き渡った
翌日、ドンウンはジャージで足を隠して保健室へ向かったが、そこには
「保健教員の退職により一時閉鎖」という貼り紙があった。

雪が降る中、ドンウンは廃墟の建物の屋上から飛び降りることを考えるが、思いとどまり、その場で泣き崩れる。
火傷を負った腕や脚に冷たい雪をこすりつけ、やがて制服を脱ぎ捨てて下着姿になると、地面にうつ伏せになりうずくまって泣き続けた。
ドンウンの全身にはいじめによって負わされた痛々しい火傷の跡が残っていた。
母親の裏切り
スキー場で過ごすヨンジンたちは、ドンウンが提出した退学届に自分たちの名前が連ねられていると噂話をする。
ドンウンの担任教師は自身の評価への悪影響を懸念し、退学届の理由を追及するためにドンウンを呼び出す。ドンウンは腕の火傷を担任に見せ、ヨンジンらによる暴力と何もしない担任の罪も訴える。
しかし担任は「うるさい!骨折でもしたか?まともに歩けてるのに何が暴力だ。どこが傍観だ、お前の心が病んでる、友達なら殴ることもある!」と暴力を正当化し、ドンウンの訴えを退ける。
ドンウンが担任の息子を例に挙げようとすると、担任は激しく怒りドンウンの頭を叩き、制止しようとする周囲の教師を振り切って何度も殴打した。
ドンウンの母親はヨンジンの母親に呼び出され、示談金として多額の小切手を受け取る。
ヨンジンの母親側の代理人は、退学理由を「不適応」に書き換えるよう指示し、母親はこれに従う。

帰宅したドンウンは部屋が空になっていることに気づく。
近隣住民から、母親が今朝部屋を解約したことを聞かされた。ドアの前には捨てられた自分の制服や教科書が置かれていた。
呆然とする中、ドンウンはさらに母親が「不適応」と記して署名してある、自身が出した退学届も目にする。
再会の誓い
学校を退学したドンウンは、キンパ店で働き始める。
(傷痕はかゆくて生理痛が酷かった、その時こう思ったの。薬局は9時に開く、漢江までは徒歩20分、冷たい水で全部楽になる、かゆみは止まる、それで十分、これが正解だ)
ドンウンは漢江へ身を投げることを考えるほど精神的に追い詰められていた。
仕事終えた夜明け前、漢江の川岸で傷痕を叩きながらドンウンは泣き崩れた。

ーードンウンが退学した後、キム・ギョンランがいじめの標的となっていた。
ある日、ヨンジン達がドンウンと同じように体育館でギョンランをいじめていると、ドンウンがやって来た。
「ドンウン、会いたかった、私に断りなく退学したから」(ヨンジン)
「ブログに将来の夢を書いたでしょ”良妻賢母”って本気?」(ドンウン)
「唐突に意味不明なんだけど」(ヨンジン)
「サラは画家、ジェジュンはゴルフ場を継ぐ、へジョンは客室乗務員、あんたの夢は”良妻賢母”なの?」(ドンウン)
「私には夢なんかない、夢はあんたたちが持つの。かなえたら私がこき使う。でも職業は必要ね、聞こえがいい職業。若くてきれいなうちに条件のいい男と結婚する。子供は2人、そして幸せに暮らす。これをまとめる言葉は他にないでしょ。そっちは、夢は何?」(ヨンジン)
「あなた、私の夢はあなた。絶対にまた会おう」と、ドンウンはヨンジンに向かって笑みを浮かべた
復讐の幕開け
ーー2006年
ドンウンはクリーニング工場で働きながら、仕事の合間に英語や高校認定試験の勉強を重ね、合格を果たす。その後も肉体労働で疲弊しながら、大学修学能力試験に向けて猛勉強を続けた。
ーー2008年・秋
会社の寮でドンウンの勉強の邪魔をしないよう、つま先歩きをしていた同僚のク・ソンヒが初めてドンウンに話しかける。
「あの…少しだけいいですか?私、20歳のク・ソンヒです。今月末で辞めると聞きました。やめる前に一度話してみたいなと思って」
「私もよ、感謝してた。つま先歩き」(ドンウン)
「見られてたか、おめでとうございます。大学に合格したとか羨ましい、大学行ったら合コンとかできるし」(ソンヒ)
「そういうことより、大学を出て絶対に来たいところがあるの」(ドンウン)
(本当よヨンジン、あの日から私の夢はあなただった)
ーー2009年・春
ドンウンはウィチョン教育大学に入学した。
(毎日考えたよヨンジン、どこで再会すべきか。すべてを持っている怖いものなしのあなたが、一瞬でも恐れる場所はどこか。あそこしかない。60平方メートルの私だけの体育館。白くてふっくらした、あなたの最愛のヘアアイロンを握るわ)
ヨンジンはお天気キャスターとなっていた。
(隣人を傷つけた者は同等の痛みで償う。目には目を、歯には歯を、傷には傷を持って償う、そんなのあまりにもフェアプレーでは?皆さん)
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【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』/ 放送・配信:Netflix
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


