- 野崎は別班員の情報を、中国の別班ともいえる情報機関「シンシー」に売り、新庄の逃亡先をミスリードし別班の捜査を撹乱していた
- 新庄は日本への送還を拒み、脇坂に自らを撃つよう迫るも、最後は警察に発砲して射殺される一方、東条は野崎の裏切りを知って警視庁から逃走する
- 逃走した東条を追って島根県・雲南市へ向かった乃木が、東条の背後に姿を現す
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ーーエルサレムである男と落ち合う野崎(阿部寛)
10時間以上コンテナに閉じ込められてエルサレムに到着した野崎に、男は「なぜ自分がイスラエルに来たと思っている?」と問いかける。
「木を隠すには森の中か?」(野崎)
男は世界中の諜報機関が集まるイスラエルは潜伏するには最適だと説明するが、野崎は別班とモサドが深い関係にあることを指摘。
男は野崎の足跡を完全に消したため、すぐに追われることはないと返すが、野崎は別班についた「ブルーウォーカー」により、別班員が運ばれた空港も突き止められていることを伝える。
「別班員が運ばれた空港もすでに突き止めたって事か?」(男)
「ああ」(野崎)
男は慌てて誰かに電話をかけた。
第14話(第2シーズン第4話)あらすじ/ネタバレ
ーー乃木(堺雅人)と長野(小日向文世)
乃木は野崎に対し一度だけ感じたことがあった。
新庄の逃亡経路を調査していた時、野崎が「直前でフライトの時間が変更した便はあるか?」と言った時である。
乃木は、自分なら寸分の狂いのない計画を立てて、寸分の狂いなく遂行する、そうしなければ特別監獄からの脱出は不可能、変更などあり得ない。あの時違和感を信じていれば野崎の誘導に気づけたと悔やむ。
バルカで知り合って以来、兄のように慕い信頼していた野崎に裏切られたことに苦悩する乃木に、長野は諜報の世界では誰も信じてはならないと諭す。
一方で、愛する人の存在は心のよりどころになるとしつつも、感傷に浸っている暇はないと釘をさす。
「今最優先すべきことは?」(長野)
「別班員の救出です」(乃木)
「我々はどんな拷問にも耐えるよう訓練を受けている、だが唯一の懸念は親族の命を天秤にかけられた時だ」(長野)
イスラエルでは男は野崎に予定を繰り上げて翌日移動する、行き先は「世界一安全な場所」とだけ伝えた
新庄、野崎の裏切りを知る
ーー別班に捕らえられた新庄に事情を説明するアリ
ブルーウォーカーと別班のスーパーコンピューターによる調査で、野崎が別班員の情報を何者かに渡して逃亡し、東条と共に新庄の犯行に見せかける工作をしていたこと。乃木も野崎の策略を見抜けなかったことを悔やんでいると伝えられる。
そこへ乃木がチョッキ―を連れて現れ、新庄に謝罪する。
国家機密保持契約への署名と賠償金の支払いを提示する、チョッキ―は金で済ませようとする態度に憤るが、新庄がチョッキ―を説得する。
「受け取るしかない。理解しただろこいつらの怖さを」(新庄)
「2人で話をしても?」(乃木)
「チョッキ―、2人にしてくれ」(新庄)
「ねえ新ちゃん、日本に送還されたらもう…」(チョッキ―)
「世話になった」(新庄)
「新ちゃん、一緒にバルカに行くって約束は?諦めるの?新ちゃん!!」とチョッキ―は叫ぶが、別室へ連れ出された。
野崎の裏切りを知った新庄は、野崎は全てに完璧な人物だったから気づけなかったと振り返る。
「あなたも相当なお人だ、あの野崎のもとでモニターであることを隠し通すことができたんですから」(乃木)
「無期懲役か」(新庄)
「おそらく、ただ父はあなたに感謝しているはずです」
新庄は、野崎がベキを殺したことへの怒りをあらわにし「ふざけるな!殺しておいて!」とつかみかかるが、乃木は、ベキの持っていた銃には弾が入っておらず、父は自分に殺されることを望んでいたと説明する。
「ベキのお役に立てたのか?」という新庄に乃木はなぜそこまで命を懸けて父を助けようとしたのか問いかける。
「一度、バルカでお会いした時…温かかった、とにかく温かかった。大きく俺を包んでくれる感じだった。理屈じゃない、ああこの人のためならと思った」(新庄)
「そうでしたか」(乃木)
タイと日本は友好国であり、新庄は日本大使館勤務の公安捜査官と現地警察を通じて即日、日本へ移送される。乃木は新庄に「あなたはもう…光のもとで生きられません」と伝えた。
野崎の逃亡
ーー新庄を監禁していた倉庫に公安捜査官と現地警察が到着、新庄はひとり拘束された状態で倉庫内にいた。そこへ脇坂が現れ、新庄の後頭部についたピンク色の物体を取りながら声をかける。

「久しぶりだなぁ新庄、お前ちょっと太ったんじゃねえのか?何だよ、こんなところにガムなんか付けて。イケメンが台無しだな、俺のこと覚えてるか?」(脇坂)
「脇坂昭夫、36歳、公安部外事2課、現在バンコクの大使館で警備対策官として勤務」(新庄)
「さすがだなぁ、お前を日本まで護送する」(脇坂)
ーー倉庫の様子を別室で見守る長野と乃木
チョッキ―も連行されるのかと尋ねる乃木に、長野は1日だけ拘留した後に釈放する手はずになっていると答え、乃木にすぐに日本へ戻るよう指示する。
野崎については、拉致された別班員たちと同じく貨物機で移動した可能性が高く、司令の櫻井(キムラ緑子)はイスラエル、パキスタン、ミャンマー、オーストラリアのいずれかに逃亡したと見て、各国諜報機関に調査を要請。
太田(花岡すみれ)も各国の監視カメラにハッキングし、野崎の顔認証による検知を進めていた。
長野は今回の件を、野崎と東条の2人だけの仕業と決めつけるべきではなく、東条は野崎の使い走りにすぎない可能性が高いと推察。これに乃木も同意し、長野はまず東条から糸口を探るよう命じる
「バンコクの後始末と、丸菱の方はこちらでうまくやっておく、あとドラム君のケアもな」(長野)
新庄の最後
ーーバンコク警察により車で港へ移送される新庄
車中、脇坂は、輝かしいキャリアを捨ててまでベキを脱獄させる価値があったのかと新庄に聞くが、新庄は何も答えない。脇坂の指示で警察官が新庄の顔を上げさせた瞬間、新庄は肘打ちで警察官を倒し、もう一人も蹴り飛ばした。
脇坂が「何やってんだお前!」と拳銃を構えると、運転手はこの異変を察知し、護衛のパトカーへ緊急連絡を入れた。
「逃亡を阻止する、即時停止し鍵を持って車から離れろ」という指示で、運転手は車を停止し退避。
新庄と脇坂が乗る車両は取り囲まれた。
「なあ、お願いだ俺を殺してくれ」(新庄)
「何言ってんだお前」(脇坂)
「お前ならわかるだろ?」と、自分なら簡単に逃げられると手錠を外してみせる新庄。
逃亡生活は疲れるし、自分を逃せば脇坂のキャリアにも傷がつく、日本に帰って生き恥をさらしてまで生きたくないと、逃亡中に射殺された形にしてほしいと脇坂に頼むが、脇坂は「そんなに死にたかったら、てめえで死ね」とこれを拒否。
「俺はカトリックだ自殺はできない、だから殺してくれ。お前しかいないんだ、地元警察は万が一俺を殺してしまえば、日本警察に対し面目が立たない。彼らは撃てたとしても腕と足だけだ」(新庄)
だが、震えて引き金を引けない脇坂に苛立った新庄は拳銃を奪い「お前のような奴が警察官僚になったら日本の悲劇だ」と、脇坂を殴って気絶させた。

車両から出てきた新庄に、警察官は銃を置いてこちらへ蹴るよう命じるが、新庄は従わず「チョッキ―!俺の両親に伝えてくれ、今まで育ててくれてありがとうってな」と叫ぶと、一瞬笑みを浮かべ、警察官に向けて発砲した。
警察の反撃により大量の銃弾を受けた新庄はその場に倒れた。
野崎と謎の女の密会
ーーとある場所で野崎の前に女(宮下今日子)が現れる
女はノゴーン・ベキの拘束と別班員5人の確保に貢献した野崎を称え、別班の存在を証明できたことへの感謝を伝える。
野崎は、病院で保護された別班員4人が、全員心臓上5ミリ、しかも致命傷ぎりぎりの同じ場所を撃たれていた理由について、乃木がテントへの潜入作戦で仲間を撃ち、それを自分が救助したと説明する。
「その後のことはあんたが知ってる範囲で話せ、合ってるかどうか俺が判断してやるよ」(野崎)
「あなたがノゴーンベキを拘束し、帰国した数日後、ベキは脱獄した。逃がしたのは部下の新庄だと判明し、全てを新庄の仕業に仕立てることを思いついた」(女)
「うん」(野崎)
「そして拉致のゴーサインを我々に送った」(女)
「その前にひとつ、ベキが脱獄した理由が日本本土へのテロ攻撃だとしたら、まあ俺もオチオチはしてられなかった、だがベキの個人的な復讐だと判明した。それなら、ベキに復讐させてやってもいいと思ったんだ」(野崎)
「何で?」(女)
「ベキは尊敬に値する人物だからだ」
「尊敬?どういう意味?ちょっと教えなさいよ」
「それは後だ」
野崎はベキが脱獄し、別班員たちがベキの捜索に集中したため、ベキを追うふりをしながら、新庄の逃亡先をミスリードし、捜査を撹乱していた。
さらに新庄の行方がつかめなければ、別班と公安の合同捜査となるため、そこで別班の指示系統を探り、女への手土産にするつもりだったが、乃木が予想以上に早く新庄を捕らえたことで計画は失敗に終わっていた。
「で、あの焼死体はホントにベキなの?」(女)
「ああ、乃木が上原副長官を守るため、血の繋がった実の父親を射殺し、遺体に火をつけ家まで放火した」(野崎)
「大胆ねぇ、見る限りそんな感じはしないけど」(女)
「いや、乃木は俺が今まで出会った中で唯一無二。たとえその手がどれだけ血に染まろうと、やつは手段を選ばない」(野崎)
野崎の裏切りをめぐる4つの可能性
ーー新庄が運ばれた病院から、乃木は公安の佐野に電話入れる。
乃木は新庄を確保したものの、移送中に逃亡を図り現地警察に撃たれ、緊急手術を受けた末に死亡したこと、さらに野崎が行方不明であり、病院で治療中だった別班員の拉致に野崎が関与していたと伝える。
「野崎が?どういうことだ!?」(佐野)
「間違いありません」(乃木)
「どういうことだ!?」(佐野)
「いずれご説明します、ただ別班は政府非公認の存在。拉致も公にはできず野崎の関与も罪には問えないでしょう」(乃木)
「対応はこちらで判断する」(佐野)
乃木との電話を終えた佐野は、全捜査員とサイバー対策の特別捜査官の招集をかけた。
ーー公安・佐野の部長室の様子を、櫻井は別班本部で監視していた。
佐野との電話を終えた乃木は、病院内に設けられた別班本部との連絡室へ入る
そこにはいまだショックを隠せないドラムもいた。
「司令いかがでしたか?」(乃木)
「よ~くわかりました」(櫻井)
ハヤトが分析した新庄の死亡を聞いた時の佐野の反応は、想定外の反応で間違いないが、野崎について話した時の反応は、新庄の死亡を聞いた時より変化のタイミングが遅かった。
「一目瞭然、説明を聞くまでもありません。佐野は野崎が別班員を売ったことを既に知っていた、そう断定して差し支えないでしょう」(櫻井)
一方、東条はまだ警視庁におり、野崎がバンコクへ向かっていると思ったまま通常業務を続けていた。
本部との通信を切った後、Fが姿を現す
Fは、東条が逃亡していないことから本筋には関わっていないと判断するが、佐野まで野崎の裏切りを知っていたことで事態の大きさを指摘する。
この段階で考えられる可能性は、以下の4つであった。
①野崎と佐野が他国の諜報機関と通じている
②他にも協力者がいる
③公安外事4課そのものが他国の諜報機関に汚染されている
④野崎の裏切り自体が何らかの任務である
この話を聞いていたドラムが、野崎が裏切るはずがない、何かの任務のはずと乃木に迫るが、乃木は作戦であれば野崎は自分に教えてくれるはず、④の可能性が一番低いと説明した。
ベキの真の姿
ーー女と野崎
野崎はベキが尋問でテントの幹部やモニターを明かさなかった理由を「自分のために命を懸ける人間を売ることはできないから」だった説明する。
女が、それがベキを尊敬する理由なのかと尋ねると、野崎は否定し、逆に女がテントについて執拗に聞いてくる理由を問い詰める。
女はテントの情報管理に興味があると答えるが、野崎はそれだけではないと疑う。
「言っておくが、俺はテントの詳細な組織情報・人間関係、全て把握してんだぞ」(野崎)
「さすが~、私が見込んだだけのことはあるわ」(女)
「知りたいなら教えろ、俺の部下にそっちの人間を潜入させていただろ。もういいだろ、誰だったんだ?」(野崎)
「何言ってんの?天下の警視庁公安部よ、そんなことできるわけないじゃない」(女)
野崎は自分が持つテントの詳細情報を全て明かし、用済みになって消される可能性に備え、情報を「保険」として残すと伝えた。
その後、女から新しいスマホと口座を受け取った野崎は、要求していた50億円の入金を確認する。
仕事もすでに用意されていると聞いた野崎は、世界中の諜報機関から追われる身で50億円を使って遊んで暮らすのは難しいとして、仕事を続ける意思を示す。
「ところで別班の皆さんはどんな感じだ?」(野崎)
「まだ尋問は始まってないわ、拷問を受けるには体力が必要でしょ?黒須以外の4人は、治療中のとこ無理矢理箱に詰めて運んだので、着いた時には息も絶え絶え。更に黒須は拉致の時、うちの者を二人殺害したんで、仕返しとばかりに痛め過ぎちゃってね」(女)
「殺したのか?」
「半殺し、でももう大丈夫。どうにか持ち直して歩けるようになったから。そろそろ黒須もみんなと合流するんじゃないかしら」

ーー黒須が連れてこられた場所の中庭では、4人の別班員が太陽の下で磔にされていた
男は「陽の光に当たってなかったんでな、日光浴がてら勢ぞろいでお前の出迎えだ。礼を言えよお仲間に」と黒須を挑発すると、もう一人の男に「李」と合図を送り、黒須の顔や腹を何度も殴らせた。
(こいつの名前は「李」)(黒須)
無理やり起こされた黒須は、再びどこかへ連れていかれた。
女は別班員たちに「地獄」を見せるつもりだと話す。
「そう簡単にいくかな」(野崎)
「別班は吐かないとでも思ってる?」(女)
「あいつら普通じゃねえからな」(野崎)
「そうかしら、どんな屈強な諜報員も必ず音をあげるわ、賭けてもいいわよ」(女)
「やめておこう、あんたらも普通じゃねえからな」(野崎)
女からテントについて情報を求められた野崎は、ベキを尊敬する理由を明かす。
テントのテロ活動は依頼者から莫大な報酬を受け取って行われていたが、その金はすべてバルカの内乱で生まれた孤児たちのために使われ、食事や教育、生活費だけでなく、希望者には留学費用まで支援していた。
現在バルカで活躍する若者の多くが、ベキの孤児院や養護施設の出身である。
「確かに尊敬に値するわね、じゃあバルカ中にある施設、あれ全部?」(女)
「まあ7割ほどかな」(野崎)
「あ、メール来ちゃった、ちょっと外すわね」(女)
(メールなんかきちゃいない。ロック画面を触っただけだろ。お前ほどの人間が、あんな小芝居までしてこの場を離れ何を急いで伝えに行ったんだ。孤児院、孤児院か。確かにあそこで樊(ハン)は強烈に反応した。テントの孤児院に何があるっていうんだ)(野崎)
逃走する東条
――公安外事4課
佐野は、1時間前にタイで新庄の死亡が確認されたこと、逃亡を図った末に射殺されたことを部下たちに伝える。
さらに野崎も消息を絶ち、国家機密を他国へ持ち出した可能性があるとして、野崎の確保と真相解明を指示した。
(別班情報を売ったのは野崎だったのかよ、あ~あ、ヤバいヤバいヤバい、ヤバいよ、乃木に殺される、新庄みたいに殺される)(東条)
タイから帰国した乃木は、羽田空港でドラムに薫とジャミーンのそばにいてほしい、別班員を拉致した組織が自分に関する情報も把握している可能性を考え、自身の帰国についても口外しないよう依頼し、ドラムと別れた。
――別班司令室、東条の行方を捜索する櫻井と乃木
東条は公安外事4課で新庄の死亡と野崎の逃亡を知らされると、直後に自前のノートパソコンを持って警視庁から逃走。
宅配トラックに潜り込んで監視網を突破した後、赤坂氷川神社で車を乗り換えた。
その後、駅や街頭の監視カメラには姿を見せなかったが、乃木は東条が監視カメラの位置を熟知していることから、顔を伏せてNシステムを回避していると推測。
顔認識ができなかった車両を調べると、東条が逃走時に身につけていたものと一致するタイガーマスクのキーホルダーが付いたバッグを乗せた車両を発見。
車両はカーシェアの利用車で、登録された利用者は27歳の女性だったが、乃木は東条によるハッキングだと見抜く。追跡の結果、車は東名高速を経て鳥取県の米子自動車道まで移動していた。
「日本海に出て、中国、北朝鮮、ロシアへの密航をするつもりだ」(乃木)
「引き続きナンバー照合と衛星を利用して、行方を追います」(櫻井)
「私も現地付近に」(乃木)
――新幹線で岡山に向かい、岡山駅から特急やくもに乗り込む乃木
米子市付近の地図を確認していた乃木は、乃木家のある奥出雲町に目を向ける。
そこへ櫻井から野崎発見の連絡が入るが、直後に通信が途絶え、乃木は鳥取県日野郡の生山駅で下車し、通信を再開する。

野崎が顔認証でヒットした場所はエルサレム。
太田が映像を表示すると、野崎とともに樊林杏(ハン・リンシン)が映っていた。
樊林杏は中国公安部第6局長を務め、10年前、党の幹部だった父・樊星宇の失脚で公安を離れたが、現在はシンシーの責任者との噂もある人物である。
野崎がシンシーに別班の内部情報を渡したと司令部は断定。シンシーは表向きは多国籍の民間情報機関だが、中国の別班ともいえる組織である。
さらにモサドの調査で、野崎と樊が専用機でゴルバド共和国へ向かったことが判明。
中国と関係の深い同国には、拉致された別班員も捕らわれている可能性があり、現地の別班員が調査を開始していた。
「しかし皮肉なものですね、野崎の狼藉のおかげで謎に包まれていたシンシーの手掛かりがつかめるとは。乃木さんは引き続き東条確保を、野崎に佐野、他にもいるのか、まずは公安内部の状況をつかむことが最優先です」(櫻井)
ルモーテクノマテリアルの秘密
――ゴルバド共和国・ルモーの町を歩く樊と野崎
「シンシーが拠点をゴルバドに置いた理由は理解できた、だがここは”世界で最も安全”だという根拠は?」(野崎)
「ゴルバド全体でなく、ここルモー地区は特別なの」と、樊は野崎をルモーテクノマテリアルへ案内する。
ルモーテクノマテリアルの奥にある建物は、名目上の技術センターであり、極秘研究施設として他の工員が立ち入れないようになっていた。
2人は、地下3階にある樊の執務室へ向かう。
地下3階は幹部だけが立ち入りを許され、野崎の職場は地下6階であると樊は野崎に伝える
樊の執務室に到着し、樊がカーテンを開けると、そこには大勢の工作員が働く広大なフロアが広がっていた。
「ようこそ、わがシンシーへ」(樊)
密航を企てる東条に迫る乃木
――東京・羽田空港、特殊貨物保管エリア
佐野たちがタイから到着した新庄の遺体を確認するが、保存状態が悪く腐敗が進んでいた。
「ご両親も見るに堪えないだろう、火葬して遺骨でのお渡しを」(佐野)
「検視は?」(鈴木)
「死因は分かってる、タイでの検視も済んでる、いいだろう」(佐野)

――島根県・雲南市
逃亡中の東条は、北朝鮮への密航を1000万円で請け負うというメッセージを何者かから受け取っていた
そのメッセージを見て「よし」とつぶやく東条の背後に乃木が姿を現した。
【本記事の画像引用元】
作品名:ドラマ『VIVANT・第2シーズン』/ 放送・配信:TBS
備考:本記事の画像は作品の解説・紹介を目的として上記より引用し、加工を施して使用しております。


